赤ちゃんがぐっすり寝る音が知りたい!音楽の選び方や流す方法の紹介
赤ちゃんの寝かしつけ、苦労しているママも多いのではないでしょうか?実は赤ちゃんには安心できる音や曲というものがあります。赤ちゃんのお気に入りの音楽ならスムーズに寝かしつけられるかもしれませんね。この記事では赤ちゃんの寝かしつけに役立つ音楽選びや流し方をご紹介していきます。
赤ちゃんが寝る音ってどんな音?
お腹の中で聞いていた「ピンクノイズ」
ピンクノイズは、赤ちゃんがお腹の中にいたときに聞いていたママの血液の流れる音のことです。赤ちゃんは生まれるまでずっとお腹の中でこのピンクノイズを聞いていたため、この音は赤ちゃんにとってはとても落ち着く音であるとされています。
ピンクノイズのように規則的に繰り返す音には「1/fのゆらぎ」という超音波の一種が含まれていて、これが人を落ち着かせるそうです。そのため、ママのお腹の中と似た状況を作ると、赤ちゃんは心地よくリラックスできて自然と眠たくなります。
リラックス効果のある「波の音」
先ほど「1/fのゆらぎ」という超音波の一種にリラックス作用があると説明しましたが、自然界にもこの「1/fのゆらぎ」は存在します。波の音や木々の葉がこすれる音など、自然の音にはリラックス効果があるのです。
赤ちゃんが外に出ると泣きやむのは、自然の音が耳に入ってくるからなのですね。
自然界の音の中でも、波の音はママのお腹の中にいたときの音によく似ているのだそうです。波の音は大人にも効果的で、波の音を聞くことで、穏やかなリラックス状態になり質のよい睡眠をとれるともいわれていますよ。
ぬくもりが伝わる「ママの心臓の音」
赤ちゃんはお腹の中で、ママの心臓の音も絶えず聞いていました。だからこそ、赤ちゃんにとってはトクントクン…という落ち着いたテンポ感のママの心臓の音も、ぬくもりが感じれてリラックスできる音なのですね。
なお、心臓は体の胸の辺りのほぼ真ん中にありますが、鼓動がより大きく聞こえるのは心臓の左の部位です。
そのため、ママやパパが赤ちゃんを抱っこするとき、心臓がある左半身に赤ちゃんの頭がくっつくように抱っこすると、心臓の音が聞こえやすくなり赤ちゃんはゆったりと落ち着けます。
YouTubeで聞ける赤ちゃんが寝る音楽
ディズニーのオルゴールメドレー
「泣いていた赤ちゃんもディズニーのオルゴールメドレーであっという間に泣きやんで、すぐに寝ついた!」というママの口コミもあるほど、効果を感じているママが多いようです。
アップされている動画には、ゆったりとしたオルゴールの優しい音色のディズニーミュージックがたっぷり1時間以上入っているものが多いので、じっくり聴くことができますよ。
寝つくまで時間がかかる、という赤ちゃんにもぴったりではないでしょうか?もしかしたら心地よいディズニーの曲を聴いているうちに、ママやパパの方が先に眠くなってしまうかもしれませんね。
ジブリのオルゴールメドレー
YouTubeにアップされているジブリミュージックのオルゴールメドレーの動画には、オルゴールの音と同じくらいの音量で胎内音が入っているものもあります。
前述のとおり、ママの胎内を思わせる音はピンクノイズと呼ばれリラックス効果が高いため、赤ちゃんの寝かせつけに最適といえるでしょう。
ジブリのオルゴールメドレーには、「夜にいつもジブリのオルゴールメドレーをかけながら寝かしつけしていたら、お昼寝でもこれを聞くとすぐに寝つくようになった」というママの声も聞かれるので、寝かしつけの効果が期待できそうですね。
ポイントはオルゴール音を選ぶこと
オルゴールの心地よいメロディーには自律神経が整う作用があって、リラックス効果があります。さらに、ホルモンの分泌も整えて心身の恒常性(こうじょうせい)を保つともいわれています。
また、オルゴールのゆっくりとした優しい音色は赤ちゃんに心地よい安心感を与えてくれるのです。これは、赤ちゃんだけでなく大人も同様です。
よく病院の待合室などでオルゴールミュージックが流れているのも、こうした理由があるからなのですね。オルゴールの音色は赤ちゃんにも大人にも安心材料となってくれます。