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腹ばいの練習をやってみよう!始めるタイミングやメリットについて

腹ばいの練習をやってみよう!始めるタイミングやメリットについて

腹ばいの練習でママが心掛けたいこと

赤ちゃんの体調や機嫌に合わせよう

赤ちゃんが腹ばいになることには、たくさんのメリットがありますね。今後にもつながる成長のステップの一つなので、ママも赤ちゃんと一緒に楽しみながらできるとよいですね。

ただ、腹ばいの練習をしようとママが意気込んでいても、赤ちゃんがその気ではない場合もあります。赤ちゃんの体調や機嫌に合わせて、腹ばいの練習をすることが大切ですよ。

無理に腹ばいの練習をすると、赤ちゃんがストレスを感じてしまうこともあります。その今後も、腹ばいの練習を嫌がることにもなりかねません。赤ちゃんが嫌がったり泣いたりする場合は、すぐに仰向けの状態に戻しましょう。

また、元々腹ばいの姿勢が嫌な赤ちゃんもいます。そのような場合は、短時間を心掛けて赤ちゃんに負担がないようにしましょう。

パパやママが見守りながら行おう

赤ちゃんが腹ばいの練習をする姿を見ることは、パパやママの楽しみの一つですよね。

赤ちゃんは、腹ばいになっているときにパパやママの声が聞こえると、そちらの方を向こうとしてさらにやる気が出るでしょう。パパやママが応援してくれているということが分かると、赤ちゃんも嬉しくなりますよ。

しかし、パパやママが周りにいない状態で腹ばいの練習をすると、赤ちゃんは不安を感じるでしょう。不安を感じると赤ちゃんは泣いてしまい、腹ばいの練習をする余裕がなくなってしまうかもしれませんね。

不安定な姿勢のままで体に負担が掛かったり、急にうつ伏せになったりするなどの心配があります。必ず近くでパパやママが見守りましょう。

うつ伏せのまま眠らないようにしよう

腹ばいの練習を始めたばかりの赤ちゃんや、腹ばいの練習に疲れた赤ちゃんは、首を持ち上げる力や手で体を支える力が弱くなって、うつ伏せになってしまうことがあります。少し休憩して、また腹ばいの練習をする赤ちゃんもいますが、そのまま眠ってしまう赤ちゃんも少なくありません。

腹ばいの様子を見守っているママは、赤ちゃんがうつ伏せのまま眠らないように気をつけましょう。ある程度、首を自由に動かせるようになっていれば、うつ伏せで眠っても苦しさや違和感を感じると、自分で顔の向きを調整できるでしょう。

しかし、うつ伏せのまま眠ってしまうと、窒息する可能性があり心配ですよね。ですから、赤ちゃんがうつ伏せのまま眠ってしまったら、仰向けに戻して腹ばいの練習を終えましょう。

腹ばいは赤ちゃんへのメリットがいっぱい

お腹に体重が掛かるのでげっぷが出やすい

赤ちゃんの授乳後は、母乳やミルクとともに飲みこんだ空気を外に出すために、げっぷをする必要があります。げっぷをしないまま寝てしまうと、お腹が張って苦しくなったり吐き戻したミルクで窒息したりする可能性があるため、授乳後のげっぷは必須なのです。

しかし、赤ちゃんが苦しくならないように縦抱きや座った状態で背中をさすっても、なかなかげっぷが出ないことがありますよね。

そのようなときに腹ばいの姿勢を取ると、うまくげっぷが出ることがありますよ。赤ちゃんがパパやママの太ももの上に腹ばいになり、腰から肩にかけてゆっくりさするのがポイントです。自分の体重でお腹が圧迫されるため、げっぷをうまく出すことができるのです。

首や肩に筋力がつき首すわりにつながる

首すわり前の赤ちゃんでも、腹ばいにすると自然と首を持ち上げようとする姿が見られますよね。もちろん、最初から長時間持ち上げられるわけではありませんが、遊びの中で腹ばいの練習を繰り返しているうちに、自然に首や肩、背筋の筋力がつき、数秒でも持ち上げられるようになります。

赤ちゃんの首に筋力がつくことは、首すわりにもつながるとされています。首すわりの時期に関しては個人差がありますが、赤ちゃんの機嫌がよいときに腹ばいの練習を取り入れ、筋力アップにつなげていきましょう。

また、それに連動して肩や背筋がしっかりしてくると、寝返りやずりばい、ハイハイに必要な筋肉が鍛えられる効果も期待できます。ぜひ、遊びの中で実践してみてくださいね。

背中側の肺を広げ呼吸機能が発達する

いずれ、寝返りがうてるようになると、腹ばいは自然とできるものです。しかし、あえて低月齢のうちから腹ばいの状態に慣れておくことで、赤ちゃんの成長に多くのメリットをもたらすことが期待されています。

腹ばいの姿勢を取ることで視界が広がる、体を支えるための筋力が早いうちから鍛えられる、などの面が注目されがちですが、胸部が鍛えられることもメリットの一つです。

仰向けの状態だと、背中側は床についたままになりますが、腹ばいになることで背中側の肺が広がり、呼吸を楽にすることができます。胸を張って上体を起こそうとすると胸部も鍛えられるので、呼吸機能が発達して、深い呼吸ができるようになるともいわれていますよ。

まとめ

あえて腹ばいの練習をしなくても、成長とともに赤ちゃんは首がすわり、寝返りをして腹ばいの姿勢を自然に取れるようになります。

しかし、腹ばいが赤ちゃんに様々なよい効果をもたらすのも事実です。腹ばいをすることで首まわりの筋力や、呼吸機能が鍛えられるため体力作りにつながりますよ。

記事でもお伝えしたように安全面に十分配慮しながら、赤ちゃんの体調や機嫌のよいときに親子で楽しく腹ばいの練習をしてみましょう。
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