40代主婦の一日の過ごし方とは?負担を減らして余裕を持つコツ
40代になると疲れやすく無理がきかないことも増えてきますよね。「これから子育てを続けていかないといけないのに、こんな感じで大丈夫だろうか」と不安に思うママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、40代ママが疲れる理由や負担を軽くする方法などをご紹介します。
40代になると心と体の負担が増える
毎日の家事と育児に体力の低下を感じる
たとえば、長時間抱っこできない、公園に行っても一緒に遊ぶ体力がない、休みの日に1日中相手をすると疲れるといった体の不調が目に見えて出てきます。子どものお世話だけでなく、毎日続く家事もママの負担となることでしょう。
また、風邪を引いたり、腰を痛めたりなど、一度体の不調が表れると元気に回復するまでに時間がかかることも多いです。「もっと体力のあった時代に戻って子育てしたい」と思うこともあるでしょう。
仕事をしている40代ママが多い
様々なアンケートを見てみても、40代で育児をしながら仕事をしているママの割合は約60%という結果でした。さらに、20代や30代のママと比べてみても40代ママが働いている割合が多いようです。
働きながらの子育てが大変なことは分かっているのですが「少しでも家計の足しにしたい」「専業主婦で家の中にいるばかりだとストレスが溜まる」「自分で自由に使えるお金を手に入れたい」などの理由があるのでしょう。
ただ、子育てが第一なので、勤務時間や休みに融通が利きやすいパートやアルバイトなどの働き方を選ぶママが多いようです。
一日のスケジュールに親の介護があるママも
そうなると、ママには子育てと介護の負担がのしかかり、ママ自身の体のほうが心配になるほど疲れ切ってしまうことも多いです。子育てと介護を同時におこなうダブルケアは社会問題になるほど深刻化しており、ある調査によると25万人を超えているともいわれています。そしてその平均年齢は男女とも40歳前後でした。
これからどんどんできることが増えていく子どもは見ているだけでも元気をもらえますが、どんどん弱っていく親の介護は体力だけでなく精神的にも大きな負担となります。
40代ママが疲れやすい理由を知ろう
40代は更年期の症状が現れ始める
閉経の平均年齢は大体50歳ですので、40代ママはまさに更年期の症状が現れ始める時期かもしれません。更年期の症状は、常にストレスを感じたり、頭痛がしたり、冬なのに大量の汗が出たり、不安感が消えなかったりなど、人によって様々です。
子育てをしていると、イライラしたり怒りっぽくなったりすることもありますが、更年期が関係しているのかもしれませんね。症状がひどい場合は婦人科で診てもらったほうがよい場合もあります。
子どもの動きが活発になってくる時期
子どもが歩き始めたころは、公園にお出かけしても転んでケガをしないように見守るだけでよかったのが、成長するにつれて動きが活発になってくるため、ついて行くのが大変です。子どもと一緒に遊ばずに、公園のベンチで座っているママを見かけるのは体力的なことが理由なのかもしれませんね。
また、子どもの体力も増して、何時間でも遊びたがるとママは休憩する時間がなくなっていきますよね。子どもの運動量アップに反して、ママの体力は低下していき疲れも取れにくいです。
40代はストレスを感じやすい年代
ストレスを感じているかどうかについてのあるアンケートによると、40代女性の場合、あまり感じていないという方が10%もいないという結果でした。ほかにも、育児に関してのストレスを調査したところ、40代女性の約70%以上がストレスを感じたことがあると答えたそうです。
この結果を見ると、子育てしている、していないに関係なく、何かしらのストレスを抱えている40代女性は多いのでしょう。先ほどお伝えしたように、更年期の症状で感情をうまくコントロールすることができないママもいますので、よりストレスを感じやすい年代といえます。
負担を軽くして心に余裕を持とう
家族や周りの協力が必要
わがままを言うときもあれば、しつこく泣き続けたり、体調が悪くて元気がなくなったりなど、日によって色々あるのでママはそれに合わせて対応する必要があります。そんな子どものお世話をしながら家事もして、自分自身の体調管理にも気をつけなけらばならないとなると、ママひとりでは限界があるでしょう。
ママの元気がなくなっては子どもにも負担をかけることになるので、無理せず頼れることはパパや両親などにも協力してもらってくださいね。1時間でも子どものお世話をしてもらったり、洗濯をしてもらったりするだけでも気持ちが楽になりますよ。