乳児の身長はどれくらい伸びる？平均値や測り方をご紹介！

2018,9,28 更新

乳児の身長を伸ばすためにできること

睡眠はたっぷりと！成長ホルモンを促そう

赤ちゃんの身長がなかなか伸びないと気になるとき、まずは睡眠から考えてみましょう。「寝る子は育つ」といわれるくらい睡眠は赤ちゃんの成長にとても重要なものです。

部屋を暗くし眠りが浅くならないよう静かな環境を整えてあげることで、赤ちゃんはしっかりと熟睡できるようになります。

赤ちゃんの平均睡眠時間は1日16～18時間です。たっぷりの睡眠を確保してあげることが大事ですね。日中しっかりと身体を動かして運動させてあげるとよく眠ってくれますよ。

深く眠ることにより成長ホルモンが分泌されます。ですから、睡眠は赤ちゃんの成長にとても大切なものなのです。なお、血糖値が高いと成長ホルモンは分泌されにくくなるので就寝前は食べ物を控えるといいですね。

バランスのよい食事を心がけよう

赤ちゃんの食事も身長を伸ばすためには重要な要素となります。離乳食が3回になると離乳もすすみ、成長に必要な栄養がどうしても不足してきてしまいます。

赤ちゃんがよく食べるからといって、好きなものばかり食べさせるのはやはり成長にはよくありません。栄養が偏らないように、3回の食事をバランスよく食べるように工夫することが重要です。

しかし不足しがちなタンパク質、カルシウム、鉄分を食事だけで補うのはまだまだ難しい時期でもあります。そんなときは便利なフォローアップミルクを使い補うのもおすすめです。成長を促すためにも、食事には気をつけていけるといいですね。食事により免疫力を高め、強い身体を作ってあげましょう。

乳児でもできる！ママと一緒に体操しよう

首がすわる生後2カ月くらいからできるベビービクス、ベビー体操とも呼ばれる「赤ちゃん体操」というものがあります。赤ちゃんとママが一緒に体操することによって、運動不足を解消し運動機能や発育を促すことができ、便秘の解消にも効果があります。

赤ちゃんの月齢によってどんどん広がる可動域にあわせながら、様子を見つつ行っていきます。赤ちゃんのコンディションがよく、機嫌のよいときに一緒に楽しんで体操するのが大事です。親子で触れ合い体操することによって、心にもよい影響を与えてくれます。

声をかけ、歌を歌いながら赤ちゃん体操をすれば、赤ちゃんはとても喜んでくれますよ。コミュニケーションをとり、触れ合いながら心と身体の成長を促してあげましょうね。

まとめ

身長が成長曲線から外れてしまったり、ほかの赤ちゃんと比べて身長が小さいと、不安になってしまったりしますよね。そんなとき、睡眠時間や食事を1度見直してみるのもおすすめです。

身長を伸ばそうと、こだわりすぎるとママもストレスになってしまいます。赤ちゃんの成長には個人差があるものです。食欲があり、睡眠もしっかりとれ、機嫌がよければ大丈夫。ただし、成長曲線より極端に小さい場合や、数か月間成長に変化がない場合は小児科の医師に相談してみましょう。