3人目の育て方とは?末っ子の性格の傾向や才能を伸ばす育児法
3人目の子育てに不安を抱えているママやパパのために、3人目の子どもに見られる一般的な性格や傾向などをまとめました。さらに、3人目の子どもを大きく伸ばす育て方や、子どもが3人いることのメリットについてもご紹介しますので、迷ったり悩んだりしたときの参考にしてくださいね。
3人目の子どもに見られる性格の傾向
おおらかな性格で社交的な愛されキャラ
その一つの理由として、子育てをするママやパパに少し余裕が出てきてゆったりと育てられるため、おおらかな性格に育つ傾向があるといわれています。1人目と2人目の子育てを通して多くの経験を積んできているので、気持ちに余裕が生まれてくるのでしょうね。
3人目の子どもは考え方や行動が自由であり、愛されキャラゆえにどんな人にもかわいがられて育つようです。3人目を育てたママやパパから「3人目の子育ては本当に楽しかった」という声をよく耳にします。
甘え上手で自分の気持ちに素直
これは、ママやパパのほかにも兄や姉が面倒を見てくれる環境が大きく影響していることが考えられます。たっぷりの愛情が注がれて育つので自分に自信がある子が多く、自分の気持ちにも素直になれます。
また、兄や姉の振る舞いもよく見ているので、どのように行動したら褒められたり叱られたりするのかを学んで育ちます。自分が困ったときには常に誰かが近くで見守ってくれているので、甘え方も自然に学んでいきますよ。反面で、自分1人で判断したり行動したりすることが苦手な子が多いのも、3人目の子どもの特徴です。
自分に自信が持てず他人任せな一面も
兄や姉は、3人目の子どもにはできないことがなんでもできます。お着替えも1人でできるし、ご飯もこぼさずに食べることだってできます。
3人目の子どもはいつまで経っても子ども扱いをされて育てられる傾向があるようです。面倒を見られながら「いくらがんばっても、自分はお兄ちゃんやお姉ちゃんのようにできない!」と自分に自信が持てずに育っていきがちです。
また、いつまでも赤ちゃんのように扱われ、しかも自分で考える前にまわりの人が手を貸してくれるので、他人任せな傾向も見られることが多いようです。
3人目の子どもを大きく伸ばす育て方
褒めて自信を持たせてあげる
3人目の子どもの性格や意欲を大切にし、その子ができることは任せてあげましょう。ちょっとしたお手伝いを任せるだけでも、できたという達成感と満足感を得て自信につながります。これらの経験を積み重ねていくことで自立心も育っていきます。
3人目の子育てで大切なことは、1人でできるようにやり方を教えてあげることです。また、自分でできることは自分でするという意識を育てることです。いつでもきめ細かく手を差し伸べることだけが愛情ではありません。
甘やかしすぎないことで自立させる
子どもが1人で服の着替えをしようとしているのに親が手を貸すことは「甘やかし」です。子どもがスプーンを使って食べようとしているときに、こぼしてしまうからと食べさせてしまうのは甘やかしです。このような「甘やかし」はできる限りやめましょう。
2歳前後になると、まだ自分1人の力ではできないようなことでもなんでも自分でやってみたくなってきます。このような時期は手を貸さずに失敗を優しく見守ってあげてください。そして、子どもが自分から「ママ、手伝って!」といってきたときは助けてあげることが大切です。
上の子どもの習い事を一緒にやらせてみる
スポーツなどの習い事で末っ子が多い理由には、いくつかあります。まず、一つ目の理由は性格です。末っ子は上の子どもの様子をみて育つため、生きていくために必要な要領のよさが学べます。上の子どもを追い越そうとする競争心が強くて負けず嫌いでもあります。
二つ目の理由は、早い段階から始められることです。その結果運動能力に必要な体づくりが幼少期の頃からできて、しかも上の子どもと一緒ですから高いレベルの練習をすることができます。