わがままばかりの上の子にイライラ！上の子の甘えを放置しないために

2019,9,21 更新

親にたくさん甘えられた子どもは自立が早い

パパママにたくさん甘えられた子どもは満足して自立が早くなる傾向があります。子どもがママを困らせたり甘えたりできるのはママを信頼している証拠です。

ママを何度も困らせわがままを言って、自分を本当に愛してくれているのかを試しているともいえます。広い心で子どもを受け止めれば子どもはだんだんと愛されていることを理解して困る行動が減り、安心して社会に出て行けるようになるのです。

反対にパパママに甘えを許されなかった子どもは家ではよい子にしていますが、幼稚園などでは問題を起こすケースが多いです。家でわがままを言って甘えられない分、よそでストレスを発散するのですね。

もう大きいのだからと子どもの気持ちを否定せず、できるだけ甘えを受け入れられるとよいですね。

ママ自身が気持ちを安定させるゆとりも必要

下の子を出産したばかりのママは、体も万全ではなく新生児のお世話で緊張して心も休まらないかもしれません。育児を手伝ってくれる人がいる場合はママは心の余裕が生まれやすいですが、ひとりで幼い子ども2人を育てていれば余裕がなくなりストレスもたまるでしょう。

上の子がかわいくなくなったと感じるママは、自分自身が許せなくてつらい思いをしている場合があります。けれどもそれは多くのママが体験することで一過性であることがほとんどです。

ママは家事の手を抜いたり地域の育児支援ヘルパーさんに手伝ってもらったりして、時間と心に少しでも余裕が持てるようにしましょう。1日無事に過ごせたらOKというくらいの気持ちでいると、落ち着いた気持ちでいられるかもしれませんね。

まとめ

上の子がわがままを言うのは愛情が欲しくて赤ちゃん返りをしている場合が多く、下の子が生まれたなどの環境の変化があると起こりやすいです。下の子が原因で赤ちゃん返りをしたときには上の子という立場から解放するために名前で呼んだり、ときには特別扱いしたりして愛していることを伝えましょう。

上の子のわがままを許さないと思春期に赤ちゃん返りをする場合があります。しっかりと甘えることのできた子どもは自立が早くなりますよ。家事の手を抜くなどしてママは上の子の甘えを受け止められる心の余裕を持てるとよいですね。