赤ちゃんと暑い夏を快適に!入浴する際のお風呂の入り方や注意点
たくさん汗をかく暑い夏の赤ちゃんが喜ぶ快適な入浴方法を知りたい!どんなふうにお風呂に入れてあげるとよいのか、気をつけたい注意点などとあわせてチェックしていきましょう。この記事では赤ちゃんの夏のバスタイムがより快適に楽しくなるコツをお教えします。
夏のお風呂に赤ちゃんを入れる際のコツ
1日にお風呂に入る回数と入浴時間
回数としては1日に2~3回程度程度なら問題ありません。ただし、回数が多いと赤ちゃんも疲れてしまうので気をつけましょう。なお、お風呂のたびにせっけんでしっかり洗うと肌の潤いを保つために必要な皮脂まで流れてしまうので、せっけんの使用は1日1回で十分です。
お風呂の時間は長くても15分程度にとどめましょう。回数が多いときは1回あたりの時間を短めに心掛けてくださいね。夏場は水遊びの感覚でお風呂に入ると体もさっぱりとしますし、適度に疲れてぐっすりお昼寝してくれそうです。
お湯の設定温度に注意!
この温度は赤ちゃんがお腹の中にいた羊水の温度に似ています。羊水はだいたい37.8℃なので、それに近い温度で赤ちゃんはとても安心するのですね。
また、赤ちゃんの皮膚は大人の半分の厚さしかなく、とても敏感です。あまり熱いお湯では体の潤いを守る皮脂も流してしまうので乾燥などの肌トラブルの原因になります。デリケートな赤ちゃんがのぼせてしまったり、寒いと感じないように湯温計を使って温度をチェックしながら入れてあげたいですね。
赤ちゃんのやさしい洗い方
洗う手順は、赤ちゃんを仰向けにして頭から下に向かって洗います。顔→首→胸→お腹→うで→わきの下→手→足と洗ってから、うつ伏せ状態にして背中→お尻・おまたの順です。うつ伏せ状態にするときに首がしまらないよう、赤ちゃんの手が大人の腕をつかむような体勢にしてあげてください。
赤ちゃんは首や手足にしわが多く、しわの間に皮脂やごみがたまりやすいので、優しく伸ばして洗います。手はぎゅっと握っていることが多いので、手のひらにゴミが溜まっていることも。赤ちゃんの手の指を開きながら手のひらや指の間もきちんと洗ってあげましょう。
夏だから!シャワーでの対応について
赤ちゃんのシャワーはいつからOK?
ただし、赤ちゃんを怖がらせないようシャワーの水圧は弱くしましょう。やさしくそっとかけることが基本です。首が据わっていない赤ちゃんをささえながらシャワーを使うのは難しい場合もあるので、首が据わってからシャワーを使うママが多いようです。
シャワーの適温はお風呂と同じく38~40℃くらい。ベビーバスにお湯をためて…となると大仕事ですが、シャワーならサッと汗を流してあげたいときに助かりますね。
シャワーは軽く汗を流す程度で
お風呂できれいに洗ってあげることはお肌の清潔が保たれてよいのですが、あせもやかぶれた状態のお肌は温めると血行が促進され、余計にかゆくなってしまいます。お湯の温度をぬるめの38~39℃に設定したシャワーなら必要以上に体を温めてしまうこともなく、お肌を清潔に保てます。
ただし1日に1回はシャワーでなく、お風呂でせっけんを使って体の汚れをしっかり落としてあげましょう。逆にシャワーのたびにせっけんで体を洗うと、肌の保湿に必要な皮脂まで流れてしまい、肌の乾燥を招くので、シャワーは軽く汗を流す程度にしてくださいね。
シャワーを使用する際の注意点
必ずお湯の温度が安定したことを確認した上で、赤ちゃんの足元から少しずつシャワーをかけてあげましょう。「シャワーをかけるよ」と声かけするのもよいですね。水圧が強いことも赤ちゃんを驚かせる原因になるので、水圧は弱めに調整してくださいね。水圧を調整できるシャワーヘッドに付け替えることも有効です。