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チャイルドシートは無料レンタルできる?交通安全協会や自治体の制度

チャイルドシートは無料レンタルできる?交通安全協会や自治体の制度

車にあまり乗らない家族はチャイルドシートを買うか迷いますよね。帰省のときに乗るだけなのに、数万円もするチャイルドシートを買うべきなのかどうか。そんな家族に嬉しい情報、チャイルドシートの無料レンタルがあるのです!ここでは交通安全協会や自治体のチャイルドシートレンタルをご紹介します。

チャイルドシートを無料レンタルするには?

交通安全協会に加入すると無料で借りられる

「交通安全協会」という名称を聞いたことがあっても、どんな協会なのかわからない人もいるでしょう。道路交通の安全を目的とする非営利団体で、よく聞くのは芸能人が一日署長を務めてニュースになる全国交通安全運動のときや、免許証の更新のときではないでしょうか。

この交通安全協会がチャイルドシートのレンタルもしているのです!無料もしくは安くレンタルできるのですよ。

レンタルするにはまず協会に加入します。以前は免許証更新時に会員になっていた人が多いのですが、今は加入している人は少ないです。年間500円くらいの会費で、免許更新が5年後なら合計2,500円を支払います。安くはありませんが、これで5年間必要なときにレンタルできると思えばお得ですよね。

住んでいる地域の交通安全協会をチェック

交通安全協会は、警察署の中やその近くにあることが多いです。ネットで検索して見つけることもできますし、警察署に電話すると協会の連絡先を教えてくれますよ。

交通安全協会は各地にありますがレンタルをしていない協会もあります。東京、大阪、愛知など大都市の交通安全協会では、残念ながらレンタルしていないようです。でも埼玉や滋賀、広島などではレンタルをしています。まずは自分の住む町はどうなのか、協会に電話で聞いてみましょう。

チャイルドシートの保有数や貸出期間、貸出条件も協会によってそれぞれです。盆や正月などは希望者が多いようなので前もって予約したいですね。返却時には利用者がクリーニングをしてから返却するというシステムのところも多いようですよ。

実際に借りてみた先輩ママたちの声

レンタルした利用者からも「よかった」という声が寄せられています。

「孫が遊びに来るからレンタルしたい」というおじいちゃん、「チャイルドシートを買おうかどうか迷っていて、取り合えずレンタルしてみたい」というママなど利用する理由はさまざまです。

無料レンタルだから古くて汚れたシートなのだろうと思っていたのに、とても状態のよい、しっかりした品質のシートを借してもらえて驚いたというママもいます。協会の職員の対応が親切で、シートのつけ方が分からなかったけれど、職員が一緒に取り付けて教えてくれて助かったという声もあります。

免許証と、会員は会員証を持参すればレンタルできます。会員でなくてもレンタルしたければその場で会員になることもできますよ。

ほかの無料レンタル方法や補助金制度の情報

自治体の中には無料貸し出しがあるところも

自治体もチャイルドシートの無料レンタルをしているところがあります。例えば、神奈川県の小田原市や富山県の高岡市では、市役所の地域安全課が窓口になりチャイルドシートを貸してくれます。

その市区町村に住む住民であることがレンタルできる条件になっていますし、貸出期間やレンタルできる条件はそれぞれの自治体でちがいますよ。

交通安全協会と同じく、すべての自治体がレンタルしているわけではないので、先に自分の住む地域の自治体はどうなのか確認しましょうね。以前はレンタルをしていたけど、チャイルドシートの必要性が広く認識されたのでレンタルを終了したという自治体もあります。最新の情報をえるには、直接役所に電話するのがよいでしょう。

購入するときに補助金が出る制度もある

レンタルはしていなくても、チャイルドシートを買いたい家族に補助金を出してくれる自治体もあります。例えば、栃木県の大田原市ではチャイルドシートの購入金額の1/2の金額を、上限10,000円まで補助してくれます。新潟県加茂市では、チャイルドシート購入額の20%を、上限10,000円で補助しています。

これも補助している自治体とそうでない自治体があるので、役所に電話して聞いてみましょう。自治体によっては子どもが2人以上の場合や、1歳未満の子のみの場合など条件がついていることもありますので、自分が補助金を受ける対象なのか確認も必要です。チャイルドシートを買ったことと購入年月日が分かる領収書も捨てずにとっておきましょうね。

自治体のリサイクル支援もチェック

使わなくなったチャイルドシートをリサイクルしようという自治体の取り組みもあります。自治体が中心になって、家で使わずに眠っているチャイルドシートを募集し、有料もしくは無料で引き取り、必要としている人に有料もしくは無料で譲渡します。

例えば、長野県伊那市では、子育て支援課がチャイルドシートのリサイクル支援を行っています。茨城県下妻市では、消防交通課が窓口となり、チャイルドシートを提供してくれた人には奨励金として3,000円を交付しています。

埼玉県の新座市では、チャイルドシートに限らず、ベビー用品一般をリサイクルできるように市が斡旋していて、窓口で登録するとリサイクルに参加できるようになります。

レンタルする前に確認しておきたいポイント

車種とチャイルドシートが適合しているか

チャイルドシートによって取り付け可能、または不可能な車種があります。自分たちが乗る車に、レンタルするチャイルドシートが取り付け可能なのかどうかをチェックしましょう。

車種に合わないチャイルドシートを取り付けようとしても、しっかり取り付けることができず、ぐらぐら動いてしまいます。急ブレーキをかけるとシートごと子どもが落ちてしまう可能性もあります。とても危険ですので必ず適合しているチャイルドシートをレンタルしましょう。

各チャイルドシートメーカーが作成している車種適合表があります。レンタルするとき職員に確認するか、メーカーサイトでも見ることができるので、それを利用してしっかり確認してから取り付けてくださいね。
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