1歳児の寝ぐずりはいつまで続くの?原因や対策の方法を紹介
1歳児の寝かしつけに手を焼いているママは少なくないですね。1歳くらいだとまだ生活リズムが安定していない場合もあります。毎晩寝ぐずりに付き合っていると、いつまで続くのかとママのストレスもたまるでしょう。1歳児の寝ぐずりの原因や対策を知って、スムーズな寝かしつけができるようにしていきましょう。
寝ぐずりと夜泣きの違いや落ちつく時期
眠たいのに眠れないのが寝ぐずり
赤ちゃんが「眠たいのに眠れない」という状況が「寝ぐずり」です。ママからすると「眠たいなら静かに寝ればよいのに…」と不思議に思うこともあるでしょう。
しかし赤ちゃんはまだ「眠る」こと自体が上手にできません。おむつを替えて、ミルクも飲んで、室温も適温、それでも眠れないときは眠れないのです。ひとしきり泣いて、泣き疲れた頃にやっと眠る…ということを繰り返しながら徐々に「眠る」ことを身につけていくでしょう。
夜泣きとの違いはぐずって泣くタイミング
夜泣きの原因はほとんどの場合はっきりわからないので、対応に苦労しているパパやママも多いでしょう。夜中に急にギャン泣きされて跳び起きるということが頻繁にあると、パパやママも睡眠不足になってしまいますね。
寝ぐずりと夜泣きがダブルで訪れることもあります。寝ぐずりでやっと寝かしつけたと思ったら夜中に夜泣きが始まる…ということも。あやしているママも泣きたくなりそうです。
寝ぐずりは2歳頃まで続くことも
「寝ぐずりがいつまで続くのか」というのも個人差が大きいので一概にはいえませんが、一般的には2歳頃までには徐々に治まってくるでしょう。子どもが1歳で寝ぐずりに悩んでいるのに、それがあと1年近く続くのかと思うとぐったりしてしまいそうですね。
しかし2歳頃まで毎日続くわけではありません。すんなりと寝てくれる日もときにはあるでしょう。基本的には「寝かしつけに時間がかかる」と諦めて、ママができるだけストレスを感じない方法を見つけて乗り切ることです。
1歳児の寝ぐずりの原因を知ろう
空腹感や不快感でなかなか寝つけない
〈寝ぐずりの主な原因〉
・お腹が空いている
・おむつが気持ち悪い
・体がかゆい
・鼻が詰まっている
・部屋が暑い、または寒い
・体調が悪い(発熱・便秘・下痢など)
・パジャマの着心地が悪い
・部屋が明るい
・周りの音が気になる など
不快に感じていても、言葉で伝えることができないため「寝ぐずり」という形で現れていると考えられます。子どもをよく観察することで不快感の原因が判明することもありますよ。抱っこしたり肌に触れたりして、なにか不快になる原因がないか観察してみてくださいね。
刺激が多い一日で興奮している
好奇心旺盛な1歳児は、日中の遊びの中で様々なことを吸収しています。よちよち歩きができるようになってくると、世界が広がってますます刺激を受けるでしょう。外からの刺激を受けることは、1歳児の健やかな成長にとって必要なことです。
しかしそうした日中の刺激が夜の寝ぐずりにつながることもあります。たくさんの大人に出会ったり、多くの楽しいことを経験したりすることで、夜寝る頃に脳や体が興奮状態になってしまうのです。そして疲れているはずなのに眠れない状況が寝ぐずりとして現れます。
まだ眠くなくて遊びたりない
好奇心旺盛な1歳児は、眠ることよりも遊ぶことを優先したいと思うもの。まだ遊びたいのに寝かしつけられそうになると、怒ったり泣いたりするでしょう。
ただし1歳児の体力には個人差があります。どれだけ外遊びをしても夜寝つかない子どももいれば、お家遊びだけでもすんなり眠る子どももいます。我が子の体力を知り、夜に眠たくなるくらいの遊びを日中たっぷりさせることが大切です。