長時間の添い乳にぐったり!夜間断乳の方法と知っておきたいこと
母乳育児をしているママは、赤ちゃんの寝かしつけや夜泣き対策として添い乳をするケースが多いです。しかし、添い乳が長くなるとママへの負担も大きく、ストレスになる恐れもあります。今回はそんな添い乳のメリットやデメリット、夜間断乳の方法などを詳しくまとめてみました。
添い乳のデメリットとメリットを知ろう
眠りが浅く長時間寝ることができない
しかし、添い乳のデメリットの一つとしてママと赤ちゃん、どちらも眠りが浅く長時間寝ることができないという点があります。赤ちゃんの場合には口におっぱいを含んだまま安心して寝ますので、そのおっぱいが口から離れていると気がつくと、また起きてしまうということの繰り返しになります。
何度も赤ちゃんが起きてしまえば、その都度ママも起きてまた添い乳をすることになりますので長時間続けて寝ることは難しくなります。
長時間の添い乳がおっぱいトラブルの原因に
正しい授乳方法は、乳輪が隠れるほど深く赤ちゃんの口にふくませる必要がありますが、添い乳だとどうしても浅くなりがちなので傷がつきやすくなります。
そして、添い乳の場合には、赤ちゃんがおっぱいを吸いながら寝てしまうこともあります。左右同じ時間おっぱいを吸ってくれていればよいですが、交代してすぐや片方の途中で寝てしまった場合に吸っていないほうが白斑になるリスクが高まります。
添い乳はママにも子どもにもメリットがある
ママの姿勢も寝た状態なので体の負担も少なく、授乳の途中で赤ちゃんがそのまま寝てしまっても背中スイッチを押して再び起こしてしまう心配も少ないです。また、冬などの寒い時期にも温かい布団の中で授乳をするので体を冷やすこともありませんので風邪をひいてしまうことも予防できますよ。
赤ちゃんによっては何度もする必要がある夜間の授乳は添い乳をすることでママの負担も少なくなります。
添い乳をやめよう!夜間断乳のやり方
夜間断乳とは?いつから始められるの
赤ちゃんが夜起きなければ、ママも朝までぐっすりと眠れるようになりますので体の疲れも取れやすくなると思います。夜間断乳スタートの目安は、だいたい生後6カ月以降がよいでしょう。このくらいの時期であれば一度の授乳で十分な量の母乳が飲めるようになっていると思いますので、寝る前に飲んだら朝まで授乳をしなくても十分なケースが多くなります。
しかし、赤ちゃんの体調がよくないときなどには夜間断乳も無理せず延期したり、中断したりすることも大切です。焦らず時間をかけて頑張りましょう。
赤ちゃんへの説明と生活リズムを整える
夜だけやめるのか、きっぱり断乳するのか、いずれにせよ赤ちゃんにしっかりと説明をしてあげることが大切です。生後6カ月というとお喋りをするのはまだ早い時期ではありますが、ママが話すことを理解しているともいわれていますので、繰り返し説明をしてあげましょう。
また、決まった時間に眠りにつけるように生活リズムを整えることも大切です。毎日だいたい決まった時間に寝るようにすることで自然とその時間に眠気を感じるように変化してきますよ。
添い乳以外の入眠方法を見つけよう
入眠儀式の一例として、お風呂を出てから通常の授乳をする。その後歯磨きをして布団に入ったら絵本を読んだり歌を歌ったりするのはどうでしょうか。
部屋の明かりが暗めでもできますし、子どもは絵本や歌が大好きなので、習慣になってしまえば自分から喜んで布団に入ってくれるようになるかもしれませんね。夜の授乳に代わる入眠儀式を試してみながら、上手に夜間断乳をすすめられるとよいですね。