勤務中の間食で仕事の効率をアップ!ママにも嬉しいヘルシーおやつ
仕事をしているとずっと集中することが難しいことがありますよね。そのようなときに間食をすれば、気分を切り替えて仕事の効率をアップすることもできますよ。間食したら太ることが気になりますが、ヘルシーなおやつであれば、そんな罪悪感を抱かずに食べられそうです。勤務中の間食についてご紹介します。
最近の社会人の間食事情について
約85%の人が仕事中に間食をしている
2018年に実施されたあるアンケート調査によると、仕事中にガムやお菓子を食べることがあると回答した人は約85%でした。仕事中の間食は女性の方が男性よりも高い傾向であるものの、男性も同じ調査機関が2014年に調査したときの結果よりも間食する人の割合が増加しているようですから、性別や年齢を問わずに間食をすることが一般的になっているようですね。
小腹を満たすためだけでなく、気分転換や一休みをしたいときなど、仕事を効率的に行うために間食をしている人が多いようですね。
女性は甘い物を間食にする人が多い
仕事をするときに常に使っている脳は、そのエネルギー源のほとんどを甘い物に含まれる糖分に頼っています。仕事をして疲労を感じたときは、甘い物を食べることで脳へエネルギーを補給しているのでしょう。そのほかにも血糖値を上げる効果がありますから、空腹を抑えられ、作業に集中させてくれますね。
もちろん、女性が甘い物が好きでおいしいことも理由の一つでしょう。おいしさのあまりつい止まらなくなって食べすぎてしまうことには注意したいですが、お気に入りのおやつでリフレッシュすればもうひと頑張りできそうです。
間食を選ぶ基準は個包装で手が汚れないこと
どのタイミングで食べるとしても、手が汚れずに食べられれば仕事の邪魔にならずに済みますよね。そのため、仕事中に食べる間食を選ぶときには「個包装で手が汚れない」ことを重視している人は多いようです。
手が汚れなければ仕事に影響することもないでしょうし、移動中でもサッと食べることができ、バッグや机に入れておいても場所を取りませんから便利でしょう。間食を選ぶ上で個包装されていて手が汚れないことは大切なことなのですね。
仕事の効率アップにつながる間食のポイント
間食を選ぶときに気をつけたい食品のGI値
ただ、血糖値が急激に上がると体の中では血糖値を下げようとする働きが起こるので、頭がぼんやりとして眠くなることがあります。食事をとった後に眠くなりやすいのは、食事をして急激に上昇した血糖値を下げようとしていることが一つにあります。
ですから、急激に血糖値を上げない食べ物が間食に向いているのです。炭水化物が分解され糖に変わるまでのスピードを表したGI値が高いほど血糖値が急激に上がりやすく、低いものは緩やかに上がるとされています。つまり、GI値が低い食品を間食に選ぶと眠くなりにくいといえるのです。
間食タイムはランチの約2時間後がおすすめ
そうならないために血糖値を急激に上昇させない食べ方をする必要があるのです。食事をして2時間ほど経過すると、血糖値はほぼ正常に戻っています。昼食は12~13時ころにとることが多いでしょうから、15時ごろには血糖値が落ち着いてきます。
ですから、「3時のおやつ」とも言われるように15時ごろに間食をすることは理にかなっているのです。昼食後の血糖値上昇が正常化して、再び下がり始めるタイミングに間食して空腹の時間を減らすことで血糖値は安定し、脂肪としてため込むことも少ないようですよ。
メリットを知って適量の間食を
まず、間食は適した時間に食べると血糖値を急激に上げることなく、急激な変化を避けることができます。血糖値の急激な変動は体重を増やすことにつながりますから、体重増加を抑えられますね。
間食では食事で摂取しにくい栄養素を補うこともできますよ。例えば、タンパク質は女性が不足しがちな栄養素といわれていますから、間食できなこや豆類などのタンパク質を食べれば効率よく補うことができますね。
また、少量の間食でも食べたら気分転換ができ、小腹も満たされますから、夕食も少なめにしておくことができるかもしれません。間食を上手にとることは多くのメリットがあります。
ワーママにおすすめのヘルシーな間食は?
手軽につまめて栄養満点のナッツ
ナッツは血糖値が緩やかに上がり、糖を穏やかに吸収してくれる食べ物です。一粒は小さいですが、栄養が豊富でタンパク質、ミネラル、ビタミンB、食物繊維、ビタミンEなどが含まれています。
女性に不足しがちなタンパク質やイライラを解消してくれるビタミンが含まれているのは、嬉しいですね。そして、適量であれば太ることをあまり気にせずに食べることができますから、安心して間食をとることができますね。