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乳児と添い寝しても大丈夫?始めるタイミングや気をつけたいポイント

乳児と添い寝しても大丈夫?始めるタイミングや気をつけたいポイント

お世話のしやすさを考えるとそろそろ赤ちゃんと添い寝をしたいと思っているものの、窒息などの事故が起きてしまったらどうしようと不安に思うママが多いのではないでしょうか。そこで今回は添い寝のメリットやリスク、添い寝を始めるタイミング、安全に添い寝をするためのポイントなどをご紹介します。

添い寝のメリットってどんなものがあるの?

赤ちゃんとの親子関係を豊かにしてくれる

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ言葉も話せず、泣くことでしか気持ちを伝えることができません。眠りが浅くちょっとした物音でも目が覚めてしまいます。

夜中にぼんやりと目を覚ますことも多く、その度に不安を感じて泣き出すこともあるでしょう。

しかし、赤ちゃんは肌のぬくもりを感じることによって安心感を抱きます。夜泣きしたときにも添い寝をしてあげると気持ちも安定し眠りにつきやすくなるのです。

新生児としてママのお腹から出てくる前から、赤ちゃんはママの匂いを嗅ぎ、声を聞き、ぬくもりを感じています。生まれた後も変わらず、ママの近くにいることで安心感を抱いているのです。

寝る時までママを近くに感じられる添い寝は、親子関係の絆を強固なものにしてくれるでしょう。

すぐ隣にいるので授乳がスムーズ

生活のリズムが安定しない赤ちゃんは、夜中にママのおっぱいを求めて泣き出すことがあります。そんなとき、母乳育児の場合は赤ちゃんに添い寝しながら授乳(添い乳)できるという利点があります。

添い乳は、赤ちゃんの育児に疲れた体を休ませながら授乳できる上に、赤ちゃんとのスキンシップも楽しめます。授乳しながら寝かしつけできるので、ママの負担は少なくなります。

赤ちゃんは母乳を飲みながらどんどん眠気が増し、気づくと眠っていたというのが添い乳のよくあるパターンです。

夜中の慢性的な睡眠不足に陥っているママにとっては、ちょっとした仮眠でもありがたいもの。横になって授乳することにより、ママの体を休ませることができるのも添い寝のメリットと言えます

赤ちゃんが安心して眠りにつける

ママと赤ちゃんがそれぞれ別の布団で寝るとき、抱っこしながら寝かせても、いざ布団に下ろした途端にぱっちり目を開けてしまうことがよくあります。

赤ちゃんには背中にスイッチが付いているという言い回しがあるくらい、赤ちゃんはほんの少しの変化に敏感なのです。

一度だけならいいのですが、これが一晩に何度も続けば、ママも疲れてしまいます。たとえ寝たとしても寝付いたばかりの赤ちゃんの眠りは浅く、ママが少し体を動かしただけで起きてしまうでしょう。

その点、添い寝なら、抱っこしながら寝てしまっても同じ布団にそのまま寝かせることができるので、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができるのです。これは、ママにとっても赤ちゃんにとっても大きなメリットと言えるでしょう。

添い寝はいつから始めればいいの?

布団は生後1ヶ月〜、ベッドは生後3〜5ヶ月〜

赤ちゃんとの添い寝は、布団かベッドかによって時期が異なります。それぞれ寝る環境が違うので、赤ちゃんの成長に合わせるようにしましょう。

【布団は生後1ヶ月】
布団を使うのは生後1ヶ月頃が良いと言われています。布団は床に直に敷いていることもあり、弾力も少なく、フラットな状態で赤ちゃんを寝かせることができます。

【ベッドは生後3〜5ヶ月頃】
赤ちゃんの成長によって時期は多少異なりますが、首が座った頃が良いとされています。ベッドは振動が伝わりやすく、マットの上では体の浮き沈みも大きくなります。

まだ首が座っていない時期は、体が埋もれてしまい呼吸がスムーズにできなくなる危険性も。ベッドで添い寝する場合は、少し硬めのマットレスを選ぶといいでしょう。

腕枕をして添い寝してもいいの?

開始時期には明確な答えはありませんが、一般的には首が座った頃が目安と言われています。首が座っていないと、頭が上がりすぎて前屈状態になったり、逆に下がりすぎて呼吸がしづらくなってしまうことがあるのです。

赤ちゃんを腕枕するときは、呼吸がしづらくなっていないか確認しましょう。ママの腕が赤ちゃんの口や鼻を塞いでしまうことがあるので注意が必要です。

また、長時間の腕枕は避けたいところ。長時間腕枕をしていると、赤ちゃんが苦しくなったり、ママの腕にも負担が大きくなります。

腕枕をしていると、ついつい一緒に寝てしまうことがあります。事前にアラームをセットしたり、パパに起こしてもらうなどの対策をして、長時間腕枕することのないようにしてくださいね。

赤ちゃんとの添い寝のリスク

赤ちゃんとの添い寝には、メリットも多いですが、リスクも伴います。どんなリスクがあるのでしょうか。

【窒息】
ママやパパが寝返りをうったタイミングで赤ちゃんの体を圧迫してしまったり、大人用の布団が赤ちゃんの口を塞いでしまって、窒息させてしまうケースがあります。

添い寝しながらウトウトと授乳していて、気づいたときに、赤ちゃんの鼻や口を塞いでしまうことも原因の一つです。

【大人用ベッドからの転落】
赤ちゃんと大人用ベッドで寝る場合は、周りに柵がある訳ではありません。大人でもふとした瞬間にベッドから落ちてしまうケースもあるでしょう。

ママやパパの寝返りと同時に、ベッドの端に追いやられてしまったり、赤ちゃん自身の寝返りによって転落してしまう可能性があります。
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