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「ママ怒るから嫌い」いわれて傷つく。子どもの成長の証と親の対処法

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「ママ嫌い」で傷ついた感情をどうする?

子どもが素直に感情表現するのは素晴らしい

子どもが素直に感情を表現することは、今後のコミュニケーションに役立ちます。今はママやパパなど、大人がいつも側にいて、お友達との間をサポートしていますが、小学生になると全部1人でしなくてはなりません。

子どもが素直に感情を表現するためには、普段から親のかかわり方が大事です。子どもの怒りと同じような怒りで対応し、厳しくいい聞かせていませんか?この状態では、子どもは自分の気持ちを理解してくれないと、親を信用しなくなってしまうかもしれません。

子どもの気持ちに共感し、受け止め、できるかぎり話を聞くようにしましょう。そして思いっきり褒めましょう。子どもが自分で感情をコントロールするには時間がかかります。長い目で見守ることが大切です。

怒りが増えるのは考えられる枠が少ないから

イライラしているときは、体のどこかに不調をかかえていたり、寝不足だったりした経験はありませんか?そういうときは「思考系」のキャパシティが少なくなっているのです。

それゆえ、考えられることの少ない枠の中に、新しい課題がどんどん入って来てしまうと脳はパニックを起こします。「分からない!」「対処できない!」となり、それが「怒り」に変わってしまうのです。

要するに、「怒り」とは「自分が分からなくて困っている」というサインなのです。子どもの怒りも同じです。ママのいうことがよく聞けて、理解できれば嫌がることもないそうです。

「怒り」は目の前のできごとのせいではないことが多いのです。生活を見直し、怒りのきっかけとなるものを解消しましょう。

怒りを上手にコントロールしよう

「怒り」は大切な感情の一つ。本当はどんどん怒っていいのです。怒りを我慢してしまうとストレスになりますし、新しい怒りの原因になりかねません。

けれども、怒りの出し方を間違えると「なんであんな言い方してしまったんだろう」と後で自己嫌悪におちいるのです。怒りにはよいも悪いもありません。よい出し方か悪い出し方しかないのです。

怒りは上手にコントロールして付き合っていきましょう。

怒りのスイッチが入りそうになったら、その場を離れてみる、または1~10までの数字を数えながらゆっくり呼吸をする、相手の話をじっくり聞いてみるなどの方法をためしてみましょう。ほかにも相手(子ども)が怒る理由を考えてみることもおすすめです。

まとめ

「ママ嫌い」と子どもがいうのには、子どもなりの理由があるのです。ママから怒られることが嫌いだったり、「嫌い」といった後のママの反応が見たくて」やっていたりします。

子どもからいわれたことをそのまま受け取るのではなく、一度深呼吸して落ち着いてみましょう。怒る前に冷静になる習慣をつければ、それは怒りをコントロールすることにもつながります。

なぜ自分は怒っているのか原因はなんなのかを考え、自分の気持ちを伝えるとよいですよ。怒りと上手に付き合いながら、子どもとよい関係を築いていってくださいね。
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