赤ちゃんが顔を触ると嫌がるのはなぜ?対処法と遊びながら慣れる方法
赤ちゃんの顔はミルクやよだれ、鼻水などですぐに汚れてしまいます。キレイにしてあげたいのに、赤ちゃんが顔を触るのを嫌がってお世話をさせてくれないことがありますよね。放っておいたらかぶれてしまうかもしれないので、ママとしては心配です。嫌がる理由や嫌がられずに触る秘策を見ていきましょう。
顔を触ると嫌がるときに考えられる理由
触る力が強いかお世話にかかる時間が長い
赤ちゃんでなくても、急に触られたらビックリします。大人でもゴシゴシ顔を拭かれるのは痛いですし、いつまでも触られていたら「もうイヤ!」という気持ちになりますよね。赤ちゃんは嫌がるとバタバタと暴れてしまいますから、顔を優しく拭くのも、手早くするのもさらに難しくなってしまいます。
そんなときは方法を変えてみましょう。赤ちゃんに優しく声をかけてから、ふんわりしっかりと触れて、手早くお世話を終わらせることを目標にしてみてください。
顔を拭くガーゼやママの手が冷たい
いきなり冷たいガーゼやママの手で顔を拭かれたら赤ちゃんはビックリして嫌がってしまいます。大人なら周囲の雰囲気から、自分の身に起こることを想像することができます。けれど赤ちゃんは周囲のことがまだわからないので、驚きがより大きくなってしまいます。
赤ちゃんを拭くときには、ガーゼはぬるま湯で濡らし、ママの手は温めて、赤ちゃんに声をかけてから優しく拭きましょう。お湯で拭くと汚れが落ちやすくなりますから、手早く終わらせることができますね。
本能的なものか自閉症など障害の可能性も
顔を触られたくない気持ちは誰でもが持っている身を守るための本能です。相手がママであっても、赤ちゃんが自分の顔に手が伸びてくることを嫌がるのは仕方のないことですね。
また、顔に触られることを極端に嫌がる場合、自閉症などの障害が心配になるかもしれません。自閉症の特徴には、目が合わない、表情がない、顔が近づくと反らす、抱っこを嫌がる、顔を触られるのを嫌がるなどがあります。赤ちゃんの個性もあり判断が難しいので、専門家に相談しましょう。
赤ちゃんはママが大好きです。そのままの姿を受け入れて、安心感を与えるようにしましょう。
顔を触ると嫌がる赤ちゃんへの対処法
ママが優しく声をかけながら触る
友人のママはあるとき泣いている赤ちゃんを見て、不安なのかなと思い「お顔をキレイに拭くね、触るよ」と声をかけることにしたそうです。それから赤ちゃんは泣かなくなったと話していました。
声をかけることで、ママの優しい気持ちが赤ちゃんに伝わったのかもしれませんね。もちろん、声をかけても嫌がる赤ちゃんもいます。たとえ泣いてしまったとしても、優しく声をかけているうちに不安を感じにくくなり、少しずつ慣れていくでしょう。
音楽アプリや歌を歌って注意をそらす
音楽アプリで音楽を流してもよいですし、アプリに合わせて一緒にノリノリで歌いながら拭くのも楽しいですね。それまで赤ちゃんにとって不快だった顔を触られることが、楽しい体験に変わってしまう瞬間です。そこがこの裏技のポイントです!
夫婦デュオ「ダ・カーポ」のお2人は、子育てのいろいろな場面に歌を作って、お子さんと一緒に歌っていたそうです。ママが作詞作曲した、世界に一つだけの顔キレイキレイの歌を歌いながら赤ちゃんの顔を拭いたら、きっと赤ちゃんは笑顔になりますよ。
無理矢理せずに寝ている間にすませる
少し繊細な赤ちゃんでも睡眠中は無防備になるものです。赤ちゃんによって違いはありますが、触ってもOKな深く眠るタイミングがありますので、赤ちゃんの睡眠パターンを見極めると楽になります。
顔を拭いてもよいですし、爪を切るのもOKです。ただし、強く触ったり冷たい手で触れたりするとビックリして起きてしまいます。せっかくの心地よい睡眠を妨げられてしまったら可哀相ですから、温かい手で優しく触りましょう。
睡眠中でもママとのスキンシップは赤ちゃんを幸せにするそうです。ママもほのぼのできますよ。