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子どもの成長を比較するのはNG?影響を知って比べないようにしよう

子どもの成長を比較するのはNG?影響を知って比べないようにしよう

ママにとって、我が子の成長が実感できたときほど嬉しい瞬間はないかもしれません。しかし、子育てをしていれば周りのお友だちと比較して一喜一憂するのも自然な感情ではないでしょうか。そこで、子どもの成長を比較することの影響や対処法についてご紹介します。

子どもの成長度合いは悩みの種になりやすい

多くのママが子どもの成長に不安を持つ

寝返りやハイハイ、おしゃべりができるようになるなど、我が子の成長に喜びを感じているママは多いのではないでしょうか。

しかし、子どもが成長するにつれて気になってくるのが、周りにいるお友だちとの違いです。育ち方は人それぞれ違うことは承知していても、周りのお友だちと無意識に比べてしまいますよね。

同じころに生まれた赤ちゃんが寝返りやお座りができるようになったのに、我が子にその様子が見られないと心配になります。また、言葉の遅れを心配するママも多いようです。

周りのお友だちと比べて落ち着きがなかったり、体が小さかったりしても気になってしまうでしょう。ママ自身が気にしていなかったことでも、ママ友から指摘されると不安になりますよね。

子どもの成長には幅があり、みんな違う

赤ちゃんから子どもへと変わる3年間は、最も大きく成長する時期だといわれています。一般的には1歳前後で歩き始め、2歳を過ぎるころにはおしゃべりができるようになる子どもが多いようです。

しかしこれらはあくまで「標準」であって、人それぞれ成長の仕方に違いがあることを承知しておいた方がよいでしょう。子どもによって資質や性格が異なり、家庭環境なども違うからです。

歩き始める時期を見ても、子どもによって半年ぐらいの差があるのが一般的です。ママの多くが気になる言葉の発達は、さらに大きな違いがあります。

男の子に比べると女の子の方が言葉が早いといわれていますが、2歳前に上手におしゃべりができる男の子もいれば、女の子でもおしゃべりが少ない子もいますよ。

成長の遅れが気になるときは悩まず相談を

いくら子育ての知識が豊富で教育熱心なママでも、我が子の成長が遅れているのではないかと心配になるものです。成長には個人差があるとわかっていても、どうしても気になるときにはひとりで悩まず相談してみませんか。

それぞれの地域には、保健センターなど子育ての悩みを気軽に相談できるところがあります。子育ての先輩や保健師などの専門スタッフに相談することで、解決策が見えてくるかもしれませんよ。かかりつけの小児科の先生に相談するという方法もあります。

幼稚園や保育園に通っているのであれば、日頃の子どもの様子をよく知っている担任の先生に相談するのもよいでしょう。家での様子と幼稚園や保育園での様子が違う子どもも多いようです。

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成長を比較することで起こる悪影響とは

ママの気持ちを子どもは敏感に感じ取る

子育てをしていると、意識していなくても周りのお友だちと比べていることはありませんか。近所の公園で遊んでいても「我が子と同じ年頃なのに、あの子はもう歩けるんだ!」などと考えてしまいますよね。

たとえママが言葉にしなくても、子どもはママの顔色を敏感に感じ取るものです。親の助けなしでは生きていけない子どもにとって、ママの気持ちを知るのは生死に関わる重要なことだからでしょう。

大好きなママの何気ない表情や言葉が、子どもの心を傷つけてしまうこともあります。「ママは自分のことをどのように思っているのだろう?」と不安な気持ちで生活するとしたら、辛いですよね。心の底から我が子の可能性を信じる気持ちが大切ではないでしょうか。

自己肯定感を持てなくなってしまう

我が子の成長が期待以上に早ければ喜び、少し遅れていると不安やイライラが募ってしまうのが自然な感情ですよね。しかし、周りと比べられてばかりで育った子どもは「どうせぼくなんか…」という気持ちになりやすいようです。

このような自信のなさが、物事を途中で投げ出す行動へと繋がりやすくなってしまいます。ママは自分のことが好きではないと感じている子どもは、自分の将来に対してもよいイメージを持つことは難しいでしょう。

「自分は大切にされている!」と感じることで、失敗を恐れず挑戦できる子どもに育つといわれています。自己肯定感の高い子どもに育てるためにも、できる限り周りのお友だちと比べることはやめたいですね。

自信ではなく優越感が育まれてしまう

ママ友などから自分の子どもがどのように見られているのかは、どうしても気になりますよね。我が子の成長が周りのお友だちと比べて早ければ、ママ自身が周りから認められているように感じるかもしれません。

しかし、ほかの子どもとの比較で手にすることができるのは優越感であって自信ではありません。周りよりも常に優れていなければならないと感じて育った子どもは、誰かに負けたと感じたときに劣等感を抱くようになるでしょう。

我が子には、優越感ではなく自信のある子に育ってほしいですよね。周りのお友だちと比べるのではなく、自分が頑張ってできるようになったことに喜びを感じられるような体験を数多く重ねていくことで、自分を信じることができるようになるものです。

比較しないためにママが意識すること

ママ自身の考え方を変えて息抜きもしよう

我が子の成長を周りの子どもとつい比較してしまうのは当たり前です。だからこそ、ママ自身の考え方を変えて息抜きすることも大切ではないでしょうか。習い事や趣味を始めて息抜きの時間ができたことで、毎日の生活が豊かになり、我が子を周りと比較しなくなったという先輩ママもいます。

もしどうしても無理なときには、なぜ比べてしまうのかを自分に問うとよいようです。ママ自身の満足感を得るために、我が子が周りからどのように思われているのかを気にし過ぎている自分に気づけるもしれません。

また、ママが自分に自信がないと我が子も劣っていると感じてしまうようです。まずはママ自身が自分の長所を探すことで、自信を持つように努力してみてはいかがでしょうか。
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