旅育のために海外旅行をしよう!フライト時間別のおすすめスポット
旅育で海外旅行に出かける親子が増えてきています。これまでの家族旅行とは違う楽しみ方でお出かけすれば、単なる思い出だけではなく子どもの成長にもプラスに影響するはずです。そこで、今回は旅育の目的と計画や準備のコツについて解説します。あわせて、フライト時間別のおすすめスポットもご紹介します。
旅育の目的と計画や準備のコツとは
旅育のメリットはコミュニケーションと体験
旅育には、親子で同じ体験をすることでコミュニケーションが生まれ、家族の絆がより一層深まるというメリットもあります。
日常生活の中では時間が慌ただしく過ぎていくので、親子で会話する時間は意外と少ないものです。でも、旅先では子どもは初めての体験や新しい発見に目を輝かせて、心が大きく動きます。ママやパパは仕事や家事から開放されるので、気持ちに余裕が生まれて自然と親子の会話がはずむものです。
4歳を過ぎると記憶に残るようになる
子どもの脳は、3歳から4歳にかけて構造が大きく変わるようです。記憶などを司る「海馬」が発達するのは3歳を過ぎてからであることがわかっています。ですから、3歳以前の経験は脳に記憶されにくいのでしょう。
また、4歳を過ぎると会話の内容も豊かになり、ママやパパの言うことを聞けるようになってきます。飛行機の中や見学施設先で大騒ぎすることもほとんどなくなる年ごろです。海外旅行に出かける意味が理解できるようになる4歳過ぎであれば、きっと楽しい旅行になるでしょう。
子どもが積極的に旅に関わるよう工夫を
旅育では、旅の行き先や大まかなスケジュールを子どもにわかる範囲で伝えるようにするとよいでしょう。ガイドブックやパンフレットを見ながら見学先の計画を立てるのもおすすめです。
飛行機での移動時間が長いようであれば、どのように過ごすのかを一緒に考えると落ち着いて過ごすことができるようになるかもしれません。旅の持ち物も、子どもと一緒におしゃべりをしながら用意をすると、旅への興味がより一層深まることでしょう。
フライト4時間で気軽に行ける旅育スポット
短い日数でも楽しめるのは韓国
韓国のソウルには、小さな子どもが楽しめる旅育スポットが集まっています。ベビーカーや抱っこ紐が手放せないママやパパにとっては、大助かりです。
中でも「ロッテワールド」は韓国を代表するテーマパークで、マジックアイランドとアドベンチャーパークでは様々なアトラクションやパレードを楽しむことができます。
約4万匹の水中生物が揃っている巨大水族館「COEXアクアリウム」や動物園と植物園、遊園地が一つになった「ソウルオリニ大公園」は、子どもたちに人気の施設です。
子ども向けの食事も楽しめる台北
台北では、ぜひ「九份」に足を運んでみてください。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルといわれるところで、子どもと一緒に古い町並みを楽しむことができます。
また、台北で有名なお菓子メーカー「郭元益」では、パイナップルケーキ作りにチャレンジできます。表面に自分らしいデザインを描けるので、人気のある施設です。
ほかにも、台北では小籠包など子どもでも食事を楽しむことができます。特に夜市が有名で、毎晩数カ所で開かれお祭りのような賑わいです。小さな子どもと一緒なら「寧夏路夜市」がおすすめですよ。
幼児でも楽しめるビーチが魅力的なグアム
ビーチリゾートのグアムの海は遠浅で、波が穏やかです。幼児でも安全に水遊びを楽しむことができます。
グアムといえば、ウォーターパークが有名です。ターザ、PICグアム、オンワードなど流れるプールやウォータースライダーがある施設がいくつもあるので、子どもの年齢に合わせて楽しむとよいでしょう。
島全体が小さいので、車を使えば短時間でどこへでも移動できます。グアムは、のんびりと旅行を楽しみたい親子にぴったりの場所といえるでしょう。
長距離フライトで自然を楽しむ旅育スポット
ゴールドコーストでコアラを抱っこしよう
ゴールドコーストから車で約20分のところにある「カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー」という野生動物の保護園は、自然が楽しめる旅育スポットです。園内にはオーストラリアにしかいない動物が自然に近い環境で飼育されていますが、コアラを抱っこできるのが最大の魅力です。
6月から10月ごろの旅行であれば、ホエールウォッチングを楽しむことができます。ザトウクジラが悠々と泳ぐ姿を、日本語のガイドつきで目撃してみませんか。