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子育て世代の情報収集にはネットが活躍!特徴を知って賢く活用しよう

子育て世代の情報収集にはネットが活躍!特徴を知って賢く活用しよう

今の子育て世代は多くのママがスマホを持ち、育児にネットは欠かせないものになっています。ネットのメリットはたくさんありますが、一方で正しく活用しないと逆効果になってしまうこともあります。ここでは、子育てママがネットと付き合うときの注意点について、紹介します。

多くのママも使っているSNSの性質

育児あるあるなど共感できる投稿が多い

最近では核家族化が進み、育児の悩みを相談する年長者がいなかったり、近所付き合いも希薄でママ同士の付き合いが少なくなったりしていることから、日常的にSNS上で育児に関する情報収集をするママが増えています。

InstagramやFacebook、個人のブログなどはママが投稿主となって育児についてを綴っています。そのため、育児本で知識を得るのとは異なり、日々の育児あるあるや苦労した話など、よりママが共感できる投稿が多くあります。

子どもに関する些細なことを気軽に話したり、育児の悩みを相談する相手が少ないママにとっては、SNSはママ友とのおしゃべりの場のような感覚で活用していることが多いようですね。

リアルタイムの情報が手に入りやすい

SNSはそのときに思ったことを気軽に投稿して、共有することができます。

寝不足の中での夜間授乳や、何をしても泣き止まないときなど、リアルタイムで辛さを共有したくても、パパは寝ていたりいなかったりということもありますよね。そんなときはSNSをのぞいてみると、まさに同じタイミングで、どこかにいるママが同じ悩みを抱えているかもしれません。

直接話ができるわけではなくても、同じような思いで頑張っているママがいるというだけで、心強く感じることができるかもしれません。育児は「ひとりで抱え込まないこと」が大切です。授乳中にずっとスマホを見ているのには抵抗があるかもしれませんが、少しスマホを見ることで張り詰めた気持ちも楽になるかもしれませんよ。

よい部分だけを見て比べすぎることも

SNSは、同じママのリアルな育児を知ることができるというメリットがある一方で、ほかのママと比較してしまうというデメリットもあります。

子どもの成長には個人差が大きいので、周りの子どもと比べると、不安に感じてしまうこともあるかもしれません。SNSとうまく付き合うには、「こんな子どももいるんだな、でもこの子はこの子」と思うことが大切です。

寝不足が続き、疲労がたまると育児が楽しいと思えない日もあるかもしれません。そんなときに育児を楽しむママの投稿をSNSで見ると、「私はダメなママ」と落ち込んでしまうことにもなりかねません。

SNSは楽しいこと、嬉しいことについてを投稿することが多いので、SNSの投稿内容がすべてではないことを認識しておきましょう。

まとめサイトや個人の育児ブログの特徴

知りたい情報を効率よく探すことができる

育児に関する情報を入手するために、まとめサイトや、個人が運営している育児ブログを見るママも多いようです。まとめサイトとは、特定のテーマに関するインターネット上の情報を一つにまとめたものです。最近では育児に関するまとめサイトも数多く存在します。

気になるテーマに関する記事をまとめサイトで探して読んでみたり、月齢が近い子どものいるママの育児ブログを読んだりと、知りたい情報をピンポイントに効率よく探すことができる点が、まとめサイトや育児ブログのメリットといえます。

特に、育児に関する悩みは、月齢によって変わってきますので、まさに同じくらいの月齢の子どもを育てるママのブログを読むことで、日常を垣間見ることができるのが魅力的ですね。

専門性や一貫性があり内容が詳しい

まとめサイトは、特定のテーマについて専門家が投稿しているものや、インターネット上で調べた情報を要約して投稿しているため、内容が詳しく一貫性があることが特徴です。

まとめサイトによっては、保育士や助産師、小児科医による記事や、管理栄養士による離乳食記事など、専門性の高い記事が読めることもあります。書籍と異なり、最新の情報を手に入れやすい点も特徴の一つです。

育児ブログに関しても、一般のママが運営しているものも多いですが、なかには保育士などの子育ての専門家によるブログもあります。必要とする情報によって、参考にするサイトをママ自身が取捨選択することができるのがまとめサイトやブログの特徴といえますね。

内容の信憑性が薄いものもある

書籍などと異なり、まとめサイトや個人のブログに掲載されている情報は信憑性が薄いものもあるので注意が必要です。

育児のあるあるや経験談であれば、あまり気にする必要はないかもしれません。しかし、子どもの病気や健康などの医学的な情報などについて参考にしようとする場合は、その情報が本当に信頼できる情報かを見極めることが大切になります。

たとえば、「~だそうです」「~らしい」という伝聞形の文章ばかりの場合や、根拠が書かれていないような場合は、「この情報は信用してよいのか?」を一度考えるようにしてください。小児科医といった専門家が書いた文章か、匿名の文章か、といった点も、内容の信憑性を判断する際の材料の一つになります。

身につけておきたいメディアリテラシー

必要な情報を見極めて理解する力のこと

インターネットが普及し、さらにはスマホを使って簡単にたくさんの情報を手に入れることができる現代だからこそ、「メディアリテラシー」を身につけることが重要となっています。

メディアリテラシーとは、数多く存在するメディア(テレビや新聞、雑誌、インターネットなど)の中から必要な情報を見極めて、正しく理解・活用する能力のことをいいます。この能力をしっかりと身につけておくことで、信憑性のない情報に必要以上にまどわされてしまうといったことを防ぐことができます。

また、情報を受け取る側だけでなく、ブログやSNSを通じて情報を発信しようとする場合にも、このメディアリテラシーを身につけておくことが大切になります。
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