幼稚園の親睦会って何をするの?参加する側と主催側の準備とは
幼稚園の親睦会はどのようなものなのでしょうか?子どもが入園して初めての親睦会に、不安を感じるママは少なくありません。参加する側と主催側の準備など色々と気になることもあるでしょう。この記事では、親睦会の準備について先輩ママからの経験などをもとにご紹介します。
親睦会って何をするの?目的や内容とは
保護者同士の交流が目的の会
親睦会と混同しやすいのが懇談会(保護者会)ですが、懇談会は園の行事の一環としてあるもので、保護者と先生の交流を目的とするものです。交流することによって幼稚園をより身近に感じることができ、行事にも協力的になりやすくなります。先生からは園の教育方針や園生活で気になることなどを聞くことができるので、ママの不安を軽減することができるでしょう。
お迎えまでの2時間程度が主流
開催される時間は様々ですが、一般的には幼稚園のお迎えまでの2時間程度のところが多いそうです。ランチの会の場合は、お昼ごろからお迎えの時間までになります。また、午前保育の日を選んで朝幼稚園に子どもを送った後、お迎えまでの時間を過ごす場合もあります。いずれも親睦会が終わって、そのまま子どもを迎えに行くというスケジュールになりますね。
気軽な気持ちで知り合いを増やせる場にも
慣れない人と隣になり話をするのは緊張しますよね。しかし、案外みんな感じていることは同じで緊張しているものです。こういう機会があるからこそ、普段しゃべらない人と交流できて新しい発見があるかもしれません。気が合って仲良くなることもあるでしょう。
気軽な気持ちで話してみましょう。仲良くとはいかなくても知り合いを増やせるチャンスの場でもあります。幼稚園のママや子どもは、小、中学まで一緒になる場合もありますよね。これからどこでお世話になるかも分からないので、お世話になりますといった気持ちで気楽に接すればよいかもしれませんね。
親睦会の会場で慌てないための準備とは
服装はいつもの送迎の雰囲気を目安に
親睦会は気軽な感じに交流するものなので、普段どおりの格好でもそこまで問題はないでしょう。しかし、開催される場所や内容によっては多少服装を意識した方がよい場合もあります。例えば、お店で開催される場合は少し意識した服装であったり、子どものお迎えのときに遊ぶようなら少しカジュアルにしてみたり。
悩むようなら同じ幼稚園のママに聞いてみるのが安心です。たかが服装のことを聞くのは恥ずかしい…と思うことはありません。案外ほかのママも悩んでいて、一緒に相談して決めることができるかもしれませんよ。
自己紹介で話す内容をイメージしておこう
自己紹介ではまず親子の名前をフルネームで言い、子どもや自分のことをつけ加えて話すとよいでしょう。「人見知りなので、気軽に声をかけていただけると嬉しいです」など、自分が普段気にしていることも素直に伝えれば、声をかけてくれるママも増えるかもしれませんね。
自己紹介するときは、みんなに聞こえる声の大きさではっきりと簡潔に話すと印象がよくなります。下を向いたり話が長過ぎたりすると、周りへの気遣いが足りないと捉えられることもあるので気をつけてくださいね。
笑顔は自分や周りの人の緊張を和らげる効果があるといわれています。笑顔を忘れないようにしたいですね。
話さない方がよい話題も押さえておこう
例えば、夫の職業や年収、住まいは賃貸か戸建てか、妊娠予定などです。子育てについての考えを押しつけるような話し方も避けた方がよいでしょう。ほかにも多胎児の子どもを持つママの場合、不妊治療かどうか聞かれて嫌な思いをしたという声もあります。
できれば話す内容は相手が答えやすく、共感できるものにしましょう。子どもの好きな遊びや習い事、兄弟構成やよく行く公園などです。好きな食べ物や幼稚園の行事のことでもよいでしょう。
幹事になったら気をつけたいポイント
会場を決めるときの注意点
会場を決めるときは、できるだけ参加するママの立場になって考えることが大切です。子どもを送った後に集まりやすく、親睦会が終わったらすぐにお迎えに行けるような場所にするとスムーズにいきますね。幼稚園から近いファミリーレストランなどはよいでしょう。ファミリーレストランは貸し切りスペースがあるところもあり安心です。
逆に、小さな子どもを連れて入れないようなところや幼稚園から離れたところは避けた方がよいでしょう。