赤ちゃんのイタズラ対策をしよう!イライラしないための工夫と心構え
体を動かせるようになってきた赤ちゃんは、思った以上に活発で、いろいろなことに興味津々です。赤ちゃんのイタズラに悪気がないことは分かっていても、家事に育児にと毎日忙しいママはイライラすることがありますよね。そんなママのために、ここではイライラしたときの心構えや、赤ちゃんのイタズラ対策をご紹介いたします。
先輩ママも経験してきたイタズラあるある
なくなるまで続く「ティッシュが散乱」
ですが、ちょっと目を離したすきに、ティッシュがなくなるまで散らかされたことありませんか?赤ちゃんからしたら、取っても取ってもどんどん出てくるティッシュは、おもしろいおもちゃです。
このイタズラは、ママを困らせようとしたわけではありません。好奇心に対して脳が活動した結果です。また、ティッシュをつまむ、引き出す、離す、という動作は指を使う訓練になります。
ただし、赤ちゃんがティッシュを口に入れてしまうとのどに詰まる危険があるので、十分注意が必要です。
思わずヒヤヒヤ「ゴミ箱になんでもポイ」
赤ちゃんは箱の中に物を入れるのが大好きです。それはゴミ箱も一緒です。赤ちゃんは、ゴミとそうでないものを区別できていません。ママの腕時計、パパの眼鏡、手にした物はとりあえずゴミ箱にポイしていきます。
ママたちがゴミ箱にポイしているのを真似しているのかな…とほほえましく見えますが、間違ってそのままゴミ収集へ出してしまう、といったことになりかねませんよね。
高さに満足「テレビ台の上り下り」
つかまり立ちをしたときに、自分の理想の高さに出会うと、そこはお気に入りの場所です。
テレビ台は、赤ちゃんがつかまり立ちするにはぴったりの高さなのです。驚くことに、テレビ台が満足する高さだと、今度は上ることに挑戦し始めます。一生懸命上っている様子は、赤ちゃんの成長を感じますよね。下りることもマスターしたら、毎日上り下りのイタズラが始まります。
ですが、テレビを倒してけがをしたり、コンセントやコードをいじって感電したりしないように、しっかり見守ってくださいね。
身近な対処や手軽にできるイタズラ対策とは
空き箱でハンカチ版ティッシュ箱を作ろう
用意するものは
・ハンカチ(なるべく多め)
・ティッシュの空き箱
この二点だけです。
作り方はいたって簡単です。ハンカチの端と端を結んでつなげたら、空き箱の中にいれます。赤ちゃんが取り出しやすいように、ハンカチの端を空き箱の入り口から出しておいてください。何枚か、結ばずにそのまま入れておくと、引き出す楽しみが増えますよ。これでできあがりです。
さっそく赤ちゃんのそばに置いて、イタズラさせてみてください。これならティッシュが散らかることはなく、イライラせずに済みますね。
ゴミ箱は床に置かず壁かけやテレビの後ろに
ゴミは衛生上、赤ちゃんに触ってほしくないですよね。そこで、ゴミ箱を壁かけタイプにしたり、赤ちゃんの手の届かないテレビの後ろに設置したり、一度見直してみましょう。
市販されている壁かけタイプのゴミ箱は、半円形でインテリア性が高く、とてもおしゃれです。おしゃれなショップの紙袋などの中にゴミ袋をいれて壁にかけて使ってもよいですね。
ゴミ箱を一時的に隠すには、スペースのあるテレビの後ろが利用できます。赤ちゃんにみつかったらすぐに片してくださいね。
近寄らないで欲しい場所は人工芝で防御を
キッチンの入り口や玄関など、赤ちゃんに近寄って欲しくない場所に人工芝を敷きます。1枚ではなく、4~5枚くらいをつなげて使用すると効果があります。
カラーボックスなど扉がない棚には、人工芝を扉として設置するのもイタズラ防止になります。棚のサイズに合うつっぱり棒を取り付けて、結束バンドで人工芝を固定すると、扉のように開け閉めできます。
赤ちゃんが人工芝のちくちく感を嫌がり、イタズラする頻度がぐっと減ります。
ママがイライラしたときの心構えについて
赤ちゃんだからできなくて当たり前と考える
赤ちゃんですから、何もわかりませんし、できなくて当然です。イライラして怒ってしまう前に、赤ちゃんと少し距離を持つことも大切です。赤ちゃんが見える範囲に移動して、ひとまず深呼吸しましょう。気持ちが落ち着いてから赤ちゃんのお世話をしても、遅くはありません。
今は何もできない赤ちゃんですが、ママがたくさん語りかけたり、お世話やしつけを重ねたりすることで、少しずつできることが増えていきます。その過程をゆっくり楽しんでくださいね。