単身赴任が子どもに与える影響は?メリットやデメリットと対策方法
パパの単身赴任は突然決まることもあります。ママは心の準備ができていなくてびっくりしますよね。また、一緒に行けないことで、パパのいなくなる生活を不安に感じているママは多いと思います。そんなママに、単身赴任が子どもに与える影響や、子どもに寂しい思いをさせないコツをお伝えします。
単身赴任のメリットとデメリット
単身赴任のデメリットとは
すべてをまかなうのは難しいようですが、会社によっては補助金がでるところもあるようです。費用を抑えるために中古品を利用し、赴任後は処分するという話も聞きますね。
そして、なによりもパパの健康管理が心配ですよね。仕事が終わってからの自炊は大変で、だからといってコンビニ弁当や外食で済ませてしまうと、食生活が乱れ体調を崩す原因になるでしょう。
また、住民票を赴任先に移した場合は、赴任先と元々住民票があった市町村から二重で住民税が請求される場合があるので、移すときには注意が必要です。
単身赴任のメリットについて
一番大きなメリットは、ママが自分のペースで生活できるということ。帰りの遅いパパを待つことがなくなり、子どもが寝た後には、自分だけのゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、子どもの転園や転校先を探さなくてよかったり、これからの進学先についてのプランが立てやすくなったりします。
ですが、いろいろな面でパパのありがたさを感じることが増えるようです。いつも当たり前のようにやってくれていた休日の子どもとの遊びにお手伝い…何気なく過ごしていたことに感謝することが多くなるでしょう。
改めてパパを大切に思う気持ちが再確認できることもメリットではないでしょうか。
単身赴任は家庭が崩壊する危機も?
新しい赴任先でのストレスに加え、家族と離れることでコミュニケーションが不足しがちになります。また、家族はパパが不在の間にパパのいない生活になれ、その結果、パパは家での居場所がなくなってしまうことがあるかもしれません。
居場所がなくなるとパパは家に帰りにくくなりますよね。ママはそのようなことがないように、フォローすることが大切です。写真付きのメールを送ったり、電話で子どもたちと感謝の気持ちを伝えたり、いろいろ工夫するようにしましょう。
ママの力で単身赴任を、危機から家族の絆を深めるきっかけに変えてくださいね!
父親の単身赴任で子どもに与える影響とは?
子どもが寂しさから情緒不安定に
特に子どもが小さかったり、パパっ子だったりすると、急にパパが毎日いなくなるという環境を受け入れられないようです。パパと会いたくなったり、恋しくなったりして急に泣いてしまうこともあるでしょう。
子どもによっては、ママが不安に思っていたり、寂しいと思っていたりすると、敏感に感じ取って情緒不安定になってしまうこともあるようですよ。
パパとの連絡はこまめにとって、みんなが寂しくならないように工夫をしてくださいね。
パパとの接し方がわからなくなってしまう
単身赴任も同じで、毎日会えなくなると同じようなことが起きる場合があります。忘れることはなくても、パパとどのように接すればよいかわからなくて、少し離れた場所で様子をうかがっていたり、ママの後ろに隠れてしまったり、初めて会う人のように照れたりすることはよくあることです。
人見知りをするような幼稚園の時期だと、パパ見知りする子も出てくるでしょう。そんなときはママの出番!パパに会う前に、家族の写真やビデオを見て子どもとお話ししましょう。楽しい思い出の写真やビデオを見るだけで、抵抗なくパパに会えるはずです。
反抗的な態度や問題行動を起こす可能性も
それくらい子どもにとってパパは威厳がある存在で、ママでは止められないようなことでもパパによって止められているケースはよくあるようです。
そのような止める役割を果たしていたパパがいなくなると、ママに反抗的な態度をとったり、問題行動を起こしたりして、「パパがいなくて寂しい」というサインを送る可能性があります。
ママが子どものサインに気付いたときは、怒るのではなく優しく話を聞いてあげるようにしてくださいね。
単身赴任で子どもを寂しくさせないコツ
ビデオ通話などを使いこまめに連絡をとる
その方法の一つに、ビデオ通話があります。最近はパソコンだけでなく、携帯やスマートフォンで手軽にビデオ通話ができるようになりました。子どもによっては、パパの声だけを聞いてしまうと余計に寂しくなることもあるでしょう。それに比べ、ビデオ通話だとパパの顔が見えるので、安心してお話ができるようですよ。
電話の回数やビデオ通話が増える単身赴任の時期は、電話料金を気にしないで連絡を取りたいものですね。携帯電話には、月料金が一定額な「かけ放題のプラン」があるのでおすすめです。