パパ育児のおすすめはお風呂!パパと子どもの楽しいバスタイム
仕事で忙しいパパにとって、お風呂タイムは子どもと過ごせる大切な時間です。それも、生まれてから10年足らずの貴重な時間で、成長してからでは一緒に入ってくれません。そこで、パパが子どもとお風呂に入るメリットやコミュニケーションの取り方、お風呂で遊べるおすすめのおもちゃなどをご紹介します。
パパと子どものお風呂はメリットがいっぱい
子どもの小さな成長にも気付くことができる
パパと子どものバスタイムは肌と肌が触れ合う時間ですから、我が子の成長を感じ取ることができます。パパにとって、子どもと2人きりになれる数少ない場所がお風呂です。
我が子とお風呂に入れば、お湯に顔がつけられるようになったことや、自分だけで髪を洗えるようになったことなど、子どもが成長していく様子に気付くはずです。特に女の子であれば、成長していけば一緒にお風呂に入ることができなくなってしまいます。
子どもとの入浴は、パパにとってぜひ身につけておきたいスキルの一つといえるでしょう。
ママが一息つける時間をプレゼント
子どもをお風呂に入れるのは、結構大変な作業になります。服を脱がせるときや体を洗うときなど、子どもはじっとしてはいません。お風呂から出た後も、体を拭いてパジャマに着替えることを簡単にはさせてくれないことがほとんどです。
パパが子どもと一緒にお風呂に入っている家庭では、そうでない家庭と比べて夫婦仲がよいという調査結果もあります。パパへの感謝の気持ちが生まれて家庭が安定すれば、子どもの情操面でもよい影響を与えることでしょう。
パパと子どもの絆が強くなる
2011年に資生堂が実施した「父と子の浴育に関する調査」結果によると、子どもと入浴しているパパの8割以上が子どもとの関係は良好であると答えています。また、パパを尊敬していると答えた子どもの割合も8割を超えています。
子どもが小さいときにパパと子どもが一緒に入浴するとお互いの絆が強くなり、子どもが成人した後も自由に話し合える関係が続くようです。
生活の中での子どもとの触れ合いが少ないパパにとって、少し無理をしてでも子どもとの入浴は大切にしたいですね。
お風呂は密なコミュニケーションのチャンス
狭い空間だからこそ会話が弾む
また、お湯に浸かるというリラックスできる環境である上に、テレビなどの注意をひいてしまうような余分なものもありません。心と体がくつろいで、お互いがきちんと向き合うことができるので、子どもにとって話しやすい環境であるといえるでしょう。
お風呂の中では、パパが仕事で外出していた間の出来ごとや、保育園や幼稚園でしたことなどをぜひ聞いてあげてください。パパの役割は、子どもの話に耳を傾け、気持ちに寄り添ってあげることです。
お風呂の中でのパパとの会話は親子の絆を強めるだけではなく、子どもの自己肯定感を高めてくれるはずです。
パパも子どもと同じ目線で楽しもう!
そのためには、パパも子どもと同じ目線で入浴を楽しむことです。お湯をすくってお互いの体にかけ合ったり、鼻歌などを口ずさんだりしながらお風呂の中で子どもと思い切り楽しみましょう。
体や髪を洗うときには、シャンプーの泡で子どもが大好きなキャラクターの格好にするのもおすすめです。手でシャボン玉を作ると、子どもも真似をしたがるかもしれません。タオルの中に空気を閉じ込めて湯船に沈め、泡をブクブクとさせることも子どもが喜ぶ遊びの一つです。
入浴後のスキンケアの時間も大切に
子どもの肌はとてもデリケートです。冬の季節だけではなく夏でも乾燥しやすいので、保湿のためのスキンケアをしっかりとしてあげましょう。
パパが子どもにスキンケアをしようとしても、動き回ってじっとしていないことはよくあることです。体に保湿クリームを塗るのを嫌がる子どももいます。
このようなときには、パパは床に腰を下ろして座ってみてください。そして子どもを膝の上に乗せ、気持ちを落ち着かせてあげましょう。「クリームを塗るよ」などと声かけしながらスキンケアをすると、子どもは安心するようです。
お風呂で遊べるおすすめのおもちゃ
赤ちゃんにはシンプルなもの
もし子どもが1歳未満の赤ちゃんであれば、お風呂で遊べるおもちゃはシンプルなものがよいでしょう。鮮やかな色のおもちゃであれば、赤ちゃんは目でも楽しむことができます。
1歳未満の子どもがお風呂の中で遊べるおもちゃといえば、ゴムでできたアヒルのお人形が定番です。湯船にプカプカ浮くので、赤ちゃんは手で追いかけたり沈めようとしたりして遊びます。
また、柔らかな素材でできたボールも人気です。ボールの中にカラフルなビーズなどが入っているものもあり、赤ちゃんがボールを振るとガラガラと音がするので楽しめます。