新生児は昼夜逆転しやすい!夜寝るための対策や寝ないときの対処法
昼夜逆転してしまったときの治し方は?
光と音で朝夜の区別をつけてあげよう
このように、光は体内時計に大きな影響を及ぼしますので、赤ちゃんの昼夜が逆転したときは、対策としてまず朝日を浴びることからはじめてみましょう。
また、日中の生活音と夜の静けさには大きな違いがあります。実際に生活しているとあまり気にならないかもしれませんが、赤ちゃんがお昼寝をしているからといって不自然に静かにすると逆効果になる場合もあります。
新生児主導の生活から、徐々に朝夜の区別がつく生活への移行を促しましょう。
昼間にたくさん遊んで早めに寝る対策を
しかし、これも日中どのように過ごしたかで決まりますので、昼間お散歩に出るなど適度な刺激を与えることが大事です。身体が動かせるようになった赤ちゃんなら、たくさん遊んで活動量を増やします。
ただし、幼児期まではお昼寝が必要ですので、昼間に遊びすぎてしまうと夕方たっぷり昼寝をしてしまい、結局夜遅くまで眠れない悪循環に陥ることもあります。お昼寝が必要な場合は15時までに起きるように調整して夜の就寝時間に響かない対策をとりましょう。
早く眠れるために、日中の過ごし方を見直すことが大事です。
夜中の授乳を長めに与えてみる
赤ちゃんが夜なかなか寝てくれないと感じるときは、眠る前や夜中の授乳を少し長めに設定してみましょう。ミルクの場合は1日の容量を超えない範囲で、いつもより多めに満足するまで飲ませてみることも試してみてください。
日中、赤ちゃんがすやすや寝てくれるとママは家事がはかどり嬉しいですが、そのことが夜の睡眠が浅くなる原因になっているかもしれません。昼間は活動の時間、夜は睡眠、と赤ちゃんが理解するためにも、長時間お昼寝をさせることに一生懸命になりすぎない方がよいかもしれませんね。
なかなか昼夜逆転が直らない。原因は?
げっぷや便が上手に出ていない
ママでも便秘がちだったり、お腹にガスがたまりやすかったりすると不快感からゆっくり眠れないことがあるのではないでしょうか。赤ちゃんの便の回数や量、げっぷはちゃんと出ているかなどを日ごろからチェックしていると、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。
授乳期の赤ちゃんの便秘には体質だけでなく、ママの食生活も大きく関わっています。赤ちゃんの便秘を解消するためにはママの食事の脂質や糖質を控え、ママの便秘も解消することが有効だといわれいます。
おむつが濡れていたりサイズが合わない
新生児のうちは、ママがおむつを確認するたびに濡れているので何度も交換することになりますが、そのままにしておくとおむつかぶれの原因になるのでこまめな交換は大事です。「寝ているときにおむつ交換はかわいそう」と悩むこともありますが、かぶれてかゆみや痛みが出るよりは早めに交換した方がよいですね。
おむつのサイズが合っていないことも不快感の原因です。お腹周りがきつい、脚のつけ根が食い込むなどで眠れないことがありますので定期的にサイズの見直しをしましょう。
病気の可能性も視野にいれておく
なにをしても泣き止まないときや、意識がもうろうとしている、特定の場所を触ると激しく泣くなどいつもと違うと感じる場合は、夜中であっても病院や相談窓口に連絡しましょう。発熱の有無やほかに症状がないかなどを聞かれますので、落ち着いて答えてください。
いざというときに慌てないためにも、母子手帳や保険証はまとめておき、緊急診療を行っている病院や相談窓口の電話番号は目につきやすいところに書いておくなど対策しておくと安心ですね。
まとめ
新生児期を乗り越えれば徐々に夜まとめて寝てくれるようになります。そのうち、毎朝幼稚園や学校に行くために起こすのに苦労する、という日々が訪れますので心配は無用です。
新生児期を越えても昼夜逆転している場合は、毎日の過ごし方を見直して、家族みんなで規則正しい生活を目指しましょう。