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子どもが上手に意思表示できない。言いたいことが言える子になるには

子どもが上手に意思表示できない。言いたいことが言える子になるには

「やりとり遊び」で楽しみながら身につける

やりとり遊びとは、人とコミュニケーションを取りながら、物や言葉のやり取りをする遊びです。「ちょうだい」「どうぞ」と言って物をやりとりする遊びや、おままごと、いないいないばあ、にらめっこ、手あそび、しりとりなどが挙げられます。

ママも子どもだったころに繰り返し遊びましたよね。

やりとり遊びを始めると、飽きずに何度も何度もやりたがる子どもが多いと思います。やりとり遊びをすることによって、人とコミュニケーションを取ることの楽しさを感じているのです。

やりとり遊びは、動きながら会話や歌を楽しみます。自然と言葉を使うので、語彙力を高めることができますよ。子どもとやりとり遊びをするときは、しっかり目を見て楽しんでくださいね。

【番外編】欧米流子どもの意思表示の鍛え方

欧米には日本の義務教育にはない「Show and Tell」というプレゼンの授業があります。年少クラスで行っている園もあるので、小さな子でもやることが可能です。

まず、テーマが伝えられ、テーマに沿ったおもちゃや絵本などを家で探して持って行きます。みんなの前で、それを選んだ理由や入手方法、気に入っている部分などを紹介し、先生や友だちからの質問に答えるというものです。初めはうまく説明できないので、先生がフォローしているようですよ。

家でやってみるなら、買って欲しいものや遊びに行きたい場所を家族にプレゼンするのはいかがでしょう。自分の希望を叶えるためなら本気でできますし、プレゼンに必要な材料は心の中にあるので、意思表示をするのにぴったりですよね。

まとめ

きちんと意思表示ができる子どもを育てる方法を紹介しました。

子どもが意思表示を始めるのはイヤイヤ期です。ママにとって大変な時期ですが、大切なことですので、イヤイヤ期の子どもと上手につき合ってくださいね。

また、意思表示をするには、まずは自分がどうしたいのかを知ることが必要です。なんでもママが決めてしまわず、自分で選択する機会を作りましょう。子どもが相手に言葉できちんと伝えられるよう、たくさんの表現を覚えられるとよいですね。

ママは普段から子どもの言葉に耳を傾け、一緒に会話を楽しみましょう。
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