赤ちゃんが転がる寝相はなぜ?その理由や対応と寝相エピソード
頭と足の向きが反対に
きれいに正反対になってスヤスヤと眠っているのを見ると、「どれだけ動いたら、こんなにきれいに正反対になるの?」と微笑ましくも感じてしまいますよね。珍しく感じる寝相ですが、寝相がダイナミックな赤ちゃんほど頻繁に目撃できたりします。
畳や床に直接、布団やマットレスを敷いて寝ているご家庭では、朝起きると横に寝ていたはずの赤ちゃんがいなくなっていて、探してみると家族の足元でスヤスヤと寝ていた、部屋の端まで移動していた、というケースもよくあります。ビックリすると同時に「どうやって移動していったの?」と気になってしまいますね。
体温調整をするためのバンザイ
バンザイの寝相は、体温調整をするために両手を上にあげているとされています。体温調節がうまくできないうえに、新陳代謝が活発な赤ちゃんは、体内の熱を手のひらから発散して体温調節をしているのです。
確かに、手のひらは汗をかきやすい部位でもあり、外気温を感知しやすい部位でもありますよね。
バンザイの寝相の理由には放熱のほかにも「体に負担のかからない姿勢として」「内臓の働きを妨げないため」など複数の理由も含まれているようです。赤ちゃん特有の可愛らしい寝相にもちゃんと理由があるなんて驚きですよね。
まとめ
寝相には個人差がありますが、ダイナミックに動いている様子は微笑ましくもありますよね。ただ、壁やベッドの柵などに体をぶつけてしまう可能性がある場合には、ベビーベッドにベッドガードをつけたり赤ちゃんの寝る位置を変更したりといった対処をすると安心です。
兄弟やパパとシンクロした寝相を発見したら、記念に写真を撮って思い出に残しておくのもよいですね。