1歳4カ月の子どもの成長とは?体や言葉の発達とおすすめの遊び
子どもが1歳4カ月頃になる時期は、パパやママが子育てにも慣れてきて穏やかな日々を過ごしている方も多いですよね。しかし、保育園に通っていないとほかの子を見る機会が少ないため「うちの子の成長は順調なの?」と不安になる方もいます。ここでは、1歳4カ月の子どもの体や心の成長を一緒に確認しましょう。
目次
- 1歳4カ月の子どもの身体的な発達の目安
- 1歳4カ月の身長と体重の目安
- 体型が幼児体型に変化してくる
- つかまり立ちや一人歩きができるようになる
- 1歳4カ月の子どもの心や言葉の発達
- 言葉がうまく伝えられずイライラ
- ママやパパなどの単語を話す子も
- まねっこ遊びで子どもの語彙力を伸ばそう
- 1歳4カ月の子どもの食事量や回数
- 離乳食完了期の食事の量と授乳
- 1日3食決まった時間にご飯を食べよう
- 食べないときは1日のトータル量を見直そう
- 1歳4カ月の子どもの生活リズムとは
- 生活のリズムを整えよう
- 睡眠時間はトータルで12時間から14時間
- 夜泣きや寝ない場合は工夫してみよう
- 1歳4カ月の子どもと一緒に遊ぼう
- 公園の遊具や砂場で遊ぼう
- 色彩豊かな絵本を読み聞かせよう
- 太めのクレヨンでお絵かきにチャレンジ
- まとめ
1歳4カ月の子どもの身体的な発達の目安
1歳4カ月の身長と体重の目安
1歳4カ月頃の身長の平均は、男の子の場合は73~83cmくらい、女の子は72~82cmくらいです。この身長よりも低いと「うちの子は成長が遅いの?」と焦るママもいますが、心配する必要はありません。少しずつでも伸びていれば問題ないので、定期的に測ってみるとよいですよ。
次に体重の平均を見ていきましょう。男の子の場合は8~12kgくらい、女の子は7.5~11.5kgくらいです。食べる量が少なく平均よりも体重が軽い子もいますが、定期的に量って体重が減っていないか確認することが大切ですよ。
体型が幼児体型に変化してくる
1歳を過ぎるとひとりで歩けるようになる子も増えてきて、0歳の頃とは比べ物にならないくらい活発に動き回ります。たくさん食べている子どもでも運動量のほうが上回ると、体が引き締まってくるので身長が伸びても体重はそのままだったり、体重が減ったりする子もいますよ。
活発に動くことで、赤ちゃん体型から少しずつ幼児体型へと見た目も変化していくので、パパやママも成長を感じることでしょう。
つかまり立ちや一人歩きができるようになる
「うちの子は1歳4カ月なのに、ハイハイしかしない」と不安になるママもいるかもしれませんが、焦らなくて大丈夫です。赤ちゃんそれぞれ成長していくスピードは違うので、ほかの子と比べるのではなくちょっとした成長を見逃さずに過ごしていきましょう。
つかまり立ちや一人歩きができるようになったばかりの赤ちゃんは、立つことに慣れていないためバランスを崩して転倒することも多いです。転倒したときにケガをしないように、見守ることが大切ですよ。
1歳4カ月の子どもの心や言葉の発達
言葉がうまく伝えられずイライラ
しかし、この時期はまだハッキリと話すことは難しいので、自分の伝えたい言葉をパパやママに上手に伝えられずイライラする子どももいます。自分の意思がうまく伝わらなくて泣いたり、おもちゃを投げたりすることもあり、子どもとうまくコミュニケーションを取れないことに悩むこともあるでしょう。
子どもがなにかを言いたそうにしているときは「ご飯が食べたいのかな?」「眠いのかな?」などと、子どもの気持ちを代弁するとよいですよ。
ママやパパなどの単語を話す子も
赤ちゃんがさまざまな単語を学べるように、パパやママは日頃からたくさん話しかけましょう。たとえば、お散歩中でも「お花がきれいに咲いているね」「車がいっぱいだね」など、話しかけることで子どももいろいろなものに興味を持ちやすくなりますよ。
お家でも「これはなにかな?」と野菜などを指して、子どもに答えてもらう遊びを楽しんでみてください。少しずつ言えるものが増えていくとパパやママも嬉しいですよね。
まねっこ遊びで子どもの語彙力を伸ばそう
「まねっこ遊びはどのようにすればいいの?」というママも多いですが、誰でも簡単に楽しむことができる遊びです。たとえば、パパやママが「ねこさん。にゃーお」と言ってねこのまねをする、「アンパンマンだ。ぱーんち」と言ってアンパンマンのまねをするなど、子どもの好きな動物やキャラクターのまねをして遊ぶと子どもが興味を持ちやすいですよ。
ほかにも、絵本に出てくる登場人物のまね、身近にいるパパやママのまねなど、いろいろ工夫してみてくださいね。
1歳4カ月の子どもの食事量や回数
離乳食完了期の食事の量と授乳
離乳食の時期はミルクや母乳を与えても問題はないですが、1歳4カ月頃になるとさまざまな食材から栄養を蓄えることが大切です。ミルクの場合はおやつにフォローアップミルクを与える、母乳の場合は卒乳するなど、赤ちゃんが食事に興味を持てるようにママも授乳を考えてみてくださいね。
食事は手づかみで食べやすいものだと、赤ちゃんが自分で食べられますよ。