就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

共働き世帯の料理事情。早い安いうまいを目指すためのコツ

共働き世帯の料理事情。早い安いうまいを目指すためのコツ

夫婦で働いていても、毎日のご飯はなるべく手作りで一緒に食べたいと思うものです。でも、時間は限られるし、お料理のアイデアも尽きてしまって、日々の献立を考えるのが負担になっている、というママも多いと思います。忙しい共働き世帯の料理の悩みと、早くておいしいご飯を作るコツをご紹介します。

共働き家庭がみんな持っている料理の悩み

外食や惣菜に頼って食費がアップしてしまう

共働き家庭では、毎日のご飯を作る時間が限られます。急いで帰宅して、お腹が空いた子どもにできるだけ早くご飯を作らなくてはいけないママも多いのではないでしょうか。

手の込んだものを作ろうと思うと、どうしても下ごしらえや調理に時間がかかってしまいます。お米は炊飯器にお任せできたとしても、おかずなどをタイマー調理できることはまだ少ないですね。

ママも疲れているときは、スーパーのお総菜に頼ってしまったり、外食で済ませてしまったりすることも多くなります。そうなると、どうしても食費が高くなり家計を圧迫してきます。

共働きとはいえ、日々の食費がかかりすぎることは好ましくありませんので、節約をしながら献立を考えることもママの悩みの種になります。

食材を使い切れなくて捨てることがある

スーパーの特売品は大容量やファミリーパックなど、量が多いものが主流ですね。日持ちするものならばよいですが、結局使い切れなくて捨ててしまうことはないでしょうか。

パパとママ、そして子どもの3人家族では、キャベツや大根などの野菜もまるまる買うと使い切れないことがあります。冷蔵庫の中で日に日にしなびていく野菜たちを見て、「今日こそは使わなくちゃ」と思いながらも忙しくしているうちに腐らせてしまうことは専業主婦でもよくあることです。

食材を使い切れなくて捨てることは、不経済なうえ「もったいない」ことです。日々の献立を考えてから食材を計画的に買うことが大切ですが、働く身では計画どおりにいかないことも多くなりますね。

買い物をする時間がない

24時間営業のお店も増えてきたとはいえ、まだまだ生鮮食品などを売るスーパーは閉店時間も早めです。閉店時間ギリギリに滑り込んだものの、品ぞろえがいまいちで新鮮なものは買えなかったという経験をしたママもいるのではないでしょうか。

買い物をする時間がないと、せっかく考えた献立も材料がそろわずに諦めることになってしまいます。保育園のお迎えギリギリになると、スーパーどころではないこともありますね。

安くて、新鮮、家族の健康を考えた品を求める日々の買い物は、徹底しようとするとチラシとにらめっこし、いくつものスーパーをはしごして、手間と時間を使ってやっと達成できるようなものです。働いていると、買い物のスケジュールを立てることも難しいですね。

できるだけ楽に料理を終わらせる方法

使い回しできる料理を作り置きする

共働き家庭でも、週末など休みを使って使いまわしできる料理を多めに作っておくと、翌週の献立作りに役立ちます。冷蔵、冷凍しておくことでいつでも使える状態になるので、ちょっとしたアレンジをすることでバリエーションも増やせますね。

おすすめなのが野菜をたっぷり使ったスープ。残り野菜や半端な肉、ソーセージなど、なんでも入れてコトコト煮込んでおきましょう。たっぷり作って分けておけば、コンソメスープ、ルーを足してカレー、出汁を入れて煮込みうどんなど1品でいくつもの料理を作ることができます。

経済的なひき肉でミートソースを作るのもおすすめです。パスタはもちろん、ミートドリアやラザニアなど、手間をかけたようなおしゃれな料理になりますよ。

ついでの作り置きで時短料理をする

週末や子どもが寝静まった夜など、まとまった時間がとれる場合にぜひ試してほしいのが「ついで」の作り置きテクニックです。丸ごとの野菜や大容量パックの肉や魚などをひたすら下ごしらえして、長期保存が可能なように加工しておきます。

ひき肉を多めに買ったらハンバーグ、ミートボール、そぼろ、ミートソースなど複数のおかずに調理してから冷凍します。野菜もカットして茹でてから冷凍すれば、ほとんどのものが長期保存可能です。

毎日の料理を時短するためには、「ついで」の気持ちで食材をある程度下ごしらえしておくことがポイントです。きんぴらや切り干し大根、漬物、酢の物などはあと1品欲しいときにも便利ですし、日持ちもするのでまとめて作っておいてもよいですね。

メニューを固定化すれば機械的に料理完了

毎日の献立を考えるのは、正直とても大変です。日替わりのメニューは確かに楽しみでもありますが、メニューを固定化してしまうとママの負担は激減します。

買い出しするものも決まってきますし、調理の手順も慣れてくれば機械的に料理が完了します。ときどき外食を挟んだり、お総菜を買ったりすれば、それほど同じメニューであることは気にならないかもしれません。

もちろん、家族が好きなメニューで、栄養バランスにも優れた献立を最初に考える必要はあります。特売のものがあれば代替え品として取り入れたり、季節ごとにメニューを少し変えたりしていくなど、臨機応変に献立を組み立てることができるようになると、手抜き感がなくなり家族も満足の食卓になりますね。

時短料理をするために手に入れたい調理器具

煮込み料理が数分で完了する圧力鍋

時短料理に欠かせないアイテムといえば、圧力鍋ははずせません。スピーディーに煮込み料理が完成するだけでなく、普通の鍋で作るよりもおいしくできあがるのも特徴です。

食材に圧力をかけて調理するので、固い肉も柔らかく、味も染み込みやすいのです。カレーや肉じゃが、豚の角煮など普段なら長時間かかる料理も、圧力鍋を使えば調理時間が半分以下でおいしくできます。

圧力がかかるときに蒸気が噴出するので、使用するのが怖いという意見もありますが、正しい使用方法を心がければ安全で素晴らしい時短料理ができます。それでもやっぱり取り扱いが不安というママには電気圧力鍋が便利です。

設定した調理が終わると自動で保温に切り替わるので、ほかの家事にも手が回ります。
26 件

関連記事


  • テニ-とテーオ