子どもの迷子防止対策を考えよう!迷子にさせない工夫と人気グッズ
外出先で子どもが迷子になったら、せっかくの楽しい思い出も台無しになってしまいます。特に小さい子どもを持つママやパパであれば、十分に注意したいものですね。そこで、どのようなときに迷子になりやすいのかを説明するとともに、迷子にならないための工夫や迷子防止グッズをご紹介します。
子どもが迷子になるシチュエーション
迷子になりやすい年齢は2~5歳が多い
子どもの迷子については、不審者情報の配信ツールとしてスタートした「マチコミ」を運営しているドリームエリア株式会社が2018年8月にアンケート調査を実施しています。この「子どもの迷子」に関する緊急アンケート調査によると、子どもが迷子になりやすい年齢は2~5歳ごろが最も多く、全体の8割にも達していたという結果でした。
2~5歳前後といえば、自分の力で歩けるようになって行動範囲が広がっていく時期と重なります。
子どもの好奇心が子どもを迷子にさせる
2~5歳児にとっては、スーパーや遊園地などの外出先は楽しいことばかりです。大好きなお菓子や楽しそうな遊具があれば、駆け寄っていってしまうのは自然なことでしょう。
子どもが迷子になったときの状況を聞いてみると、あまりにも一瞬の出来事でママは子どもから目を離したという自覚がないことが多いようです。人混みに出かけるときには、細心の注意が必要ですね。
子どもは予想外の行動をとることがある
好奇心旺盛な子どもは、周りの状況を考えずに感情のおもむくまま行動することがあります。気がついたときにはママやパパから離れてしまって、迷子になっていたということもあるでしょう。
ママやパパから子どもが見えていても、子どもには見えていないこともあるようですよ。それは、子どもの視野は大人よりも狭いことが原因です。すぐ近くにいても、ママやパパに置いていかれたと考えて突然走り出す子どももいます。
子どもにとって慣れた場所であるスーパーや公園などでも迷子になることもあるので、油断はできませんね。
迷子にならないため、なったときのために
迷子になったときの約束を決めておこう
たとえば、迷子になったときに動き回らないという約束は効果が期待できます。「迷子になったと思ったら、その場にいるんだよ。ママが探すから安心して待っていてね」などと、子どもにわかりやすい言葉で伝えましょう。
もし普段よくお出かけするような場所であれば、迷子になったときに待っている場所を決めておく方法もあります。子どもが好きなおもちゃ売り場やお菓子売り場であれば、覚えやすいでしょう。店員に助けを求めたり、大声を出したりすることを伝えてもよいかもしれません。
人混みに出かけるときは目立つ服装で
公園やハイキングなど木々が多い場所にお出かけするときには、赤色系統の服を着ていると目立ちます。海へのお出かけのときには、赤色や黄色の服がよいでしょう。周りの景色と反対色の服を着ることで、迷子になることを防いでくれます。
また、目立つ帽子や目立つ色のリュックを身につけることで、遠くからでも見つけやすくなるでしょう。
目立つ服装をしていれば、迷子になったときに探しやすいというだけではありません。迷子の放送をお願いするときにも、服装の色や特徴など周りの人に気づいてもらいやすくなりますよ。
もしものときのために写真を撮っておこう
人間の記憶というものは、実にあいまいです。その日に着ていた子どもの服の特徴を思い出せないこともありますよね。子どもが迷子になってしまったときには焦ってしまって、なおさら思い出せないことも多いようです。勘違いをすることだってあるでしょう。
だからこそ、写真に残しておけば安心ですね。写真があれば、迷子センターの係の人に確かな情報を伝えることができます。写真を使って子どもの服装をくわしく説明することで、発見が早くなるかもしれません。
備えあれば患いなし!人気迷子防止グッズ
そばから離れないための色々なハーネス
迷子防止用のハーネスとは、子どもの体の一部に結びつけるベルトのことをいいます。ママやパパが子どもを犬のように結びつけているように見えることから否定的な声もあるようですが、子どもの安全には代えられませんよね。
ハーネスには、子どもの手首にリストバンドのように取りつけるタイプや、リュックのように背負うタイプなどがあります。ぬいぐるみタイプのハーネスは子どもがぬいぐるみをおんぶしているように見えるので、人気があります。