5歳児は反抗期になるとすぐ怒る?対処法や悩めるママが重宝する本
中川李枝子 『子どもはみんな問題児。』 | 新潮社
「焦らないで、悩まないで、だいじょうぶ。子どもは子どもらしいのがいちばんよ」――名作絵本「ぐりとぐら」の生みの親は母であり、数多くの子どもを預かり育てた保母でもあった。毎日がんばるお母さんへいま伝えたい、子どもの本質、育児の基本。
短時間で読める「感情的にならない子育て」
紹介したい本は、育児情報誌「Miku」の編集長、高祖登紀子さんの著書である「感情的にならない子育て」で、子育てに悩むパパママにおすすめしたい1冊です。感情的にならない具体的な対処法が掲載されており、実践しやすい内容になっています。
また本はかわいいマンガとイラストでわかりやすく説明してあります。忙しいパパやママも短時間で効果的に読むことができますよ。
『イラストでよくわかる 感情的にならない子育て』高祖 常子/著 上大岡 トメ/イラスト - かんき出版
育児情報誌mikuのアンケートによれば、親の約6割以上が「子どもをたたいしまったことがある」と答えたことがあるとのこと。子どもを愛しているのに、イライラして、どなったり、感情的になってたたいてしまう……。本当は、そんなことしたくないのに……。 この本は、おもわずカッとなって、どなったり、たたいたりしている自分に自己嫌悪しているママ・パパに向けたものです。
「心を抱きしめると子育てが変わる」
ストレスの多い現代社会で活躍しながら子育てでも奮闘しているパパやママが、この本を読んでたくさんの賛同を寄せています。本書では荻原さんの子育て相談の実話も掲載されており、内容にリアリティーがあることも特徴の一つです。
子育ては親、または子どもが我慢をし続けることなく、双方が手を取り合って幸せを目指すものだとこの本は教えてくれます。親子が楽に、幸せになるための子育てを目指す人に、おすすめしたい1冊です。
まとめ
見過ごせないひどい言動も一度は受け止め、そのあとで子どもの態度についてママが感じたことを冷静に伝えるようにします。また子どもがどんな言動をしても「愛されている」ことを実感できるよう、しっかりと日頃から愛情を伝えてください。
育児本なども参考に、5歳の反抗期を成長の一過程として前向きに乗り越えていきましょう。