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ママの産後ストレスから産後クライシスに?原因や夫婦でやりたい対策

ママの産後ストレスから産後クライシスに?原因や夫婦でやりたい対策

妊娠中からパパと話し合っておこう

産後クライシスに陥ってしまうと、夫婦関係の修復がうまくいかずに離婚にまで発展する可能性も考えられますよね。悲しい結果にならないように、産後クライシスを防ぐことが重要でしょう。

しかし、パパは産後クライシスという言葉そのものを知らないことも珍しくはありません。まずは、産後クライシスとはどのようなことで、なぜ起こるのかなどを夫婦で学び、どうすれば産後クライシスに陥らないかを妊娠中から話し合うとよいですよ。

特に、出産後にパパにやって欲しいことや、逆にやって欲しくない行動などがあれば、あらかじめ具体的に伝えておきましょう。事前に伝えておくとすれ違いが減って、深刻な産後クライシスを予防できるのではないでしょうか。

実家やファミリーサポートに頼ろう

「ママを手伝いたい」という気持ちがパパにあったとしても、仕事が忙しければサポートすることは難しいですよね。そんなときは、ママひとりで家事や育児をこなそうとするのではなく、実家やファミリーサポートに頼るようにしましょう。

家事や育児の両立は大変なことなのに、ひとりで完璧にこなそうと頑張り過ぎるママは多いです。しかし、無理をすれば体調を崩し、ストレスも溜まってしまいます。実家に頼れる場合は赤ちゃんを預けて仮眠したり、愚痴などを聞いてもらったりして、上手に体や心を休めてくださいね。

また、実家に頼れない場合はファミリーサポートに頼ることもできます。事前に会員登録しておくと、ママのサポートを気軽にお願いできますよ。

パパとの関係を修復するためには

お互いの気持ちを伝え合おう

「出産してからパパと言い合うことが増えた」「産後から夫婦関係が悪くなって、今は会話をほとんどしない」など、産後クライシスに陥っている家庭も多いかもしれませんね。一度夫婦関係がギクシャクすると「パパが協力的じゃない」「ママがイライラし過ぎ」など、お互い不満ばかりが募るものです。

しかし、夫婦関係が悪いと、赤ちゃんの心にも悪影響をおよぼしてしまいます。これから夫婦で力を合わせて育児をしていけるように、お互いの気持ちを伝え合ってみませんか?

気持ちを伝えるときは、感情的にならずに冷静に伝えるのがポイントです。感情的にならず、お互いにこれからどうしていきたいか、どうしたら夫婦関係が良好になるかなど、素直に話し合ってみてくださいね。

相手を思いやる気持ちを忘れずに

パパは毎日家族のために仕事を頑張っていますし、ママは育児や家事を休みなくこなしていますよね。お互いそれぞれ家族のために頑張っていても、忙しい毎日を過ごしていると「どうして私だけ」「ママより自分のほうが頑張っている」など、自分中心に物事を考えてしまうときもあるでしょう。

お互いに家族のことを想って頑張っているのに、パパとママの気持ちが通じ合っていないのは悲しいですよね。一度、結婚したときのように相手を思いやる気持ちを思い出すことが大切です。

思いやりを持って過ごすだけで、仕事から帰ってきたパパに「お疲れさま」と笑顔で言えたり、家庭を守っているママに「毎日おいしい料理をありがとう」と優しい言葉をかけられたりなど、相手のよいところを探せるはずですよ。

夫婦で過ごす時間を作る

出産してからは赤ちゃん中心の生活になるため、夫婦だけで過ごす時間をほとんど持たない家庭は多いですよね。しかし、ギクシャクした関係を修復するには、夫婦だけで過ごす時間も大切ではないでしょうか。

夫婦だけで過ごす時間を作ることで、パパとママという関係からパートナーとしてお互いを意識できますよね。夫婦でゆっくり過ごすだけで、「こんなに居心地がよかったんだ」「こんなよいところがあったのに、どうして忘れていたんだろう」など、お互いを見つめ直すきっかけになるかもしれませんよ。

たまには「パパ」「ママ」から開放されて、恋人同士だったころのようにデートや食事を楽しみましょう。夫婦で過ごす時間は、パパに思いっきり甘えてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?産後クライシスのことをなんとなくしか知らなかった方や、産後のイライラが募っていた方も、原因や対策などが分かり少し気持ちが楽になったのではないでしょうか。

産後クライシスは、ほとんどのママとパパが経験するものです。ですから、お互いに正しい知識を持って対処すれば、最悪の事態を免れることができます。妊娠中からしっかりコミュニケーションを取るように心がけ、夫婦で協力して育児を楽しんでくださいね。
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