赤ちゃんの指が荒れる原因とは!対処法や指荒れに効果的なクリーム
赤ちゃんの手は小さくて可愛らしいですね。ところが、気づけば赤ちゃんの指が痛々しく荒れているということはありませんか?なぜ赤ちゃんの指が荒れてしまうのでしょうか?この記事では、赤ちゃんの指が荒れる原因を探るのとともに、その対処法や指荒れにおすすめのクリームをご紹介していきます。
赤ちゃんはどうして指が荒れるの?
指しゃぶりが原因であかぎれをおこす
指しゃぶりは成長過程の一つとされていて成長とともに自然としなくなるため、基本的には無理にやめさせる必要はありません。
しかし、この指しゃぶりが原因であかぎれをおこすことがあります。指は皮脂腺が少なく、皮脂と水分が失われやすい部位であるためもともと荒れやすいのですが、赤ちゃんの皮膚はデリケートなのでなおのことです。
指しゃぶりによって指が濡れた状態が続き、さらに強い力で吸いつくことで指があかぎれのようになったり、皮がめくれたりしやすくなってしまうと考えられます。
離乳食の手づかみ食べによる手荒れ
離乳食が進むと、少しずつ塩分が含まれるものを食べる機会も増えるでしょう。このように、食べ物に含まれる塩分も手荒れの原因の一つなのです。
手づかみ食べは上手に食事ができるようになるための大切なステップで、赤ちゃんが手を使って食べることを制限するのはむずかしいですね。そこで、食事の際にはおしぼりを用意して、こまめに手を拭いてあげてください。
スプーンで食べ物をすくうときに手が出てしまうなど、ちょっとした動作でも食べ物が赤ちゃんの手指についてしまうので、ママも注意しながら見守りましょう。
掃除用薬品などに触ることで荒れる場合も
特に、赤ちゃんは床に寝っ転がることやハイハイをすることが多いので影響を受けやすいと考えられます。そのため、できれば天然成分で低刺激なものを使うよう心がけたいですね。赤ちゃんの場合は床を舐めてしまうこともあるため、そういった点でも天然素材のものが安心でしょう。
また、赤ちゃんの手荒れを防ぐためにも、床を掃除したあとはしっかりと洗剤を拭き取って、洗剤が床に残っていることがないように気をつけましょう。
赤ちゃんの指が荒れるときの対処法三つ
指しゃぶりに代わるものをあげる
とはいえ、指しゃぶりを続けていると指が荒れてしまうのが悩みどころです。そこで、赤ちゃんの吸啜欲求を満たすために指しゃぶりの代わりとなるものを与えましょう。
このとき重宝するのが「おしゃぶり」や「歯がため」です。多くのメーカーからさまざまな形やサイズのおしゃぶりや歯がためが販売されているので、赤ちゃんが気に入って口にできるものを見つけてくださいね。
手や指を清潔に保つように心がける
特に、指しゃぶりをしたあと、よだれがついて濡れた状態の指はホコリやゴミがくっつきやすいです。その指をまたしゃぶってしまうと、ウイルスや細菌が赤ちゃんの体内へ侵入する心配もあります。しっかり拭き取ってサラサラな状態を保ちたいですね。
そのあとは、できればベビー用のハンドクリームなどを塗って保湿ケアもしましょう。手や指先が乾燥していることもまた、肌が荒れる原因となってしまうためです。
赤ちゃんの健康に配慮した掃除用品を使う
赤ちゃんがいる家庭の掃除には、赤ちゃんの健康に配慮した掃除用品を使いましょう。おすすめは、化学薬品を使用しない重曹やクエン酸などの天然の素材を使った「ナチュラルクリーニング」と呼ばれる掃除方法です。
重曹やクエン酸は調味料としても使われる身近な素材です。そのため、万が一赤ちゃんの口に入ってしまったとしても、化学薬品が入った洗剤に比べると安全なので安心して使えますね。