4歳の子どもと積み木で遊ぼう!積み木の遊び方と選び方のポイント
子どもにとって積み木で遊ぶ方法は、かじったり舐めたりすることに始まり、積み上げたり建物を作ったりと年齢が上がるに従いその遊び方が変わってきます。それでは、4歳の子どもにはどのような積み木が見合っているのでしょうか。この記事では、年齢に合った積み木の選び方も併せてご紹介します。
4歳はめざましい発達が期待できる時期
想像力が育って見立て遊びができるように
小学校も低学年を過ぎると、積み木から離れる子どもが多いようですが、そのころまでの子どもにとっては「想像力」を育てるのに最適のアイテムといえるでしょう。ミニカーやプラレール、ブロックなどを加えるとますます想像力が膨らみます。
子どもが作り上げた積み木の世界のイメージをママも共有することで、子どもも満足して遊びが発展していきますよ。さらに想像力を伸ばすには、抽象的なイメージをより具体的にできるよう小さな積み木やピースを増やしてあげるとよいですね。
手先を器用に使って小さいピースがつかめる
もちろん3歳前後でもはさみで紙を切ることはできますが、線に沿って切っていくためにはそれなりの上肢機能が必要です。それまではうまくバランスが取れなかった子どもも、このころになると上手に積み木を積み上げることもできるようになります。
発達をさらに促すためにも、大小様々な形が揃った「レゴブロック」などを用意するとよいのではないでしょうか。いろいろなブロックを組み合わせて街並みやビルを作るなど、マイワールドを形成しながら子どもの「集中力」も養うことができますね。
積み木で空間認識力を育てよう
うまく積むための「バランス力」や、新しいものを創り出す「創造力」「表現力」「思考力」などが挙げられますが、その形状から「空間認識力」を高めることもできます。紙媒体などの二次元空間と違い、立体である積み木は三次元空間での遊びといえます。
物体の位置や方向・大きさ・形状・間隔などを、正確に把握・認識する能力が空間認識力です。この力を育むことによって、物事の本質を瞬時に把握し判断力も早くなるため、勉強やスポーツにも有利に働くことが期待できますね。
4歳の子どもが喜ぶ積み木の遊び方
色々な形をつくってごっこ遊びを楽しむ
この年ごろの子どもが複雑な形のものを作るのには、50ピース以下の大きめな積み木では物足りなさを感じることでしょう。そのため3.3~4cmの小さめのピースで、100ピース程度の積み木のほうがより創造力を育むのには適しているようです。
四角だけではなく三角や円柱、細長いパーツなどが揃っている積み木であれば、より緻密な形を作ることができるでしょう。さらに、カラフルな色がついた積み木なら豊かな表現力を発揮することができそうですね。
積み木とほかのおもちゃを組み合わせて遊ぶ
例えば、大きなお城を作ってそこにお人形を置いてプリンセスごっこをするのもできますし、または、積み木で道を作っておもちゃのロボットを歩く街を生み出すこともできますね。
筆者のママ友の子どもも、積み木にレゴブロック、ミニカー、プラレール、怪獣の人形などを使って、一大パノラマを作り上げていました。ママやパパも参加して一緒に遊ぶことにより、親子のコミュニケーションも図れます。遊んだ後は、片づけをする習慣がつくなど思わぬ副産物も期待できますよ。
複雑な形を自分で考えながら組み立てて遊ぶ
このころの子どもの成長がめざましい証といえるでしょう。左右対称な形を作ったり、複雑な形を作ったりすることで、美的感覚や思考力、集中力などが養われる効果も見込めます。
まだ自分の言いたいことを言葉では言い表せないこの時期に、子どもは積み木などで自分を表現しようとすることもあります。「ママ、お城ができた!」と言うときの子どもの生き生きとした表情は、喜びにあふれた小さなアーティスト誕生といったところでしょうね。
4歳の子どもにおすすめの積み木3選
危険が少ない面取りのある白木積み木
なかでもおすすめは、面取りも丁寧なアルビス社の「アルビスブラン」の白木積み木です。面取りをしてあるアルビスブランは、万が一子どもが持ったまま転んでも怪我をする危険が少ない積み木といえます。
さらに、よく乾燥させたブナとカエデの無垢の木を正確に加工して作られているので、
歪みがなく高く積むことができるという利点があります。ニスなどの塗装も施していないので、これなら白木本来の温かみを感じることができますよ。