赤ちゃんが引き戸を開けてしまう!引き戸ストッパーで対策をしよう
軽い力で開閉できてドア周囲にデッドスペースができないことから人気の引き戸ですが、赤ちゃんが引き戸を開けるようになると怪我や事故に遭う危険性があります。赤ちゃんが引き戸を開けるようになったら引き戸ストッパーを使って対策しましょう。今回は引き戸ストッパーの選び方や種類を紹介します。
引き戸の安全対策はどうすればよいの?
赤ちゃんを守るために引き戸をロック
和室のふすまやベランダに続くサッシ、浴室の出入り口の引き戸などは赤ちゃんにでも開けることが可能です。気づかないうちに赤ちゃんがベランダに出て転落したり、浴槽で溺れたりすることもあるので危険ですね。
また、トイレのドアが引き戸になっている場合は赤ちゃんが中に入って洗剤や芳香剤を誤飲するかもしれません。
引き戸にロックをつけると赤ちゃんが事故に遭うのを防ぐことができます。開け閉めに余分な手間がかかるようになりますが、できるだけロックをつけるようにしましょう。
引き戸ストッパーは設置する条件で選ぼう
設置する場所によって使用できる種類が違うので、購入するときは設置する場所の条件に合っているか確認しましょう。
例えば、レールにはめ込むタイプのものはサッシに使用できますが、ふすまのレールはサッシよりも浅いため設置できないかもしれません。
また、引き戸をロックするだけではなく、開けた引き戸が自動で締まる機能がついたものもあります。閉め忘れ防止や隙間防止になるので人の出入りが多い場所などにつけると便利ですね。
引き戸ストッパーのデメリットにも注意
取りつけが簡単で様々な場所に設置できる両面テープタイプは、はがしたときにテープのあとが残る可能性があります。はがすときに家具や壁に傷がつくこともあるので賃貸住宅では注意が必要です。
簡単にロックを外すことができる引き戸ストッパーは出入りが多い場所に向いています。しかし、赤ちゃんがロックを外せるようになるのも早いため、使用できる期間が短いかもしれません。
オートロック機能がついたタイプはロックのかけ忘れ防止になりますが、締め出しや閉じ込めなどのリスクがあります。使っているときはもちろん、使わなくなったときのことも考えて選ぶとよいでしょう。
簡単に取りつけられる両面テープタイプ3選
プチプラがうれしいマジックテープ
1.マジックテープの硬い方を戸の表側と裏側の壁に両面テープで貼る
2.柔らかい方のマジックテープの片端裏側に両面テープを張り、折り返して裏側に表面が見える状態にする
3.折り返した端を壁に貼ったマジックテープに端が少し出るようにくっつけ、残りの部分を戸の表側に回す
4.戸をぴったり閉めた状態でマジックテープをくっつけ、端が少し出る長さにカットする
マジックテープの強さは製品によって異なるほか、くっつける面積の広さによっても変わります。マジックテープの力が弱すぎると体重をかけたときなどにロックが開いてしまうので注意してくださいね。
防犯効果も期待できる補助錠
ロックのかけ方や外し方は製品によって異なりますが、簡単な操作でロックを外せるものが多いようです。赤ちゃんがロックを外さないよう手が届かない高い位置に取りつけましょう。
また、幼児期になると踏み台を使えば手が届くようになる可能性があるため、二重ロック機能がついていると安心です。
両面テープタイプの補助錠は取りつけや取り外しが簡単でしっかりロックできることが魅力ですが、インテリアの色と合わないなど、部屋の雰囲気になじみにくいものが多いのがデメリットです。
多目的タイプはほかの場所にも使える
取りつける扉に合わせて長さを調節できるものや、赤ちゃんが開けられないようダブルロック仕様になっているもの、専用保護フィルムがついて両面テープのあとが残りにくいものもあります。
また、多目的タイプはセット販売になっていることが多く1個当たりの価格が安いのが魅力です。使用できる場所が多いのでたくさんあっても困りませんね。
ベビー用品として販売されているものは生活空間になじみやすい色合いをしていたり、子ども向けの可愛いデザインになっていたりします。部屋の雰囲気をできるだけ壊したくないというママにおすすめです。