沐浴後に毎回泣くのはなぜ?お風呂後の赤ちゃんの機嫌をよくするには
沐浴中は気持ちよさそうにしていたのに、沐浴後に毎回赤ちゃんが泣いていたらママは心配になりますよね。どうして赤ちゃんは泣いているのでしょうか。沐浴後の赤ちゃんが泣いているときに考えられる理由やどうしたら機嫌がよくなるかをご紹介します。沐浴後は赤ちゃんもママも気持ちよく過ごしたいですね。
沐浴後に赤ちゃんが泣いてしまう理由
沐浴中に眠くなってしまったから
赤ちゃんがお腹の中にいるときは羊水に包まれて過ごしています。お湯の中に入ったときに羊水の中にいたころのことを思い出して安心するのでしょう。
心地よく感じてリラックスしたら眠くなりますよね。そのまま眠れると思ったら、温かいお湯から出されて体を拭いたり服を着せられたりして、しばらく眠らせてもらえないのです。
眠りたいのに眠れなければ泣きたくもなりますね。沐浴をしているときにあくびをしているようであれば、眠くなってしまったから泣いているという可能性が高いでしょう。
のどが渇いて水分が欲しいから
赤ちゃんの基礎体温は高く新陳代謝もよいですから、普段から汗をかきやすいですよね。その上に沐浴で体温が高くなり汗をかいて体内の水分が奪われと余計にのども渇きます。
のどが渇いたという不快感を表現する方法として、泣いているのかもしれませんよ。沐浴後に水分を飲ませてみてごくごくと飲んだら、のどが渇いていたということでしょうね。赤ちゃんが脱水状態になってしまっては大変ですから、沐浴後は水分補給を十分にすることが大切です。
湯船から出されて寒いから
その温かくて心地よい環境から湯船の外に出されたら、急に寒く感じることもあるのでしょう。赤ちゃんの中には寒いのが嫌いな赤ちゃんもいますから、大泣きしてしまうかもしれません。
特に部屋の温度と浴室の温度にかなり差があると、赤ちゃんは急な環境の変化を不快に感じることが多いようです。できるだけ部屋を適温にしておくことや、服を手早く着せるなどして温度差を感じることが少なくすることが大切です。
沐浴後に泣く赤ちゃんへの対応と水分補給
泣き止むように優しく話しかける
沐浴後は赤ちゃんの体を拭き、保湿をするなどとしなくてはいけないことがたくさんあります。その間にママが険しい表情で対応していたら赤ちゃんも不安になってしまいますよね。
赤ちゃんに安心してもらうために「気持ちよかったね」「早く服を着ようね」などと優しく話しかけてみましょう。赤ちゃんはママが大好きですから、ママの声を聞いただけで安心して泣き止んでくれるかもしれません。話しかける言葉に困ったら、赤ちゃんが好きな歌を歌ってもよいですね。
沐浴後の水分補給の定番は白湯
まず、沐浴後が次の授乳のタイミングでなければ、白湯や麦茶などを飲ませるとよいですね。白湯は水道水や赤ちゃん用のミネラルウォーターを5分以上沸騰させて人肌になるまで冷ました飲み物です。ミルクを作るときにも使いますから、赤ちゃんが飲んでも安全です。
白湯に慣れておくと、味のないものやあまりおいしくないものでも受けつける舌も育ちますよ。ほかの飲み物ではできないことですから、一度赤ちゃんに白湯を飲ませてみてもよいですね。
最近は母乳かミルクがメイン
沐浴後はのどが渇いてお腹も空いているでしょうから、母乳やミルクもたくさん飲んでくれるでしょう。普段、赤ちゃんが母乳やミルクを飲む量が少ないと気にしているママは、授乳と沐浴のタイミングを合わせるとたくさん飲んでくれるかも知れません。
授乳はママとのスキンシップの機会にもなります。沐浴後に赤ちゃんが泣いて不安そうにしていたら、母乳かミルクをあげることで肌でもママを感じて、赤ちゃんも安心してくれるでしょう。