家計簿をずぼらに管理する方法。おすすめの方法と家計簿の考え方
子どものため、自分たち夫婦の将来のため、家のお金の流れを知っておきたいと考えるママは多いですね。しかし「細かい記入や計算が苦手で家計簿がなかなか続かない」と嘆くママも少なくないようです。そこで今回は、家計簿が続かないママでも、簡単につけられるずぼらな家計簿の管理方法をご紹介します。
ずぼらに家計簿をつけたいママにおすすめ
フリーのノートを使って家計簿をつける
アナログ派のママにおすすめしたいのは、市販のフリーのノートに手書きで家計簿をつける方法です。ノートとペン、電卓さえあれば、気軽に始めることができますよ。自分で収支を記入するため、家計の様子を実感できるというメリットもあります。
具体的な書き方としてぜひ参考にしてほしいのが「づんの家計簿」です。インスタグラムで話題になった主婦「づん」さん考案の家計簿で、フリーのノートを使った家計簿のお手本として注目されています。本も出版されているので、興味のある方はチェックしてくださいね。
ノートにレシートを貼るだけで管理する
レシートを貼るときは、項目ごとにまとめて貼っておくとよりお金を管理しやすくなります。例えば食費、交通費、雑費など、大まかに数項目を作って、レシートをその項目ごとに貼ります。毎月項目ごとのレシートの合計を出すことで、お金の流れが大雑把に把握できるようになりますよ。
ママによってはもう一工夫することも。例えば「無駄だった…」と感じた商品にマーカーを引いたり、1週間ごとに見直したりして家計をしっかり管理しているようです。
手書きや計算が苦手なママはエクセル管理
やり方はほかの家計簿同様、大雑把でOK。横列に「食費」「日用品」「光熱費」「通信費」などの項目を作り、そこから下のセルに使った金額を入力していきます。
毎日つける必要はなく、貯めておいたレシートを見るなどして1カ月に1度入力するだけでもおおまかな支出の状況が把握できます。慣れてくれば10分程度で入力を終えることができるようです。
パソコンだけでなく、エクセルのアプリを入れたスマホやタブレットからでも同じデータを編集できます。より手軽に管理できますよ。
ずぼらで記入も入力も大変なときには
手元で袋単位でお金を管理する
アナログ派のママには、あらかじめ必要なお金を袋に入れて家計を管理する「袋分け家計簿」がおすすめです。袋ごとに「食費」「光熱費」「交際費」などに分けて、毎月の予算を管理します。
ポイントは予算を入れる袋(予算の項目)の数を少なくすることです。袋を少なくすることでわかりやすく、また続けやすくなります。
ただし、通常の出費をある程度把握していないと、最初のうちはなかなか1カ月の予算が立てにくいようです。続けるうちに予算がはっきりしてくるので、それまでは少しだけ頑張りましょう。
レシートを撮影するだけのアプリを使用
アプリはほとんどが無料です。使い方は簡単で、主な作業はレシートを撮影すること。多少手入力も必要ですが、ノートに手書きしたりすべて手入力したりするよりはずっと楽です。
アプリによってはレシートに記載された店の名前も自動入力できたり、どの商品をどのくらい購入しているかをグラフで表示する機能があったり、クレジットカードと連携して支出を自動で入力する機能があったりと、家計の見直しに活用できますよ。
パパと共有して家計簿を管理する
ほとんどのアプリは無料ですが、有料版ではより多くの機能を使用することができます。例えば、入力情報から資産の内訳をグラフ化したり、カメラで読み取ったデータをクラウド上に保存できたりとさらに便利です。
アプリによっては電子マネーやポイントなどの情報も設定により自動取得できるため、様々なお金の流れを把握することが可能です。どんなアプリが自分たち夫婦に適しているのか、2人で検討するのも楽しいかもしれませんね。
家計簿をつける理由を考えて楽につき合う
何にいくら使ったかがわかるだけでよい
例えば「あとで調べることがあるかもしれないから何にいくら使ったのかを知りたい」と考えているなら、購入したものを月単位で記録していくだけでOKです。レシートを取っておく、またノートに貼っておくだけでも、いずれ見返したくなったときに確認しやすいですよ。
注意点は、レシートなどを管理する方法や場所をきちんと決めておくことです。「今月はノートに貼ったけど、来月はアプリで読み込みに挑戦」など、あちらこちらに記録や保管をせず、ママ自身が続けやすい方法を一貫するようにしましょう。