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ノンカフェインのほうじ茶はある?ママや子どもに与える影響や探し方

ノンカフェインのほうじ茶はある?ママや子どもに与える影響や探し方

ノンカフェインのお茶はお茶の葉を含まない

ほうじ茶や緑茶などの原料は、お茶の木の葉だとお伝えしました。カフェインは、このお茶の葉自体に含まれています。

つまりほうじ茶に限らず、ノンカフェインのお茶を飲むためには、お茶の葉を原料としないお茶でなければなりません。例えば、お茶の葉を使用しないお茶としてよく知られている飲料が「麦茶」です。

麦茶は大麦の種子を煎じて作ったお茶で、カフェインを含んでいないため子どもや妊娠中のママも安心して飲むことができます。ただし、身体を冷やす効果があるため、妊婦さんは多用を控えたほうがよいともいわれています。

また黒豆を原料にした黒豆茶やマメ科のルイボスを原料にしたルイボスティーなども、愛飲者の多いノンカフェイン飲料です。

ノンカフェインのほうじ茶の種類

お伝えしたように、ほうじ茶の原料はお茶の葉です。お茶の葉にはカフェインが含まれているため、一般的なほうじ茶でノンカフェインのものは存在しません。

ノンカフェインのほうじ茶とは、お茶の葉以外の葉を焙じて作ったものになります。二つ、ご紹介します。

一つが、桑の葉を焙じて作ったノンカフェインほうじ茶です。桑の葉のほうじ茶は現代人に不足しがちな食物繊維が豊富で、便秘を改善したりコレステロールを下げたり糖質の吸収を抑制したりするうれしい効果も期待できます。

もう一つがカワラケツメイ(河原決明)の葉を焙じたノンカフェインほうじ茶です。海岸の砂地に多いことから「はま茶」と呼ばれることもあり、鳥取県では県の特別栽培農産物として愛飲されています。

まとめ

ほうじ茶に限らず、お茶の葉を原料にした飲料にはカフェインが含まれています。コーヒーほどたくさん含まれてはいませんが、刺激が強いため妊娠中のママや子どもが飲むときには注意が必要です。

とくに内臓機能が未熟な子どもがカフェインを摂りすぎると、良質な睡眠が阻害されたり、おしっこが出すぎたり、興奮状態になったりしやすいようです。

子どもとほうじ茶を楽しむときは薄めたものを少量にして、あとはノンカフェインのほうじ茶を利用しましょう。ホッとしたいひとときに、親子でいただいてくださいね。
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