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子育て世代のための相談窓口!地域の包括支援センターを利用しよう

子育て世代のための相談窓口!地域の包括支援センターを利用しよう

子育てで悩むことがあっても「どこに相談すればよいのだろう」と相談する場所が分からず、ひとりで悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか。ここでは、妊娠中や子育て中のママの味方、子育て包括支援センターとはどのような場所なのかをご紹介します。

子育て世代包括支援センターとは?

子育てに関する支援のマネジメントを行う

昔は子どもが生まれるとパパやママだけでなく祖父母や兄妹、近所の人など、さまざまな人と一緒に協力して子どもを育てていました。しかし、現代は核家族化が進み、子どもを出産してもパパやママだけで子どものお世話をしている家庭が増えていますよね。

また、最近では共働き家庭も増えてきているので夫婦どちらも仕事に忙しく、子育てや家事、仕事の両立に悩みを抱えている方はたくさんいます。子育てをするだけでも大変なのに、家事や仕事も同じようにこなすことはママの負担がかなり大きくなってしまいます。

子育て包括支援センターでは、子育てや家事、仕事の両立に限界を感じている方や、子育てで悩んでいる方など、子育てに関するさまざまな支援を地域のママたちに提供している場所です。

子育て全般のことを一つの窓口で相談できる

子育て包括支援センターと聞くと「子どもが生まれてから支援を受けるもの」というイメージを持っている方も多いでしょう。子育て包括支援センターは、子どもの発育や、離乳食、子どもの体調のことなど、子育てで気になることを一つの窓口で相談できます。

小さな子どもがいると、いろいろな場所に相談に行くのはママの負担が大きいので、一つの窓口でさまざまな相談を聞いてもらえるのは嬉しいですよね。先輩ママは、初めての子育てで分からないことが多く不安を感じていたそうです。実家も遠く相談できる人もいなくて、悩みをひとりで抱えて産後うつなどの病気になっていたかもしれないと話してくれました。

ささいなことでもよいので、子育てで不安を感じていることは窓口で相談することが大切ですよ。

プレママや就学前の子どもとママパパが対象

先ほど、子育て包括支援センターは、子育てに関するすべてのことを相談できる場所だとご紹介しましたよね。子育て包括支援センターは子どもが生まれてから就学するまで利用できるだけでなく、妊娠中の方の悩みを相談することもできますよ。

妊娠中は体や心に変化を感じることがあり「最近落ち込みやすい」「体が思うように動かなくて、産休まで仕事を続けるのが辛い」など、妊娠中の体調不良や出産に対する不安を抱えている方も多いです。「妊娠中の不安をパパにも相談できない」というプレママさんも多く、子育て包括支援センターのスタッフにさまざまな悩みを相談し、出産を前向きに考えられるようになったママもいます。

妊娠中から就学前まで、長い期間利用することができてよいですよね。

子育て世代包括支援センターのメリット

各市町村が設置していて身近で安心

子育て包括支援センターは妊娠中だけでなく、子どもを出産し就学するまでの長い期間利用できます。「実家が遠く、周りに頼れる人がいない」「誰も頼れる人がいなくて不安」と孤独を感じているパパやママの強い味方ですよね。

子育て包括支援センターは各市町村が設置しているため、それぞれの市や町村が現在抱えている問題に対応しています。たとえば、共働き家庭が多い地域では子どもを預けられる場所の確保(保育園を増やす、一時預かりができる場所を作るなど)に取り組んでいたり、妊娠しても仕事を続けるにはどうすればよいのかを一緒に考えたりなど、地域の特性に合わせて支援が考えられています。

小さなことでも気になることがあれば、子育て包括支援センターで相談してみましょう。

ママに合った支援プランの策定をしてくれる

子育て包括支援センターを利用するメリットはたくさんありますが、ママの抱えている悩みは人それぞれなので「こんなこと相談してもよいの?」と子育て包括支援センターを利用することを迷っている方もいるでしょう。子育て包括支援センターではママの悩みに合った支援プランを一緒に考えてくれるので、安心して利用することができますよ。

ママに合った支援プランを考えることは、長く子育て包括支援センターを利用してもらうにあたって重要なことです。せっかく勇気を持って相談にきたのにママが望んでいた支援が受けられないと、相談することを諦めてしまいますよね。

子育て包括支援センターは相談にきたママと継続して関わりを持つことで、子どもへの虐待などの問題を減らせるように努力しています。

医療機関などへの連絡や調整をしてくれる

子育て包括支援センターは相談を受けるほか、病院や保育園、保健所など、さまざまな場所への連絡や調整を手助けしてくれます。核家族化が進み「周りに頼れる人がおらず、どうすればよいか分からない」というママが増えてきているので、ママに代わって必要な連絡、スケジュールの調整をしてくれるなど、孤独を感じているママにはありがたい支援といえるでしょう。

誰にも頼れずにひとりで頑張っていると、育児や家事の忙しさからさまざまなことを放置してしまうことがあります。(たとえば、子どもの予防接種や健診など)子どもの健康のためにも予防接種や健診などは重要なので「自分ではどうすればよいか分からない」と悩んでいる方は、恥ずかしがらずに子育て包括支援センターに相談することが大切ですよ。

実際に相談するにはどうすればよいか?

各市町村の保健所や役所に聞いてみる

実際に子育て包括支援センターで相談したいと思っても、どこにあるのか知らない方が多いですよね。現在は子育て包括支援センターがある地域とない地域があるので、住んでいる市町村の保健所や役所で聞いてみましょう。

保健所や役所で聞くと、子育て包括支援センターがどこにあるのかや利用方法などを聞くことができます。役所に直接行けない場合は、電話で聞いてもよいですよ。

友人の話では、2人目を出産後、産後うつのような症状が起こり毎日育児をするのが辛かったそうです。頼れる人も近くにおらずパパも出張で家を空けていたため、「このままでは育児放棄してしまうかもしれない」と怖くなって子育て保健所に電話し、子育て包括支援センターを教えてもらい支援を受けたそうですよ。
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