新生児着替えポイントはママの余裕!もうドキドキしないコツと対処法
首がすわっていない新生児の赤ちゃんを着替えさせるのは難しそうだと感じませんか。首がふにゃっとならないように、しっかり支えて着替えができるか心配でドキドキしますよね。ここでは、どのように着替えをしたらうまくいくのか、赤ちゃんが泣いてしまったときの対処など新生児の着替えのコツをご提案します。
目次
- 新生児が1日に着替える回数とタイミング
- 汗で濡れたりミルクなどで汚れたとき
- 沐浴後は汗が引いてから着替える
- 生活リズムがつく朝の着替えは3カ月から
- 新生児に着せる服の種類と季節ごとの枚数
- 新生児の肌着の種類と選び方
- 季節ごとに着せる服の種類と枚数
- ママより一枚多めが目安
- 新生児を着替えさせるときの注意点
- 首を支え手足を引っぱらずに服を動かす
- 部屋の温度を調節して手を温める
- ママは余裕をもって慌てない
- 新生児の手早い着替えのコツと着せやすい服
- 肌着とベビーウェアを重ねておいて手早く
- 汗取りパッドで着替えの回数が減らせる
- 新生児には前開きのベビー服がおすすめ
- 新生児が着替えで大泣きする理由と対処法
- お腹の外の環境に慣れていない
- なるべく機嫌のよいときに着替える
- 優しく話しかけながら着替える
- まとめ
新生児が1日に着替える回数とタイミング
汗で濡れたりミルクなどで汚れたとき
沐浴のときの着替えと、後はミルクや汗、おしっこやうんちで汚れたときの着替えです。ミルクをこぼしたりうんちで汚したりする回数はそのときどきで違いますが、1日3~4回着替えることもあります。また、初めはママがお世話に慣れていないこともあって、赤ちゃんの肌着を汚しやすいようです。
赤ちゃんのお肌は薄くてデリケートなので、汚れたときはなるべく着替えさせてあげたいですよね。着替えてさっぱりしたら、きっと赤ちゃんも気持ちがよいでしょう。
ただし、産後でママの体調が思わしくないときは、少々の汚れは替えなくてもなんとかなりますから無理しないようにしてくださいね。
沐浴後は汗が引いてから着替える
すぐに服まで着せてしまうと、また汗をかいて肌着を濡らしてしまいます。濡れたままにしておくと、今度は体を冷やしてしまうといったことになります。また、沐浴後の汗は案外気付きにくいので、そのままになってしまうことが多いです。
早く着せないと風邪を引くのではと気になりますが、室温が冷えないように温かく調節してから沐浴すれば、汗が引くくらいの短い間は大丈夫ですよ。
沐浴後の汗に神経質になる必要はありませんが、心持ち体温が落ち着いてから服を着せるようにしてみてくださいね。
生活リズムがつく朝の着替えは3カ月から
朝の着替えをしたからといってすぐに生活リズムがつくとはいえませんが、習慣づけることで徐々に体が覚えていくようです。
ほかにもなるべく朝早く起こすことも効果があるとされいるので、心がけてみてくださいね。
3~4カ月ではまだパジャマでなくても構いません。サイズもあまりないうえにパジャマは上下がわかれていて着替えもしにくいので、吸湿性のよい肌着などでも代用できますよ。
5~6カ月くらいになり、離乳食が始まってから朝のお着替えをスタートする人もいるので、様子を見ながら進めるのもよいでしょう。
新生児に着せる服の種類と季節ごとの枚数
新生児の肌着の種類と選び方
短肌着は裾の短い腰丈の肌着で、季節を問わずに使うことができます。寝たまま着替えができるように前開きになっていて、ボタンではなく紐を結ぶようになっています。
長肌着は短肌着の上に着せるもので、短肌着の丈が足全体を覆う長さのものをいいます。新生児期には長肌着をめくってさっとおむつ替えができるので便利です。
コンビ肌着は長肌着の裾にスナップがついていて、留めるとズボンのようになります。足の動きが活発になると裾がめくり上がらないようにコンビ肌着が安心ですよ。
季節ごとに着せる服の種類と枚数
夏で暑いときは短肌着一枚、冷房下では短肌着に長肌着、足がよく動くようになるとコンビ肌着一枚などになります。
冬は短肌着に長肌着と長袖の服を着せます。寒いと感じるときにはスリーパーやベストを着せましょう。
最近は冬でも暖かい日があったり、春秋でも暑い日があったりしますね。また、地域によっても気温は異なるので、ママが様子を見て工夫してみてくださいね。
ママより一枚多めが目安
新生児期はママより一枚多めくらいがちょうどよい目安になります。その後2~3カ月くらいになってくるとママと同じくらいでも大丈夫になってくるようです。
それ以降は赤ちゃんが活発になり、体温調節もコントロールできるようになってきます。暑がりで代謝のよい赤ちゃんはママより一枚少ないのが目安です。
いずれも目安なので、汗をかいていないか、顔が赤くなっていないか確認してそのときどきで調節してくださいね。
新生児を着替えさせるときの注意点
首を支え手足を引っぱらずに服を動かす
赤ちゃんは骨格や関節が弱いので、引っ張ると脱臼を起こしてしまう恐れがあります。そのため、手足は軽く持ち、服を動かして優しく通してあげましょう。
着せた肌着を整えて、前を閉じます。そして、服のボタンを留めたらできあがりです。
だいたい5カ月くらいになると首がすわってきます。それまでは赤ちゃんの首をしっかりと支えて動かしてくださいね。
部屋の温度を調節して手を温める
新生児期の赤ちゃんが快適な温度は、約20~25℃だとされています。これを目安に暑すぎたり寒すぎたりしないように気を付けてあげてくださいね。
また、室温が低いとママの体も冷えて、手が冷たくなってしまいます。そうなると、着替えをするときに赤ちゃんの肌にママの冷たい手が触れて泣いてしまうことがあります。
新生児期は特にママの体調も回復段階で崩れやすいので、室温は快適にして母子ともに暖かく、過ごしやすい環境にしておくとよいですよ。
どうしてもママの手が冷たいときは、着替え前にお湯に手をつけておくのも気持ちよくておすすめです。
ママは余裕をもって慌てない
なかなか余裕を持つことができない場合は、声がけすることをおすすめします。赤ちゃんに「お着替えしようね」や「お着替えすると気持ちいいね」など優しく声をかけてあげながら着替えをすると赤ちゃんも安心するようです。
また、赤ちゃんに声がけすることによって、ママ自身も心を落ち着かせることができますよ。慌てずなるべく楽しい雰囲気にして着替えると、赤ちゃんも着替えに対して不安になることもあまりないのではないでしょうか。