フリーランスは子育てママに向いている?働くメリットから心構えまで
自分のペースで仕事ができるフリーランスという働き方に興味を持っている子育てママも多いと思います。そこで今回はフリーランスの意味と働き方、ママがフリーランスで働くことのメリットとデメリット、フリーランスで働くことの心構えなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
フリーランスの意味と働き方とは?
企業に属さずに個人として仕事を請け負う人
普通の会社員のように、会社と雇用契約を交わして会社に指定された業務をこなすわけではなく、仕事はクライアントと直接やり取りをしてこなすということになります。会社勤務ではないので、勤務時間や休み、勤務場所などはすべて自分の自由です。
同僚や上司もいないので、職場の人間関係に悩むこともない代わりに、なにかトラブルが発生しても自分ですべて解決しなければなりません。自由な反面、会社という後ろ盾がない働き方でもあります。
職種はさまざま、スキル取得は仕事に繋がる
また、どの職種にも共通している、使えた方が便利なスキルなどもあらかじめ身につけておくことをおすすめします。
フリーランスとして自宅で仕事をする場合、パソコンを使いこなすことが必須条件となります。実際に仕事の作業ではパソコンを使わなくとも、クライアントの連絡手段としてメールを使うことがあるので最低限は使いこなせるようにしたいですね。
フリーランスは1人で仕事を見つけてクライアントとやり取りするので、コミュニケーション能力も大切です。
スキルや経験がなくてもできる仕事もある
たとえば市場調査やデータ打ち込み、ブログ記事を書くライター業や商品モニターの仕事なら思いついたその日から始めることができます。まずはママにできそうな仕事を見つけて最初の一歩を踏み出してみることも大切ですよ。
ただ、スキルや経験を問われない仕事は、最初は収入が低いことを心に留めておきましょう。しかしそういった仕事を積み重ねていくうちに、自然とスキルや経験アップをはかることもでき、収入を増やすこともできるかもしれません。
フリーランスママのメリットとデメリット
子育てとの両立がしやすい
仕事の量も、育児と家事とのバランスを考えながら自分で調節することができます。もし、出産前にしていた仕事でフリーランスとして働くことができるのなら、同じ職種でフリーランスとして働ける道を模索してみるのもよいですね。
フリーランスの仕事なら、「子どもが小さいから働きに行けない」と諦める必要もなくなりますよ。まずはちょっとした家事や育児の隙間時間にできる仕事を探してみましょう。
ママ目線を武器に活躍できる
たとえばインテリアコーディネーターなら、子どもがいる家庭にはどんなインテリアが向いているのか、どのような家具を選び配置したらよいのかなど、実際に育児をしているママとしての目線でアドバイスすることができます。
また、最近は子育てママ向けの育児情報サイトもいろいろあるので、ライターとして、ママ自身の育児経験を元にコンテンツ作成や記事の執筆などの仕事をするという選択肢もあります。
まずはママの得意な分野で、自分自身の育児経験を長所として生かせるような仕事を始めてみましょう。ママの育児経験を仕事を通してほかの人に役立てることができたら、頑張りがいもありますね。
安定した収入を得るのが大変
さらに会社に勤務しているときと違い、福利厚生や傷病手当などがないので少し不安に感じるママもいるかもしれません。
毎月収入に波ができてしまうので、収入が多かった月は少ない月のために貯蓄しておく、毎月最低限の仕事量を決め、なにがあってもそのノルマをきちんとこなすようにするなど、ママ自身で最初から決めて調整しておかないと収入の少ない月には困ってしまいますよね。
このように、デメリットについてもしっかりと検討するようにしましょう。
子育てママがフリーランスで働く心構え
仕事と家庭のメリハリをつける
特にフリーランスは自宅で仕事をすることがほとんどなので、だらだらと仕事をしていると家事や育児にも影響が出てしまいます。たとえば、仕事をする時間は、朝子どもが起きる前、そして夜子どもが寝た後、というように決めておくようにしましょう。
仕事中は家事をしないなど、区切れを作っておくようにしたいですね。そうでないと家事も仕事も中途半端になってしまう可能性があります。
必要なら、ときおりベビーシッターを利用する、もしくは行政の託児サービスを利用することも検討しましょう。