切り絵を趣味にして子どもと楽しもう!準備やキットの紹介、活用法
切り絵は、道具や材料が少なくてすむので、子育て中のママの趣味としてはピッタリですね。慣れてきたら、親子の共同作品作りなども楽しそうです。切り絵をしていると子どもにもよいことが…。切り絵を趣味にして、子どもと楽しむための準備やキットの紹介、活用法などについて紹介していきます。
切り絵を趣味にする前に知っておきたいこと
子どもと楽しめる!芸術的な趣味
子どもにとっても、色々なよい影響が期待できます。一枚の紙が作品として完成する驚きと喜びが、子どもの想像力を豊かにし、感性を育てます。道具を使うことで、指先のスキルが鍛えられ、「目で見ながら線に沿って切り取る」という作業は、脳と運動能力との連携を高めます。
難しい理屈を並べるまでもなく、親子で芸術的な趣味が持てるというのが、最大のメリットです。楽しい触れ合いの時間をすごせます。
切り絵に必要な道具と素材
必ず必要になるのが、ハサミです。子どもはすぐに上手になりますので、切り絵をしながらハサミの使い方を覚えさせていくとよいかもしれませんね。子ども用のハサミを選ぶときには、子どもの手の大きさに合っているもので、軽くて切れ味のよいもの、刃先が丸くなっているものなどを選んであげましょう。
主に大人が使うことになるかと思いますが、細かい部分を切るためにはカッターが便利です。定規やマットとセットで準備しましょう。また、二つ折りの切り絵をするときには、ホッチキスなどもあると便利ですよ。
切り絵の素材は、下絵になる図案を準備します。大きく描かれているもので、輪郭線のはっきりしたものが作業しやすいですよ。
切り絵の図案の選び方と作り方を知ろう
図案の選び方には、三つの方法があります。
1.自分で描く
2.紙媒体の絵を用意する
3.ネットで検索
です。
1.2.の方法は、初心者にはちょっとハードルが高いかもしれませんね。慣れてきたらできないことはないかもしれませんが、初めての切り絵では、3のネットで検索する方法が簡単です。1.2.の方法は、もっと高度なものにチャレンジしたくなってきたときにやってみましょう。
「切り絵 図案」と検索すると、たくさんの切り絵の図案がヒットします。中には、印刷してそのまま使えるものもありますよ。
切り絵に挑戦しよう!始め方はいろいろ
子どもと一緒に切り絵を始めるコツ
1.簡単な図案から始める
輪郭線が複雑な図案は、子どもがハサミで切りにくい場合もあるかもしれません。初めて切り絵を作るときには、子どもでも簡単に切れそうな図案を選ぶとよさそうですね。
2.切りやすい紙を使う
切り絵に使う紙は、子どもが扱いやすい紙を選ぶようにしておきましょう。どのような紙だと切りやすいのか、事前にママが試しておくとよいかもしれませんね。
3.作業を分担して
すべてを子どもにやらせるのがよいように感じますが、初めての子どもには、失敗体験よりも、うまくいった体験をさせてあげたいものです。難しいところは大人がやってあげて、子どもに自信を持たせましょう。
本格アート「切り絵スターターキット」
「切り絵スターターキット」は、初心者でも気軽にチャレンジできる切り絵作成キットです。切り絵作家の作品を簡単に作成でき、楽しく作れるうえに、できあがりが本格的なアート作品です。
また、切り絵スターターキットを使うと、切り絵に必要な道具が一度にそろいます。どんな道具がよいのか、あれこれ迷う必要がありません。今後、これらの道具をそのまま使い続けることができますね。
そして、これらのキットには、作り方の説明書がついていることが多いです。初心者には心強いサポートがいっぱいですよ。
趣味工房シリーズ「はじめての切り絵」
「あなたもアーティスト」は、2010/3/31~2012/3/28までNHK Eテレで放送されました。音楽、絵画、書、工芸などの「レッスン系・ものづくり系」がテーマの番組です。その番組内で取り上げられました、切り絵についての内容をまとめたテキストブックになります。
初心者から上級者までを対象にしており、「第1回 紙とナイフに慣れよう」から始まって、下絵の基本、色づけのテクニック、立体作品、ハガキやうちわの切り絵、 自由作品へと発展してゆきます。切り絵を本格的に勉強してみたい人向けです。
趣味工房シリーズ あなたもアーティスト 誰でもできる はじめての切り絵 | NHK出版
音楽、絵画、書、工芸などの芸術性豊かな「レッスン系・ものづくり系」がテーマのめり込むこと間違いなし!紙とカッターさえあれば、気軽に始められる切り絵。絵では物足りなく見える題材でも、切り絵にすればグッと魅力的になります。まずは1作品作ってみましょう!