水耕栽培でバジル作り!初めてでも簡単にできる育て方とポイント
バジルは、飾って香りを楽しむもよし、料理に使うもよし。また、殺菌抗菌作用にも優れるのでスキンケアにも使える万能ハーブです。バジルは好きだけど、虫は苦手だからと育てるのを敬遠する方もいるかと思いますが、キッチンなど、屋内でも簡単に栽培できますよ。美味しいバジルを水耕栽培で育ててみませんか。
水耕栽培でバジル作り。メリットは?
土がないので虫がつきにくい
そこで、虫が苦手という方におすすめなのが、水耕栽培。水と液体肥料で育てる栽培法です。土を使わない水耕栽培では、虫がつきにくいというメリットがあります。また、プランターや土などを用意する必要もないので、手軽に野菜作りを始めることができます。屋内で野菜を育てようというときに、土だと散らばって汚れてしまう心配もありますが、水耕栽培にすれば汚れる心配が少なくなります。
費用が安くスペースもとらない
スポンジは、種を発芽させるときに土の代わりとして使います。スポンジといわれても、急には用意できませんよね。コットンや台所用スポンジを代わりに使って、発芽に挑戦するのもよいです。
容器は、プランターを用意しなくても大丈夫です。使い終わったペットボトルや瓶、使ってないグラスなど身近な物でできますよ。置き場所に合わせて、容器の色を変えてみたり形を変えてみたり、工夫次第でオリジナルの容器を作ってみてもよいですね。
これらの水耕栽培の道具は、100円均一に売っているもので揃えられるので費用が安くすみます。また、スペースもとらないので家の中でも育てやすいです。
身近に置くので枯れる心配が少ない
ちょっとしたスペースで始められる水耕栽培なら、台所やリビングなど身近なところで育てられます。毎日目につくところにあれば、バジルの状態変化に早く気づけるので枯れる心配が少なく済みます。
弱ってきているなと思ったら、水を替え液体肥料を混ぜてあげましょう。毎日のちょっとしたお世話で元気なバジルを育てられますよ。
水耕栽培でバジル作り。材料と方法
材料を揃えたら準備し種をまく
まず用意するものは、種とスポンジです。スポンジは、消しゴムくらいの大きさに切り分けてください。一つのスポンジに一つの種を植えるので、種と同じ数のスポンジを切り分けます。 切り終えたら、真ん中にカッターで十字の切り込みを入れましょう。 種を一つずつ、この切り込みの中心に入れていきます。種が日光を浴びられる程度の深さに埋め込んでくださいね。これで種の準備は終わりです。
あとは、平たい容器に種の入ったスポンジが浸るくらいの水を入れ、日当たりのよいところに置きます。水を毎日替えながら、茎が4cmくらいになるまで育てましょう。
発芽したらペットボトルなどに植え替える
500mlの空のペットボトルを用意します。ペットボトルの飲み口から1/3の部分、つまり、上部の丸みのある部分から垂直になっているあたりを刃物で切りとります。飲み口が下になるように切りとった部分をひっくり返して、切り取った下の部分にはめます。これで容器の完成です。
発芽したバジルをスポンジごとペットボトルに移します。スポンジを、飲み口の部分に埋め込むように置き、下の部分に水を入れておくだけで大丈夫です。根の全体が水に浸かってしまうと、酸素不足や根腐れを起こすので、水は根に触れるくらいにしましょう。
室温10℃以上の日当たりのよい場所に置く
キッチンに置くなら、定期的に蛍光灯の光が当たるようにしてあげてください。明るい窓辺に置くか、たまに日光浴をさせてあげると、いきいきと育ちますよ。
屋内での水耕栽培ではどうしても日光が不足しがちです。光を与えるための商品もありますが、窓際に置くことでかなりカバーできますよ。ただ、強い日差しに当てると葉が硬くなったり焼けたりするので、差しが強すぎない時間帯に日光浴をさせてあげましょう。窓際で育てるときは、日差しの強い日はカーテンなどで少し陰を作ってあげてくださいね。