ワーキングマザーのコミュニティとは?働くママの孤独を解消しよう
子育てで悩んだり迷ったりしたとき、気軽に相談できるママ友や先輩ママがいてくれると、本当に心強いものです。しかしワーキングマザーはそういった相手を見つける機会が少なく、孤独を感じることがあるでしょう。ワーキングマザーでも参加できるコミュニティについて知り、孤独を解消していきましょう。
ワーキングマザーのコミュニティの種類
子連れで仕事ができるコミュニティカフェ
多様な働き方ができるようになったことで、会社ではなく、「コワーキングスペース」と呼ばれるレンタルオフィスのような場所が増えてきています。自治体が提供しているものや、カフェとしても利用できるものなど、多種多様です。
中でも「子連れOK」としているコミュニティカフェは、ワーキングマザーにとって願ったりかなったりの場所です。一般的なレンタルオフィスよりも、コミュニティ形成に重点を置いているので、同じ「働くママ」同士の繋がりが見つけやすいでしょう。
情報収集の場となる地域のコミュニティ
同じ学年、同じ学区の子どもがいるママ友は、お互い情報交換ができるのでとても頼りになりますよね。そういったご近所のママ友を作るためにも、産休、育休中に地域のコミュニティに参加して、住まいの近いママに声をかけておくことがポイントです。
地域の育児コミュニティは、平日の午前中に開催されている傾向がありますが、土日に開催されているサークルなどもたくさんあるので、ぜひ参加してみてくださいね。
社内にママのコミュニティがある会社も
企業によっては、社内に働くママのためのコミュニティを設けている会社もあります。女性の持つスキルを活かすために、ママが働きやすい職場環境を模索したいと考える企業は多いのです。
ランチタイムを利用したワーキングマザー&ファザーのミーティングや、ママがキャリアアップするための勉強会など、各社趣向を凝らしたコミュニティがあるようです。同じ職場のママ友なら、悩みを共感しやすいかもしれませんね。勤め先にコミュニティがあるかどうか、確認してみるとよいでしょう。
コミュニティに加入するメリットと注意点
ワーキングマザーならではの相談ができる
ワーキングマザーが抱える悩みは、ワーキングマザーでなければ理解できない、共感できないという場合もあるでしょう。そういった意味では、同じ環境に身を置くワーキングマザーに特化したコミュニティに加入することが問題解決に繋がりやすいのかもしれません。
また、女性は解決策を見つけるよりも、「分かる!私も!」と共感してもらうことで気持ちが晴れることも多いものです。「悩んでいるのは自分ひとりじゃない」と分かるだけでも、ホッとできるでしょう。
近所に友だちがいないママの孤独を解消
子どもがいないときは、友人と自由に会うことができていたかもしれませんが、子どもが生まれるとなかなかそういった時間を持つことが難しくなります。行き詰まったときに、自分だけが世の中から取り残されているのではないかと不安を感じるママは少なくありません。
近所にママ友がいると、買い物に出かけたときや仕事帰りなどにばったり会うことがありますね。短時間の立ち話だとしても、ママ友と会話をすることで孤独感が解消され、パッと心が軽くなるものですよ。
ネット発信のコミュニティは個人情報に注意
SNSやママのためのコミュニティサイトなどで、同じような境遇のママが集まるコミュニティは無数にあります。好きな時間に好きなことが発信できて、ストレス発散の場になるでしょう。
ただし、ネット発信のコミュニティは個人情報に注意する必要があります。個人が特定されたり、ちょっとしたことからトラブルに巻き込まれたりする事案も起きています。顔が見えなくても、言葉遣いやマナーは守って利用しましょう。
コミュニティはこんな所で探そう
行政の市民課などの公的機関にチラシがある
掲示板にたくさん掲示があったり、自由に持って帰れるチラシが置いてあったりしますよ。掲示板でよさそうなコミュニティをチェックしたら、連絡先を控えておきましょう。チラシがあれば積極的に持ち帰って吟味してみてくださいね。
開催時間や場所などを考慮して、「これだ!」というコミュニティを見つけたら、代表者に連絡をして詳細を確認してみましょう。地域によっては「土日も働くママ」「双子のママ」「転勤族のママ」など、かなり具体的に特化されたコミュニティもありますよ。