寝ている赤ちゃんが首を振るのはなぜ?その理由と対処法について
首を振るのが気になるときの対処法
空調や耳掃除などで不快なことを取り除く
空調を調節したり、布団や服装を工夫したりして、体温を調節してあげましょう。赤ちゃんの体勢を変えてあげたり、枕をかえて後頭部の熱や蒸れを逃がしてあげたりするのも効果的です。
耳を気にしながら首を振っているようなら、綿棒を使って耳掃除をしてあげましょう。ただ、赤ちゃんが嫌がることも多いので、寝ているときや遊びに集中しているときを見計らってやるのがおすすめです。取りづらい場合は、無理をせずに耳鼻科で取り除いてもらってくださいね。
便秘の場合は、お腹をののじにマッサージしたり、綿棒を使った浣腸をしたりして便秘対策をしてあげましょう。
けがの予防に周りに危険なものを置かない
ただ、赤ちゃんが首を振って壁やベッドの柵に頭をぶつけてしまうことがあります。お座りしたり立ちあがっているときは、首を振る勢いで転んでしまうこともあります。
寝ている赤ちゃんであれば、ベビーベッドにベッドガードをつけたり柵に緩衝材を取りつけるなどの対策をしてあげましょう。お座りやつかまり立ちができるようになっている場合は、家具にコーナーガードをつけましょう。床にあまり物を置かないようにすることも大切です。
赤ちゃんが首を振った拍子にけがをしないように、事前に対策をしてあげてくださいね。
様子が違うなど心配なときは受診する
赤ちゃんの様子を一番知っているのはパパやママですから、もしも「普段と様子が違うな」と感じるようであれば、早めに小児科を受診するようにしましょう。
小児科を受診する場合は、赤ちゃんがどのような様子で首を振っているのかを動画に撮影しておくのがおすすめです。首の振り方が、病院での大事な診断材料となります。赤ちゃんの動きを言葉で説明するのは難しいですよね。でも、動画に残しておけば一目瞭然ですから、試してみてくださいね。
まとめ
ご機嫌で首を振っているのであれば遊んでいる可能性が高いです。見ていてほほえましいものですよね。ただ、不機嫌な様子で首を振っているときは心配です。
首を振ることが、言葉を話せない赤ちゃんからのメッセージである場合もあります。もしも何か気になる点があるときは、「大げさかな」と思わずに、一度小児科を受診してみてくださいね。