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学資保険に親の年齢は関係する?加入時期や契約者についても解説

学資保険に親の年齢は関係する?加入時期や契約者についても解説

子どもが生まれると、保険のことが気になることもありますね。子どもが生まれたのを契機にパパやママの保険を見直すと同時に、子どもの保険についても加入をどうしようかと考えるかもしれません。そのなかの一つに学資保険があります。そこで、学資保険の加入や契約についてご紹介します。

学資保険にママとパパの年齢は関係ある?

ママとパパの年齢制限はあるのか

学資保険は、加入時の子どもの年齢により月々の保険料が異なってくることはご存知でしょう。「子どもの年齢で保険料が変わるならパパやママの年齢は関係ないのでは」と思うかもしれませんね。

ところが、学資保険の支払いはパパやママなどの大人ですね。この保険料を払う人が「契約者」となるため、「年齢と健康状態」が契約者にも問われるのです。

学資保険には、契約者が死亡または所定の高度障害になった場合に保険料を免除する「保険料払込免除特則」があります。そのため、子どもは健康でも契約者に持病があれば入れない、または免除特則を付加できない場合が出てきます。

また、年齢が高すぎると払込期間ずっと保険料を支払ってもらえないリスクが高くなるため保険料も上がります。

何歳から何歳までが契約者になれるのか

契約者の年齢制限の下限は男性、女性により違いがあります。おおむね男性18歳以上、女性16歳以上となっています。一方、上限年齢に関しては保険会社によりずいぶん異なってくるでしょう。

フコク生命は、契約者の性別や被保険者の年齢、払込期間により異なるため、問い合わせが必要です。明治安田生命は、満18~45歳です。ただし、子どもが2歳以上のときは、満40歳までとなるそうです。

日本生命では、契約コースにより制限年齢に違いがあります。長いもので16~67歳、短いものでは18~39歳と異なりますので、問い合わせる必要がありますね。

ソニー生命も、加入コースにより細かく年齢設定がされており、男性は女性に比べて年齢制限が厳しいでしょう。

契約者は祖父母でもOK

学資保険に加入する場合、パパとママではパパが契約者になる場合が多いようです。これは、ママを契約者にすると大黒柱のパパになにかあっても保険料を払い込み続けなければならないためです。そのため、保険料払込免除特則をつけてパパを契約者にすることが多いのです。

学資保険は両親以外では契約できないと思われがちですが、なかには祖父母が契約者となることも可能なものもありますよ。ただし、祖父母は高齢になるため、健康状態、年齢制限などで引っかかり加入できない場合も多く、さらに加入にはパパやママの同意や同居が条件になることもあるでしょう。

ほかにも契約者が祖父母で受取人を孫かパパやママにした場合は、贈与税がかかりますので注意が必要ですよ。

ママとパパの年齢が若いほど得をする

年齢が若いほどお得になる理由

生命保険や医療保険への加入は、若いうちの方が月額保険料を安く抑えられるといいますね。これは、学資保険でも同じことです。保険は若いうちに入る方が有利といわれるのは、病気になったり死亡したりするリスクが小さくなるからです。

年齢が上がれば上がるほど、死亡率が高くなり、満期まで保険料の支払いができない確率も高くなります。保険会社はそのようなリスクをふまえ、年齢が高いほど保険料を上げ、加入できる保険や特約に年齢制限をもうけているそうですよ。

そのため、年齢が若いほど加入期間も長くなるので、さまざまなコースから条件がよいものを選んだり、お祝い金などを有利にもらったり、保険料払込特則をつけたりしても保険料を安く抑えることができるのです。

年齢が若いとどれくらい得をするのか

若い人の方が保険料は安くなるのが分かりましたが、実際にはどのくらいの差があるのでしょうか?少し比較してみましょう。

フコク生命「みらいのつばさジャンプ型」払込期間11歳、満期保険金100万円+祝い金100万円
1.パパ30歳、子ども0歳の場合
保険料14,354円、払込保険料1,894,728円
2.パパ34歳、子ども4歳の場合
保険料22,781円、払込保険料1,913,604円
3.パパ37歳、子ども7歳の場合
保険料40,138円、払込保険料1,926,624円

このように、加入を7年遅らせると月額25,784円も違ってくることが分かります。保険会社により子どもの年齢制限も異なりますから、それも合わせて早めの検討をするとよいかもしれませんね。

ママが妊娠中から学資保険に入ろう

学資保険には「出生前加入特則」があり、保険会社によっては出産予定日の140日前から加入することができます。もちろん、このときに妊娠経過が順調で、母子ともに健康であるという条件がつくのはいうまでもありません。

しかし、出産前の場合、無事に産まれてくれるのか不安になるものでしょう。「生まれる前から保険料を払って万が一のことがあったらどうするの?」と思うのは当然のことですね。死産や流産などの不幸が起こってしまった場合、契約は無効となり、それまでに払った保険料は戻ってくることになっています。

契約者の年齢が上がると保険料も高くなるため、妊娠中に誕生日を迎えてしまうときには出産前に加入する方が保険料を安く抑えることができるでしょう。

ママとパパどちらが契約者になるのがよいか

ママとパパの収入が多い方が契約者になる

「年齢が若い方が保険料を安くできるなら、ママを契約者にしよう」と考えるのは短絡的ですよ。年齢も大切ですが、パパとママのどちらに、もしものことが起こった場合に困るかを考えるのが基本となります。そのことから考えると片働き、共働きに関わらず、収入が多い方を契約者にすることが一般的な考え方でしょう。

その理由は、収入が多い方を契約者にすることで万が一のことがあっても「保険料払込免除特則」の適用により保険料の負担がなくなるからです。そのうえ、学資保険金の支払いは予定どおり行われるため、家計へのデメリットを減らせるのが大きな利点でしょう。

ただし、収入が多い方に健康上の理由があったり、年齢制限で加入できなかったりしたときはそのかぎりではありませんよ。
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