
3歳の子どもが足を痛がる理由は?泣いている子にママができる対処法
成長痛は子どもとスキンシップで対応を
とはいえ、「そのうち治まるから」と子どもを放置するのはかわいそうですよね。「こんなに痛いのにママは何もしてくれない」という状況は子どもに不安とストレスを与え、痛みを強く感じる原因になってしまいます。
子どもが痛がっているときは、痛む部分をさすったり、抱っこして背中をさすったりしましょう。スキンシップを取ることで安心感が生まれ、気持ちがリラックスすることで痛みも軽減されます。
また、保冷剤で冷やしたり、マッサージをしたりすることで痛みが軽くなる子どももいるようです。
朝や昼間も痛みがある場合は病院を受診する
例えば、成長痛で痛むことが多い膝周辺に痛みが出る病気としては、「大腿骨頭すべり症」「ペルテス病」「小児白血病」「骨肉腫」「アレルギー性紫斑病」「反張ひざ」などが挙げられます。
このうち、3歳の子どもに起こりやすいのが、「アレルギー性紫斑病」「ペルテス病」「小児白血病」「反張ひざ」です。アレルギー性紫斑病以外は外見ではわかりづらいため、とくに注意しなくてはなりません。
「成長痛だと思っていたら病気だった」ということにならないよう、朝や昼間も痛みがある場合は病院を受診しましょう。
まとめ
傷や腫れがなく夕方や夜間にだけ痛むのであれば成長痛の可能性が高いですが、大きな病気が隠れている可能性もあります。痛みがくり返し起こるようなら、自己判断せず一度は病院を受診するほうがよいでしょう。
また、子どもが足を痛がっているときは、優しい声かけやスキンシップで安心させてあげてくださいね。