新生児の授乳のときの不安を解消!時間と回数の目安や姿勢について
新生児の体重がなかなか増えないとき
おしっこやうんちの回数を確認しよう
なかなか体重が増えなくて悩んでいる方は、おしっこやうんちを1日にどのくらいしているのか回数をチェックしましょう。たくさん母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんは、おしっこやうんちが出る回数も自然と多くなりますよ。
おしっこやうんちの回数が少ない場合は、もう少し頻繁におっぱいを吸わせてみたり、ミルクを間に与えてみたり工夫しましょう。新生児のころは、とにかくたくさん飲めるようになることを目標にするとよいでしょう。
授乳の回数や時間を増やしてみよう
赤ちゃんがすくすく健康に成長していけるように、それぞれの赤ちゃんに合った育児をしていきましょう。新生児のころは体重を増やすことが大切です。
体重が増えないときは食事の回数を増やしたり、1回の食事の時間を長くしたりして、赤ちゃんができるだけたくさんおっぱいを飲める環境を作りましょう。しっかり飲めるようになってきてから、回数や時間を決めてみてもよいですよ。
おっぱいにミルクを足すという方法も
赤ちゃんが満足してご機嫌で過ごせるように、体重が増えないときはおっぱいだけではなく、ミルクも足してみてはいかがでしょうか。最近のミルクは栄養価が高く、メーカーによって味も違います。メーカーの中には母乳に近い味がするミルクを販売しているところもあるので、ミルクを飲んだことがない赤ちゃんでも抵抗が少ないかもしれませんね。
おっぱいがたくさん出るようになればミルクを足さなくても大丈夫なので、それまでは臨機応変にミルクも足してみて赤ちゃんの体重を増やすことを考えましょう。
ママの母乳量が少ないときはどうする?
母乳は吸わせるほど出やすくなる作用が
ママのおっぱいは、赤ちゃんがたくさん吸うことで「赤ちゃんのために母乳を作らないと」と乳腺が活発に働きます。あまり出ないからといっておっぱいを吸わせないままでいると母乳を作ることをやめてしまうので、「母乳で育てたい」と思う方は、赤ちゃんに吸ってもらいましょう。
量が出ていない方も、赤ちゃんが起きたときに吸わせてみてください。最初は全然出なくても少しずつ出るようになることもありますよ。
3Lを目安に水分を多めにとってみよう
血液循環がよいとおっぱいを作りやすくなるため、おっぱいを与えているときはいつもよりたくさん水分をとるようにしましょう。お茶はカフェインが入っているものが多く、ジュースは糖質が多く含まれているので、よい母乳をつくるためにはやはり水がおすすめですよ。
水分の量は1日に3Lくらいがよいでしょう。「多すぎじゃない?」とびっくりすると思いますが、赤ちゃんが母乳を飲むとたくさん水分がママの体から出ていきます。
鉄分や根菜類をいっぱい食べよう
赤ちゃんに母乳を飲ませている時期は、鉄分豊富なレバーやほうれん草などを頻繁に食べるようにしましょう。ただでさえ出産後はホルモンバランスが乱れて貧血になるママも多いので、鉄分はよいおっぱいを作るだけでなく、貧血にも効果がありよいですよね。
また、根菜類も栄養たっぷりなので、いつもより多めに食べるようにしましょう。ごぼうや大根、人参など、根菜類には栄養価が高い野菜が豊富ですよ。