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【第1回】いろんなサカナと出会いたい!親子でサカナを楽しむポイント

【第1回】いろんなサカナと出会いたい!親子でサカナを楽しむポイント

姿や表情にどこか愛嬌のあるサカナ

●ハリセンボン

目が大きく、愛らしい表情が可愛いサカナ。ただし見た目は可愛いけど、歯が丈夫なので噛まれないように気をつけたい。小指くらいだと、無くなる可能性あり!
●ショートテールナースシャーク

東アフリカ沿岸に生息している珍しいサメ。目がテンで、つぶらなのが可愛い。生態はまだ不明なことが多い。普段、地面近くにおり、岩などの影に隠れている。
●チンアナゴ

近年知名度が高い、人気のサカナ。暖かい南の海の砂地に生息し、ゆらゆら地面から出てくる姿、顔がかわいい。人が近寄るとさっと砂の中に戻ってしまう。黄色のボーダーがあるのは仲間の「ニシキアナゴ」。

サカナをもっと楽しむための3つの方法

サカナのこんなところを見てみよう

水族館以外でもサカナと出会うチャンスはたくさんあります。そんな時、ちょっと見方を変えるだけで新しい発見や面白さを見つけることができます。

まず、サカナだけに限らず、生き物を「ざっくり見る」、「集中して見る」がおすすめとのこと。

「ざっくり見る」には、プラケースなどに入れて、上下横などいろんな方向から眺めてみることで、普段見えない部分を見ることができます。
そして「集中して見る」には、写真を撮ったり、手で筒を作ったりして、見る対象だけをしっかり見てみましょう。写真のファインダー越しだと、肉眼では見えないところが大きくなったり、よく見えるので、肉眼ではわからない、いろんな気づきが見つかるはずです。

見たサカナについて一緒に話そう

童謡や映画に出てくるサカナは、子どもには人気です。展示の中で見つけたら、「あの映画のおサカナはこれだよ」と話すきっかけになりますね!

また、竹島水族館では、スタッフの手書きの解説が人気の一つですが、そこにはこんなこだわりも。「解説の中の漢字にはわざとふりがなをつけていないものがあります。それは大人が子どもに読んであげることで、会話のきっかけになればと思っているからです。」

小さな子どもにとって大切なのは、知識よりもパパやママと水族館で過ごした楽しい思い出や楽しかった気持ちです。この楽しい体験が、サカナっておもしろいな、水族館は楽しいなという前向きな気持ちを育み、子どもの好奇心へと繋がっていきます。

水族館以外でも見つけてみよう!

一番よいのは、川や海に実際に行ってみて、生き物を探してみること。

水の底にあるちょっとしたゴミや石の下などひっくり返してみると、何か生き物が見つかります。まだ泳げない小さい子は、浅いところの石をひっくり返したり、茂みや岩陰を網を使ってガサガサしてみるだけでも、水生昆虫などの生き物を見ることができます。ただ見終わったら、ひっくり返した石は元どおりにしましょう。

一緒に見ている時のポイントは、一緒に見ているときは、なるべく親の主観を押し付けないようにしましょう。親が「気持ち悪い」「怖い」というと、子どもも自然と気持ち悪い、怖いと認識してしまいます。また危ない触り方はしないように、見ていてあげることも大切です。
また、実際に行かなくても、図鑑の写真や付属のDVDを一緒に見たり、図書館に行って、サカナに限らずいろんな生き物の本を見て、広く知ることもとても大切です。

まとめ

水族館は幼児には早いかもと思ってしまいますし、実際知識としては小学3〜4年生くらいからになるそうです。ただ「小さい頃にとっては、親子で生き物を見たり、触れ合う時間を一緒に過ごすことが大切ですね」と戸舘さんは言います。

子どもの心から生まれる気持ちや好奇心を邪魔しないよう、周りの大人が見守って、一緒にいることが水族館の過ごし方の大きなポイントになるようです。

監修

※社会情勢を鑑み、営業時間が変更する可能性があります。最新情報は施設HPをご確認ください。(2020年4月10日現在)
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