女の子の反抗期に親ができることは?反抗期を理解し接し方を知ろう
「最近、うちの子反抗期かしら?」と子どもへの接し方に悩んでいるママがいるかもしれません。反抗期というと、思春期に訪れるものと思いがちですが、成長過程で反抗期は複数回あります。そこで今回は、反抗期についての理解と、女の子の反抗期の特徴、ママの接し方などについてお話しします。
成長過程で訪れる「反抗期」を理解しよう
どうして反抗期が訪れるのか
しかし反抗期は、子どもの自我が成長し、自分の意思を持って行動し始めた証なのです。今まではママやパパの言うことに従って行動していた子どもも、ある一定の年齢になると自分なりの考えや意識を持って行動するようになってきます。
それが必ずしもママやパパの意向と一致するとは限らないので、ときには親に対して反抗的な態度をとってしまうこともあるでしょう。
反抗期は子どもの成長過程に欠かせない大切な期間でもあるので、「もうこんなこと言うようになったのね」と、ママは大きな心で子どもの成長を喜べるとよいですね。
子どもの成長過程で起こる反抗期は3回
最初の反抗期であるイヤイヤ期に入ると、ママが選ぶ服を「これ嫌」と着たがらなかったり、食事のときにも特定の食材を嫌がったりするなど、ママが頭を抱え込んでしまうこともあるでしょう。
2回目の反抗期では、子どももだいぶ口が達者になっているため、ママと大きな口喧嘩をしてしまうこともあるかもしれません。
3回目の反抗期では、親との接触を避けることがあるので、コミュニケーション不足に陥りがちです。
反抗期は誰にでも訪れるのか
反抗期が訪れない子どもの場合、親の指示に従って生活している方が楽だと感じ、自立心が育っていない恐れがあるので要注意です。子どもの自立のためには、反抗期があった方が安心ですよ。
反抗の程度には個人差があるので、できればあまり揉めずに済むとママとしてはありがたいですよね。
先輩ママの中には、子どもの反抗期に気が付かずにいた人もいるようです。のちのち子どもに聞いてみると「あの時期は自分はイライラして、つまらなく感じていたんだよ」と言われ、「あれが反抗期だったのか」と知るケースもあるようですね。
赤ちゃんから少女へ!女の子の反抗期の特徴
女の子は口が達者で口答えが増える
同年齢の男の子よりも女の子の方が言語能力が高い傾向があるので、まるで大人のような口調でママに反抗してくることもあります。相手はまだ小さな子どもだと分かっていても、まるで物事を知ったような大人びた口調に、つい腹を立ててしまうこともあるでしょう。
また、ママが子どもになにかお手伝いをお願いしても、いろいろと屁理屈を並べてしてくれないということもあります。あまり口うるさく注意すると、すねて返事をしなくなるケースもあるので、ママはわが子との接し方に悩むことも珍しくありません。
自己主張が通るまで反抗を続ける
ママ友の子どもは、ママ友がスーパーでお会計に並んでいるときに限って、近くの棚に置いてあるおもちゃ付きのお菓子をほしがってぐずるから困ると嘆いていました。
子どもが「これ買って!」と自己主張してくるものの、ママ友は「おもちゃ付きのお菓子は昨日買ったでしょ?今日はだめ」と一度は拒否するのですが、2回に1回は折れて買ってしまうとのことです。
このように外出先で反抗されると、ママもどう叱ったらよいのか考えてしまいますね。
大好きから大嫌いへ!暴言を吐くようになる
子どもがどんな暴言を吐いても、できるだけ気持ちを穏やかに聞き流すようにしましょう。実際、子ども自身、言葉の意味もよく理解せずに使っていることがほとんどです。
今まではママのことを「大好き」と言っていたのに、急に反抗的な態度をとるようになり「大嫌い!」と言われるとママもショックかもしれませんが、本気で怒らないように心がけたいですね。間違っても子どもに暴言で返さないようにしましょう。
ママは反抗期の子どもにどう接したらよい?
子どもの言葉を受け入れてあげる
子どもが話しかけてきたら、根気強くその話を聞いてあげるように心がけましょう。子どもが怒って発言している言葉もしっかりと受け入れ、ちゃんとした返事をするようにしたいですね。
子どもが怒っているときや嫌がっているときは、「どうして?」ときちんと理由を聞いてあげることも必要です。子ども自身、理由がよくわからない場合には「じゃ、こうしたらどうかな?」というようにママから提案すると、子どもも納得しやすいかもしれません。