ママもヨガインストラクターになれる!資格の種類や選び方のポイント
ママになっても身も心も美しくありたいと思う女性はすてきですね。そのような思いから趣味や習いごとでヨガを始めたり、さらにはヨガインストラクターになることを目標にするママもいます。今回はヨガインストラクターの資格の種類や選び方のポイントをご紹介します。
ヨガインストラクターについて知ろう
家庭とヨガインストラクターは両立できる?
実際にヨガインストラクターとして活躍しているママは少なくありません。ヨガスタジオの専属インストラクターになったり、フリーランスや個人で教室を開いたりするママが多いようです。またスポーツジムなどで短時間のレッスンを行うママもいます。
ヨガスタジオではスケジュールに沿ってレッスンをしますが、フリーランスや個人教室ではママの予定に合わせてスケジュールを組むことができ、家庭との両立をしやすいといえます。
美容や健康への意識が高いママにおすすめ
ヨガで行う呼吸法やポーズは、なんとなく感じる体の不快な症状を改善したり、肩こりなどの慢性的な体の不調を少しずつ緩和したりすることにつながります。ヨガでとる姿勢は体のゆがみを直すことで姿勢がよくなったり、体内の環境を整えたりするためのものです。
またリンパの流れがよくなることでデトックス効果があります。新陳代謝が活発になって汗をかき、老廃物が出ることで美肌になったり、体が引き締まったりする効果も期待できます。
このことから美容や健康への意識が高いママが、よりヨガインストラクターにむいているといえますね。
気になるヨガインストラクターの収入
まずヨガスタジオを運営している会社の正社員は毎月の安定した収入や、社会保障が充実しているので安心です。定期的なレッスンでインストラクターの経験を積むことができます。東京都の場合で年収250~300万円程度です。
アルバイトは時給1,000円程度です。勤務時間をママの生活に合わせることができるメリットがあります。
フリーはレッスンのために自ら営業をして、その度に業務委託契約を交わします。1レッスン4,000円~が相場で、インストラクターの技術や経験によって大きく変わります。
自主教室を開く際は「受講料×受講者数」から会場費などの経費を引いた金額が収入です。1レッスン1,500円~が相場です。
ママがヨガインストラクターになるには
ヨガを教えることは無資格でもできる
実際にヨガインストラクターの9割は無資格からのスタートというリサーチ結果があります。インストラクターの資格は面接などでは目安になりますが、まずは「人にヨガを伝えたい」という気持ちが大事ですね。
では無資格でインストラクターになるにはどのような方法があるのでしょうか。最も分かりやすく、早い方法はヨガスタジオに就職することです。未経験者を歓迎している案件も多いですよ。
ヨガスタジオで働きながらヨガについて無料で学ぶ時間を設けたり、場所を提供したりする会社もあります。
スクールや資格選びのポイントや注意点
しかしヨガインストラクター養成のためのスクールはたくさんあるため、選び方には注意が必要です。ママが目標とする活躍の仕方や、しっかりとヨガについて学ぶことができるのかなどを考えてスクールを選びましょう。
またスクールにはどのような講師がいるのか、スクールを卒業した後のサポート体制や活動状況などを確認することも大切です。ホームページを見たり、スクールへ問い合わせたり、可能ならばスクールを見学したりして、実際にママの目で確かめたいですね。
忙しいママは通信講座で学ぶのも一つの手
例えばキャリアカレッジジャパンが開講している「ヨガインストラクター養成講座」では必修のベーシックコースを始め、マタニティヨガやキッズヨガなど全6コースから選んで受講することができます。終了後のサポートが充実していることも魅力の一つです。
またヨガスタジオやスクールを運営しているFIRSTSHIPも「ヨガインストラクター通信養成講座」を開講しています。DVDやテキストを使った1日15分からの学習で、ヨガ哲学や機能解剖学まで広く学ぶことができます。
メジャーなヨガインストラクター資格3選
世界基準「全米ヨガアライアンス」
「全米ヨガアライアンス」はアメリカを拠点に設立され、1980年代から続いている世界最大規模のヨガ協会です。世界160カ国、4300以上のスクールが登録していて、全米ヨガアライアンスで取得した資格は海外でも通用します。日本では認定されているスクールや教室でのみ、資格を取得することができます。
「RYT200」「RYT500」「RPYT(マタニティヨガ)」「RCYT(キッズヨガ)」の4種類があり、約3カ月間、200時間をかけて学ぶRYT200が人気です。