年末は大掃除をして年越しを!お風呂をキレイにするコツや必需品紹介
年末が近くなると少しずつ大掃除を始めていきたいですよね。特に家族が毎日使用するお風呂は、こまめに掃除をしていても残っている汚れがあるかもしれませんよ。今回は、お風呂掃除のコツや必需品などをご紹介します。年末は大掃除をしてすっきりした気持ちで年を越しましょう。
お風呂掃除で期待できる効果について
子どもが病原菌に感染するリスクが減る
また、家族がその日の汚れを洗い落とすお風呂は、こまめに掃除をしていても、体から出た皮脂や垢、髪の毛などが溜まりやすいですよ。溜まった汚れをそのままにしておくと、雑菌やカビが繁殖する原因になります。
特に、大腸菌や黄色ブドウ球菌、黒カビなどが発生しやすく、まだ免疫が弱い赤ちゃんが黒カビを吸ってしまうと、喘息などのアレルギー症状を引き起こす可能性がありますよ。お風呂掃除で浴室内の雑菌の繁殖を抑えて、子どもの健康を守りましょう。
心身ともに疲れがとれてリラックスできる
お風呂掃除をする際は、浴槽や壁、床、お風呂で使う椅子や桶なども含めて全体的に気を使いましょう。また、顔を洗ったり、髪を洗ったりするときに見る鏡が汚れていて、映っているものがはっきり見えないのは、残念な気持ちになるかもしれません。
浴室の全体を掃除することは手間も時間もかかってしまいますが、家族のためにも細かい部分まで掃除をしてはいかがでしょうか。キレイなお風呂に入ると、心身ともに疲れがとれてよりリラックスできるでしょう。
ハウスクリーニング代の出費が抑えられる
この料金を見て、高いからやめておこうと思うか、業者に依頼したいと思うかは、ママによってさまざまでしょう。しかしママがお風呂掃除をすると、ハウスクリーニング代の出費は抑えられますよ。
年末は何かと出費が増える時期なので、節約するためにもママがお風呂掃除をしてもよいかもしれませんね。ママだけでお風呂掃除をすることが大変な場合は、パパにも手伝ってもらいましょう。
年末にお風呂の大掃除をするときの必需品
汚れや菌から自分を守る【装備品】
まずは、掃除をしているときに汚れや菌から自分を守る【装備品】を用意しましょう。壁や天井、浴室乾燥機がある場合は吹き出し口やフィルターなどから、細かなほこりが舞うかもしれません。
ほこりを吸いすぎるとママの体調に影響がでる可能性があるのでマスクは必ず着用しましょう。三角巾やバンダナなどの頭を覆うものや、衣類が汚れないようにエプロンがあれば安心ですよ。
また、水や洗剤を使うので、手荒れを防ぐためにもゴム手袋は必須です。軍手を使用する際も、ゴム手袋をしてから軍手をするとママの手がかさつきにくいですよ。
お風呂掃除で大活躍する【掃除用具】
【メラミンスポンジ】
特殊な樹脂でできているメラミンスポンジは、洗剤をつけなくても、水だけで汚れを落とすことができ、磨くと表面にあいた無数の小さな穴が汚れを絡めとってくれます。
【網目繊維のブラシ】
柔らかいブラシが細かい部分まで入りこみ、洗剤を使うことなく、石鹸カスやぬめりなどの汚れを落とすことができます。
【サッシブラシ】
汚れを掻き出したり、掃除箇所に洗剤をなじませたりするなど、さまざまな用途に使うことができるツールで、持ち手が長く、毛先が硬いものが使いやすいです。
スポンジやブラシは掃除箇所によって使い分けるとよいですよ。
お風呂の汚れをキレイに落とす【洗剤】
【アルカリ性洗剤・重曹】
皮脂やぬめりなどの酸性の汚れに効果的です。重曹は研磨作用があるのでしっかりと汚れを落とします。
【酸性洗剤・クエン酸】
アルカリ性の水垢汚れに効果的で、壁や床の黒ずみ、鏡の曇り、浴室ドアのゴムパッキンなどについた頑固な水垢汚れを落とします。
クエン酸をお湯で溶かして洗面器などをつけたり、クエン酸水を作ってスプレー容器に入れたりしておくと便利ですよ。また、クエン酸が手元にない場合は、お酢で代用がききます。
重曹やクエン酸は、料理にも使われているので、小さな子どもがいるママにとっては安心ですね。
お風呂をキレイに掃除するコツとは?
黒ずみやカビを取るコツ
お風呂の床やゴムパッキンにある黒ずみはカビです。カビは菌の一種で空気に触れた状態で放っておくと植物が根をはるように繁殖し、あっという間に頑固な汚れに変身してしまうでしょう。
カビ取りには、カビ取り剤が効果的ですが、小さな子どもがいる場合は手に触れても害がない重曹やクエン酸が安全です。水分やほこりを拭きとったカビ部分に、少量の水でペースト状にした重曹をすりこみます。
しばらく時間をおいてから空気に触れないように重曹の上からラップをし、1時間ほど放置します。その後、歯ブラシなどで軽くこすってカビを落としましょう。