子どもの幸せな将来のために!ひとりでもできる子を育てるコツ
生まれてすぐのころは100%ママに頼っていた子どもは、驚くほどの速さで成長していきます。ママやパパとしては、我が子の将来のために自立した子どもに育ってほしいですよね。そこで、子どもの自立を促す子育てのポイントや親としての注意点についてご紹介します。
自立した子に育てるにはどうすればよい?
子どもの自立は親の大切な役割
我が子に対するママやパパの願いはそれぞれ異なるでしょうが、精神的にも経済的にも自立した社会人に育ってほしいというのは、子育ての共通した目標ではないでしょうか。この「自立」こそが、子育ての大切な役割であるといえます。
子どもが自立した人間に育っていくためには、ママやパパの日常的な関わり方が大きく影響するのはいうまでもありません。子育ての中で子どもにどのように関わり言葉をかけていくのかで、育ち方が変わってくるでしょう。親としての責任は大きいですね。
本当に「自立した子」とは
このような生活習慣が自分でできるように育てることは大切ですが、本当の意味での「自立した子」に育ったとはいえません。身の回りのことが自分でできるようになることは、自立のすべてではないでしょう。
子どもにとって最も大切なことは、自分がやりたいことを自分で見つけ、実現できるように努力し続ける力を身につけることです。自分の人生を自分の力で切り開いていく力は、すぐに身につくことはありません。小さなころからの育てられ方によって、少しずつ培われていくものなのです。
親からの愛やフォローが自信を育てる
この「自信」は、親からの愛情によって養われていきます。「自分はママやパパから愛されている」と感じて育った子どもは、自立心の強い人間に育っていくのです。
ですから、我が子にはたっぷりの愛情を注ぎましょう。ママやパパの愛情を感じることで子どもは自信が持てるようになり、自立を促す力になっていきます。
たっぷりの愛情を注ぐといっても、特別なことをする必要はありません。読み聞かせや子どもと遊ぶなど、日常生活の中で子どもと一緒に過ごす時間をできる範囲で持てばよいのです。
子どもの自立を促す子育てのポイント
成功を積み重ねて自己肯定感を高める
自己肯定感の高い子どもは、コミュニケーション能力に優れていて周りの人を大切にすることができます。失敗しても挑戦し続ける力も持ち合わせているため、物事に意欲的に取り組むことも苦ではありません。
自己肯定感を高めるポイントは、小さなときから成功体験を積み重ねていくことです。より多くの体験を積み重ねる場を作りましょう。そして、子どもの小さな成長を見逃さずに褒めてくださいね。子ども自身が「できた!」ということを実感できることが大切です。
苦手なことは親がサポートしてOK
子どもによっては得意なことや苦手なことがそれぞれ違います。手先を動かすことが好きな子がいれば、不器用な子だっているでしょう。子どもにとって大切なことは、より多くの経験を積み重ねることです。
もし子どもが苦手で困っているようであれば、サポートしても問題ありません。子どもができるように工夫して、どうしても無理であればママやパパが代わりにやってもよいでしょう。
子どもがひとりでできることでも手を出すことは「甘やかし」になりますが、苦手なことをサポートすることは自立に繋がります。
一人部屋や一人寝は子どもに合わせて
添い寝がママに寝かせてもらうのに対して、一人寝は子ども自身が自分の力で寝なければいけません。自立心を育てるために一人部屋で寝たり一人寝ができるようになったりすることは、きっとプラスに作用することでしょう。
しかし、早い時期から一人寝ができればよいというものではありません。同年代の子どもが一人寝をしていると聞けば焦る気持ちもわかりますが、我が子の成長に合わせてスタートした方がよいでしょう。子ども自身が自分で寝ようと努力することが、何よりも大切ですよ。
自立のために親が気をつけたいこと
子どもを抑制しすぎない
子どもが自分の力で何かをやろうとしているのに時間がかかりすぎるからという理由で行動を抑制すれば、子どもの自信は育たないでしょう。子どものやることを抑制しすぎないように心がけることが大切です。
子どもの行動を抑制しすぎると、ママやパパからの指示を待つ子どもに育ってしまうでしょう。人に迷惑をかけないことや社会のルールを守ることは大切なことですが、できる限り子どもの意欲を大切にしたいものです。